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  • 車の買取はどんな車でも0円以上で売れる?買取額が付きにくい車の特徴を紹介

    車の買取はどんな車でも0円以上で売れる?買取額が付きにくい車の特徴を紹介

    ミニカーを虫眼鏡で覗く様子
    車の買取はどんな車でも売れるのでしょうか

    車を売りたいと考えたときに「状態が良くないけれど、もしかすると価値が残っているかもしれない」と思ったことはないでしょうか。年式が古い、走行距離が多い、事故歴があるなど、さまざまな理由で買取サービスの利用を悩むことは少なくありません。

    この記事では、車の買取ではどんな車でも0円以上で売れるのかについて詳しく解説していきます。車の買取において価格が付きにくい特徴や売りにくい車を手放すときのポイントについても見ていきましょう。

    目次はコチラ

    ■POINT

    ・車の買取は、下取りよりも高値がつきやすい選択肢のひとつ。

    ・どんな車でも、中古車買取または廃車買取のいずれかで売却できる可能性がある。

    ・売れるか判断が難しい車を手放すときは、まずは中古車買取を試す方が高値になる可能性がある。

    どんな車でも買取を利用できる可能性がある

    右肩下がりに積まれたコイン
    どんな車でも買取で売れる傾向があります

    車を手放すときには、下取りと買取という選択肢があります。加えて、買取にも中古車買取と廃車買取があるため、多くの車はいずれかの方法で買取を利用できる可能性があるでしょう。まずは、どんな車でも買取を利用できる可能性がある理由について詳しく見ていきましょう。

    下取りに比べて買取は高値がつきやすい

    車を手放す際には、ディーラーでの下取りと中古車買取店での買取という2つの選択肢があります。この2つの方法を比較すると、多くの場合、買取の方が下取りよりも高値で売却できる可能性が高いと言われています。

    なぜなら、ディーラーは新車販売が主力事業であり、下取り車は顧客サービスの一環として引き取る傾向があるためです。一方、買取店は中古車の販売が専門分野なので、車の価値をより詳細に評価する傾向があります。

    そのため、なるべく高く売りたいと考えるときは、ディーラーでの下取りよりも買取業者へ依頼したほうが有利だと言えるでしょう。

    中古車と廃車の買取がある

    車の買取には、中古車買取と廃車買取の2つがあります。中古車買取では、再販可能な車両を対象とし、走行距離や車両状態、市場の人気度に基づいて査定が行われます。人気車種やカラーなら高額査定が期待できるでしょう。

    一方、廃車買取は中古車としての価値が難しい車両が対象です。修理可能であれば海外への輸出ルートを活用するなど、水没車や災害車両でも買取対応が可能な場合があります。

    また、廃車買取では車全体が販売できない状況でも、使用可能なパーツや素材を取り出してリサイクルします。つまり、どんな車でも何らかの価値を見出せる可能性があります。

    中古車買取はどんな車でも対応しているわけではない

    車と天秤のオブジェ
    中古車買取では対応できない車もあります

    車を高値で売りたいときは、まず中古車買取が有力な候補です。しかし、中古車買取はどんな車でも対応しているわけではないため、場合によっては買取を断られてしまうこともあるでしょう。ここでは、中古車買取で買取が難しい車の特徴を紹介します。

    修復歴がある車

    修復歴のある車は、買取価格が大幅に下がる傾向があります。車の骨格部分に損傷があると、修理後も安全性能や走行性能に影響を及ぼすリスクが高まるからです。

    買取業者にとって、修復歴車は将来的なトラブルの原因となる可能性があります。そのため多くの買取業者は慎重になり、査定額を低く設定したり、買取を拒否したりするケースも珍しくありません。

    走行できない車

    走行できない車は、エンジン故障や事故による損傷で自走ができない状態を指します。このような車は、多くの買取業者で査定が困難になります。ディーラーの下取りでは、処分費用を請求される場合もあるでしょう。

