
車の維持費の中でも、毎年支払いが発生するのが「軽自動車税種別割」です。軽自動車であるハスラーの税額は、普通自動車と比べて安く設定されていますが、それでも家計への負担は無視できません。
この記事では、ハスラーオーナーの皆さんが知っておきたい軽自動車税の基本情報から、支払い方法、そして税額が高くなる条件まで、詳しく解説していきます。
①「軽自動車税種別割」はハスラーの維持費のひとつ
②ハスラーの軽自動車税種別割が高くなるのはいつ?
③ハスラーの軽自動車税種別割を支払うには?
④軽自動車税種別割は滞納に注意が必要
⑤リバティでお買い得なハスラーを見つけよう!
⑥まとめ
■POINT
・軽自動車税種別割は、ハスラーオーナーにとって毎年支払う必要がある維持費のひとつ。
・軽自動車税種別割の税額は、車両の登録時期や用途によって異なる。
・軽自動車税種別割は毎年4月1日時点の所有者に課税されるため、納税通知書に基づいて納付しよう。
「軽自動車税種別割」はハスラーの維持費のひとつ

ハスラーを所有する上で、切っても切り離せないのが軽自動車税種別割です。軽自動車税種別割の金額は車両の登録時期や用途によって変わります。ここでは、軽自動車税種別割の概要とハスラーにかかる具体的な税額を見ていきましょう。
軽自動車税種別割とは?
軽自動車税種別割とは、軽自動車などの所有者に課税される税金です。この税金は、毎年4月1日時点で軽自動車を所有している人が納める必要があります。つまり、ハスラーを所有している方は、毎年支払わなければならない維持費のひとつといえるでしょう。
納税義務者となるのは、車両の登録住所がある市区町村に住んでいる所有者です。ただし、割賦販売(ローン購入して所有権留保になっている状態)の場合は、実際に車を使用している買主が所有者として扱われます。
また、年度の途中でハスラーを廃車にしたり他の人に譲渡したりしても、基本的にはその年度分の税金は全額納める必要があります。なぜなら、4月1日時点での所有状況で課税が決まるためです。
ハスラーにかかる軽自動車税種別割の税額
それでは、軽自動車税種別割の税額を見ていきましょう。660cc以下の四輪以上の軽自動車の税率は次の通りです。
| 旧税率 (初回新規検査が平成27年3月31日以前の場合) | 標準税率 (初回新規検査が平成27年4月1日以降の場合) | |
| 乗用:営業用 | 5,500円 | 6,900円 |
| 乗用:自家用 | 7,200円 | 1万800円 |
| 貨物:営業用 | 3,000円 | 3,800円 |
| 貨物:自家用 | 4,000円 | 5,000円 |
ハスラーは2014年に初代モデルが登場しているため、2014年式や2015年式(3月末まで)のモデルを所有している場合は旧税率の対象になるでしょう。それ以降のモデルであれば、標準税率となります。
所有しているハスラーが一般的な車両であれば乗用軽自動車なので、自家用車なら年額7,200円~1万800円が目安です。
ハスラーの軽自動車税種別割が高くなるのはいつ?

軽自動車税種別割の税額は、基本の税額から高くなったり安くなったりするケースがあり、ハスラーも当てはまる場合があります。ここでは、軽自動車税種別割の税額がどのようなときに変化するのかを詳しくご紹介します。
最初の新規検査から13年を経過したとき
軽自動車税種別割は、最初の新規検査から13年を経過するタイミングで税額が高くなります。これを重課と言い、重課税率が適用される場合の税額は次の通りです。
| 重課税率 (初回新規検査から13年を経過した場合) | |
| 乗用:営業用 | 8,200円 |
| 乗用:自家用 | 1万2,900円 |
| 貨物:営業用 | 4,500円 |
| 貨物:自家用 | 6,000円 |
旧税率7,200円だった自家用乗用の軽自動車が重課対象になると、1万2,900円になります。ハスラーの場合、2028年には重課対象になるモデルが出てくることでしょう。
自家用の軽課はない
軽自動車税種別割には税額が安くなる軽課税率も設定されています。対象は令和3年4月1日から令和8年3月31日までに初回新規検査を受けた車両で、特定の条件を満たす場合に適用される仕組みです。
この軽課はグリーン化特例といい、初回新規検査を受けた年度の翌年度のみ税額が安くなります。四輪以上の乗用の軽自動車の場合は、対象となる初回新規検査の期間が令和3年4月1日から令和7年3月31日の間に限定されています。
ガソリン車とハイブリッド車の営業用であれば、おおむね50%軽減もしくは25%軽減の対象ですが、自家用の場合は適用がありません。軽減の対象になるかは平成30年排出ガス規制への適合状況によって異なります。
ハスラーの軽自動車税種別割を支払うには?