    不動車にはバッテリー切れや軽度の故障が原因のケースもあり、そのような場合は中古車として売れる可能性があります。

    改造している車

    改造車は一般的な車に比べて中古車市場での需要が少ないことから、査定が厳しくなる傾向があります。改造の内容によっては、安全性に懸念が生じる可能性があり、一般的な中古車としての販売が難しくなるためです。

    しかし、全ての改造車が不利になるわけではありません。高価なカスタムパーツが装着されている場合や純正パーツが残っている場合には、評価が上がることがあります。改造車を売却する際は、改造車に特化した買取業者への相談をおすすめします。

    車の状態が良くても買取できないケースもある

    ミニカーとバツ印のプレート
    車の状態が良くても買取できないケースも確認しておきましょう

    車の買取では、車の状態以外の要素が原因で売却できないケースも存在します。ここでは売却前に確認しておきたい、車の状態が良くても買取できないケースの例を見ていきましょう。

    自動車税種別割を納めていないとき

    車の買取手続きにおいて、自動車税種別割の納税は名義変更に必要不可欠です。そのため、自動車税種別割を納めていない場合は買取自体が困難になります。

    買取業者は車を引き取った後、所有者の名義変更手続きを行わなければなりません。この際、自動車税種別割が未納だと名義変更ができず、買取業者が車を転売することも不可能になってしまうのです。

    車の買取をスムーズに進めるためには、事前に自動車税種別割の納付を済ませておきましょう。

    必要書類がそろっていないとき

    車の買取では、車検証・自賠責保険証明書・リサイクル券・印鑑登録証明書と実印・自動車納税証明書といった書類が不可欠です。

    売却する車が軽自動車と普通車のどちらかによって必要書類が異なりますが、これらの書類がひとつでも欠けていると、買取業者は買取ができなくなってしまいます。

    車の買取を希望するときは、まずは必要書類をそろえる用意をしておきましょう。

    車のローンが完済できないとき

    多くのローン契約では、所有権がローン会社や信販会社に設定されており、名義変更には所有者の同意が必要となります。そのため、ローンを完済するか、残債を一括返済しなければ車を売却できません。

    しかし、ローンで購入した車は、完済していなくても買取に出せる場合があります。一部の買取業者では、売却代金をローン残債の返済に充てるサービスを提供しています。売却額がローン残高を上回れば差額を受け取れますし、下回る場合でも残りの金額を別途支払うことで売却が可能です。

    ローンが残っている車の買取を希望する際は、事前にローン状況を買取業者に相談することが大切です。

    車の鍵を無くしたとき

    車の鍵を紛失した場合はエンジンを始動できないため、車の買取が困難になる可能性があります。

    スペアキーがあればエンジンを始動できますが、紛失している場合はディーラーや鍵屋での再作成が必要となり、出費が発生するため査定額へ影響を与えることもあるでしょう。

    売れるか分からない車を買取で手放すときのポイント

    木製の人形と電球マークが書かれた積み木
    売れるか分からない車を買取で手放すときのポイントをチェックしよう

    車を売りたいと考えていても、車の状態によっては中古車として売れるかどうか分からないことがあるでしょう。ここでは、自走ができず中古車として売れるかどうか分からない車を売るときのポイントを2つ紹介します。

    自走できないときは移動手段を確認する

    故障や車検切れなどで自走できない車を手放す際は、まず移動方法を明確にしておくことが重要です。

    レッカーを利用する場合、数万円の費用がかかることがあります。距離に応じて追加料金が発生するため、事前に買取業者にレッカーサービスの提供状況を確認しましょう。

    買取業者によっては、無料で車を引き取りに来てくれるサービスを提供しているケースもあります。自走ができないときは、移動手段のことも考えて業者選びをすると買取時の手間や費用の負担を減らせるでしょう。

    まずは中古車買取を試す

    廃車だと思っている車でも、諦めずに中古車買取から試してみることをおすすめします。なぜなら、車の状態や市場価値の判断は複雑で、素人目には廃車レベルに見える車でも実際には買取価格がつく場合があるからです。

    一般的に中古車買取と廃車買取を比較すると、中古車としての価値で買取を行う中古車買取のほうが買取価格が高くなる傾向があります。

    車を高く売りたいときはリバティへご相談ください

    リバティドリーム福知山店
    リバティで車の高価買取を目指そう

    車をできるだけ高く売りたいとお考えの方は、ぜひリバティへご相談ください。リバティは、自社買取からの直接販売ができる自動車の大型専門店です。ここでは、リバティの無料査定をご利用いただくメリットを2つ紹介します。

    高価買取に対応している

    リバティでは、自社買取からの直接販売により、中間マージンを一切排除しています。これにより、お客さまにより多くの買取価格を還元することが可能です。


    さらに、自社鈑金工場を併設しているため、キズやへこみによる過剰な減額評価の心配もありません。

    契約後の減額も原則として行っていない点も大きな特徴です。査定時に提示した金額でしっかりと買取させていただきます。対応できる範囲で完全無料の出張査定も実施しているため、ご自宅にいながら査定を受けられます。

    修理前の車の買取も可能

    リバティでは、修理前の車両でも買取を行っています。車検切れの車もお引き取りに伺っておりますので、お気軽にご相談ください。

    また、ローンが残っている車の買取にも対応しています。ローン会社とのやりとりもサポートいたしますので、手続きでお悩みの方もご利用いただけます。まずは約30秒で入力できる公式サイト上のWebフォームから無料査定をお申し込みください。

    まとめ

    ミニカーを持ってOKサインをする男性
    車を売りたいときは、最初に中古車買取を試してみよう

    車を手放す際は、新車ディーラーの下取りよりも、中古車買取店や廃車買取業者による買取のほうが高値がつきやすい傾向です。車の買取には、中古車買取と再販が難しい車でもパーツや素材に価値を見いだす廃車買取があるため、どんな車でも買取を利用できる可能性があります。

    売れるか判断が難しい車を手放すなら、まずは中古車買取を試すのが得策です。リバティでは自社買取・直接販売や自社工場併設により高価買取に対応しており、修理前の車やローンが残っている車の買取もできるため、まずは無料査定でご相談ください。

  • 車の一括査定で見積もりを依頼するには?種類や依頼するときの流れを解説

    車の一括査定で見積もりを依頼するには?種類や依頼するときの流れを解説

    買取と書かれた積み木と木製の車や電卓
    車の一括査定で見積もりを依頼する方法を確認しよう

    愛車を手放すとき、できるだけ高く売りたいと思ったことはないでしょうか。そのためには、複数の買取業者から見積もりを取得することが理想的です。しかし、個別に連絡するのは時間も手間もかかります。

    そこで便利なのが「車の一括査定」サービスです。一度の申し込みで複数の業者から見積もりを取得できますが、種類や選び方によって査定額や使い勝手が大きく変わります。この記事では、.車の一括査定の種類や見積もりを取るときのポイント、一括査定の流れなどを詳しく解説します。

    目次はコチラ

    ■POINT

    ・車の一括査定は、複数の買取業者に見積もりを依頼できる便利なサービス。

    ・一括査定には、大きく分けて「従来型」「オークション型」「事前査定型」の3種類がある。

    ・車の一括査定は多くの業者から営業電話がかかってくる可能性があるため、依頼する業者数を絞るなどの対策が必要。

    車の一括査定の見積もり方法には3種類ある

    電卓や虫眼鏡と査定と書かれたプレート
    車の一括査定の見積もり方法には3つの形式がある

    車の一括査定には、大きく分けて3つの形式があります。まずは一括査定の種類として、以下の3つの特徴について解説します。

    ・従来型

    ・オークション型

    ・事前査定型

    それでは詳しく見ていきましょう。

    従来型

    従来型一括査定は、車の見積もり方法として最も一般的な形式です。Webで申し込みを行うと、複数の買取業者から連絡が届く仕組みになっています。地域密着型の小規模なカーショップからも連絡があるため、自分では見つけられない買取店を発見できる可能性があります。