ハスラーの軽自動車税種別割を支払うときは、どのような流れで手続きを進めるのか気になるかもしれません。軽自動車税種別割の支払方法は地域によって異なり、納税通知書に基づいて納めることになります。それでは詳しく見ていきましょう。
納税通知書に基づいて納める
ハスラーの軽自動車税種別割を納付する際は、各自治体から送付される納税通知書に基づいて手続きを行います。この通知書は4月1日時点でハスラーを所有している方に対して送られるもので、多くの場合5月上旬頃になると自宅に届き、5月末日までに納付する必要があります。
重要なポイントとして、4月2日以降に廃車や名義変更を行った場合でも、その年度分の税金は全額納付しなければなりません。なぜなら、軽自動車税種別割には自動車税種別割のような月割制度がないためです。
納税通知書には納付に必要な情報が全て記載されており、これに従って指定された期限内に納付することで手続きを完了できます。
対応している決済方法が利用できる
軽自動車税種別割の納付には、多様な決済方法が用意されています。従来の現金納付に加えて、現代のライフスタイルに合わせた便利な選択肢が増えているのが特徴です。
主な納付方法として、口座振替があります。事前に手続きを済ませておけば、納期限までに自動的に引き落としが行われるため、うっかり忘れる心配がありません。
また、コンビニエンスストアでの納付も可能で、24時間いつでも支払えるメリットがあります。さらに現代的な方法として、クレジットカード決済やスマートフォン決済アプリも利用できます。
どの納付方法に対応しているかは地域によって異なるため、詳しくは自分が納付する自治体の情報を確認しましょう。
軽自動車税種別割は滞納に注意が必要

軽自動車税種別割の納付は、通知から支払い期限までの期間が比較的短く、うっかり忘れてしまいがちです。もし支払いを忘れて滞納してしまった場合、どのようなリスクがあるのでしょうか。
この記事では、軽自動車税を滞納した場合に考えられるリスクと、万が一、納税通知書をなくしてしまった場合の対処法について解説します。
滞納するとどのようなリスクがある?
軽自動車税種別割を滞納した場合、複数の深刻なリスクが発生します。まず、納期限を過ぎると延滞金が発生し、通常の税率よりも高い金額を納めることになります。滞納が続くと自治体から督促状が送付されたり、財産の差し押さえが実行される可能性があるのです。
加えて、車検にも影響を与えます。軽自動車税種別割の滞納がある場合、車検時に必要な納税証明書が発行されず、車検を受けることができません。これにより公道での運転が不可能となってしまいます。このようなリスクを回避するためにも、期限内の納税を心がけることが大切です。
納税通知書が無いときはどうする?
ハスラーの軽自動車税種別割の納付期間が迫っているはずなのに、納税通知書が届かないケースや、どこかに置いて紛失してしまったケースもあるでしょう。
納税通知書が届かない理由として最も多いのが、引っ越しによる住所変更手続きの不備です。住民票の変更だけでは車検証の住所は自動更新されないため、軽自動車検査協会での住所変更手続きが必要になります。
納税通知書を紛失した場合は、各市区町村の担当窓口に連絡すれば納付書の発行が可能です。納税期限を過ぎると延滞金が発生するため、どちらの場合も放置せず速やかに問い合わせることが大切です。
リバティでお買い得なハスラーを見つけよう!

ハスラーの購入をご検討中なら、ぜひリバティにご相談ください。リバティは、軽自動車からミニバン、SUVまで、幅広い車種を取り扱う大型の自動車専門店です。新車だけでなく、軽届出済未使用車や中古車も多数ご用意しているため、ご予算やご希望にぴったりの一台がきっと見つかります。
ここでは、リバティで軽自動車をご購入いただく際の2つのメリットをご紹介します。お車選びでお悩みのことがあれば、お気軽にお声がけください。
安さにこだわった豊富な在庫
リバティは車を安く提供することにこだわっており、その安さの理由は「薄利多売方式」にあります。1店舗で月に300台以上を販売するという実績があるため、1台あたりの利益を削り、仕入れのコストも抑えることが可能です。
さらに、業務をシステム化したり、少人数体制にしたりすることで、徹底したコスト削減に努めています。さまざまな工夫を凝らして価格を抑えていますので、ぜひリバティの車をご覧になってください。
購入後のカーライフもお任せください
リバティは、ご購入後のアフターサポートも充実しています。新車も中古車もご購入いただいた際は充実した保証プランを用意しており、新車にはメーカーの特別保証を最長10年まで延長するプランもご利用いただけます。
また、国土交通省指定の自社工場を完備した「車検の速太郎」や、大手損害保険会社の指定修理工場での板金修理も可能です。リバティは自動車保険の代理店も行っているため、保険会社4社の中からお客さまにぴったりのプランをご提案します。お車のことでお困りの際は、お気軽にご相談ください。
まとめ

軽自動車のハスラーオーナーにとって、軽自動車税種別割は毎年支払いが必要な維持費です。一般的な自家用ハスラーの税額は、初回新規検査が平成27年4月1日以降であれば1万800円です。しかし、新規検査から13年が経過すると税額が上がる重課が適用されることを覚えておきましょう。
ハスラーが対象の軽自動車税種別割は、普通車が該当する自動車税種別割に比べて安い税額が設定されているため、維持費を安く抑えたい方に向いています。これから、ハスラーの購入を予定している方は、ぜひリバティでお買い得な一台を見つけましょう。






































































