    従来型の特徴は、実際の査定を前提としている点です。車両情報のみで判断する他の方式と異なり、実車を確認してもらえるため査定の精度が高くなります。車のコンディションや装備品でアピールポイントがある場合、実査定によってその価値を正しく評価してもらえるでしょう。

    一方で注意点もあります。出張査定の関係上、対応エリアが限定されるため、地方では連絡が来る業者数が少なくなる傾向があります。また、査定日程の調整が必要なため、他の方式と比べて電話連絡が多くなる可能性もあるでしょう。

    オークション型

    オークション型一括査定は、複数の買取業者による競売システムです。従来型と大きく異なるのは、電話対応が運営会社1社だけという点です。複数の業者とのやりとりが不要なため、営業電話のストレスを軽減できます。また、全国の業者が参加するため地域に関係なく高値を狙えるメリットがあります。

    注意点として、出品から売却完了まで数日から1週間程度の時間が必要です。さらに、実車査定ではなく車両情報に基づく入札のため、状態が良好な車でも適正に評価されない場合があります。

    事前査定型

    事前査定型は、従来型とオークション型の良さを組み合わせた新しい仕組みです。まず複数の買取業者が車両情報をもとに事前入札を行い、その中から高額査定をつけた上位3社程度と実際に交渉できるシステムになっています。

    事前査定型の特徴は、電話対応の負担を大幅に軽減しながら競争による高値を狙える点です。また、オークション型とは異なり実車査定も行われるため、車の状態やオプション装備を適正に評価してもらえます。

    これらのサービスは選択肢がまだ限られているものの、効率性と査定精度のバランスが取れているため、忙しい方でも利用しやすい方式といえるでしょう。

    車の一括査定で見積もりを取るときのポイント

    POINTの文字と電球
    買取の一括査定で見積もりを取るときのポイントをチェックしよう

    車の一括査定を利用するときは、いくつか意識しておきたい要素があります。ここでは、査定額アップを目指したいときや、対応時の手間を減らしたいときに役立つポイントを見ていきましょう。

    電話対応の量を減らす工夫をする

    車の一括査定では、複数の買取業者から営業電話がかかってくることにストレスを感じることがあります。これは、1回の申し込みで10社以上から連絡が来るケースもあるためです。

    そこで、電話対応の負担を軽減する具体的な工夫をご紹介します。まず、査定依頼する業者数を3社~5社程度に絞り込みましょう。多くの見積もりを取りたい気持ちは分かりますが、対応可能な範囲にとどめることが大切です。

    できる限り電話対応を減らしたいときは、従来型よりも事前入札型やオークション型を利用することを検討すると良いでしょう。

    申込できる件数を確認する

    車の見積もり一括査定では、申込できる業者数をあらかじめ確認することが重要なポイントです。多くの査定額を比較することで愛車の本当の価値を見極められますが、サービスによって申込可能数は大きく異なります。

    ただし、申込数が多いほど良いというわけではありません。大切なのは自分が対応できる範囲で選ぶことです。一度に大量の連絡が来ても適切に対応できなければ、せっかくの高額査定の機会を逃してしまう恐れがあります。電話対応の時間も考慮して、現実的に管理できる件数を選択しましょう。

    売却先の選択肢を広げる

    地方にお住まいの方が車の見積もり一括査定を利用する際は、売却先の選択肢を意識的に広げることが重要です。なぜなら、従来型の一括査定では対応エリアが限定されるため、都市部と比較して査定依頼できる業者数が少なくなる傾向があるからです。

    この問題を解決する方法は、オークション型の一括査定サービスを活用することです。オークション型では地域に関係なく全国の買取店から入札を受けられるため、売却のチャンスが広がります。

    専門性の高い車は専門店にアピールする

    輸入車や旧車、スポーツカーなどの専門性が高い車を売却する際は、その分野に精通した専門店への査定を依頼すると高価買取が目指しやすくなります。


    輸入車専門の買取業者や改造車・カスタムカーの買取業者といった専門店は、その車種特有の価値や希少性を理解しているため、適正な査定額を提示してくれる可能性が高まるでしょう。

    こうした専門店にアプローチするには、提携社数が多いオークション型が向いています。専門性の高い車をお持ちの方は、査定依頼先に専門店を含めることを検討しましょう。

    車の一括査定で見積もりを取るときの流れ

    STEPのチャートとペン
    車の一括査定で見積もりを取るときの流れを確認しよう

    一括査定を利用して車を売却したいときは、前もって売却する際の流れを確認しておきましょう。一般的な売却の流れは、次の4ステップです。

    1.一括査定を申し込む

    2.買取査定業者からの連絡を受ける

    3.査定を受けて買取価格を確認する

    4.売却する

    それでは詳しく見ていきましょう。

    一括査定を申し込む

    一括査定の申し込みは非常にシンプルで、まず一括査定サイトから車種、年式、走行距離などの基本情報を入力します。

    車検証を手元に準備しておくと、正確な情報をスムーズに入力できるため効率的です。これらの必要事項を入力すると、提携している複数の買取業者に一斉に査定依頼が送信される仕組みになっています。

    買取査定業者からの連絡を受ける

    車の見積もり一括査定の申し込み後、複数の買取業者から査定日時を調整するための連絡がかかってきます。これは一括査定を利用する上で避けられないプロセスです。

    通常、他社が買取をする前に対応するために、申し込みをしてすぐに電話がかかってくる傾向があります。そのため、電話に対応しやすいタイミングで申し込んだり、無理のない対応件数になるよう依頼数を調整したりすることが大切です。

    査定を受けて買取価格を確認する

    複数の業者からアポイント調整の連絡を受けた後、実際に査定を受けて具体的な買取価格を確認します。出張査定は無料で行われる傾向がありますが、念のため確認しておくと良いでしょう。出張査定であれば自宅や職場など、都合の良い場所で査定を受けることができます。

    査定では、外装の傷やへこみ、内装の状態、エンジンの調子、走行距離、車検の残存期間、オプション装備などを専門スタッフが詳しくチェックします。その場で具体的な査定金額が提示されるため、各社の価格を比較検討できるでしょう。

    売却する

    提示された査定額を比較検討し、最も条件の良い買取業者を選択したら、いよいよ売却手続きを進めます。この段階で重要なのは、車検証や自賠責保険証明書、リサイクル券などの必要書類を漏れなく準備することです。

    契約締結時には、売却価格だけでなく引き渡し日程や入金スケジュールも確認しましょう。入金確認をもって、 一括査定を活用した車の売却は完了となります。

    車の一括査定で見積もりを取るメリットとデメリット

    MeritとDemeritと書かれたプレート
    車の一括査定で見積もりを取るメリットとデメリットを確認しよう

    車の一括査定は、一度に複数の買取業者へアプローチできるため便利な方法ですが、メリットがある一方でデメリットも存在します。ここでは、車の一括査定を利用する際のメリットとデメリットを見ていきましょう。

    車の一括査定のメリット

    車の一括査定を活用することで、効率的に査定額を比較し、高値での売却が目指しやすくなります。従来なら複数の買取店を個別に回る必要がありましたが、一括査定なら一度の情報入力で複数業者へ同時申し込みが可能です。これにより時間や労力を大幅に削減できるでしょう。

    査定額は業者によって数十万円もの差が生じることも珍しくありません。そのため、複数社の見積もりを比較することで、愛車の適正価格を把握し、買い叩きを防げます。

    さらに、出張査定を利用すれば、自宅や指定場所まで査定士が訪問してくれるため、移動の手間も不要です。競合他社がいることを各業者が認識するため、より良い条件を引き出しやすくなります。このように、一括査定サービスを上手に活用することで、納得のいく売却価格での取引が期待できるでしょう。

    車の一括査定のデメリット

    一方で、車の一括査定には注意すべきデメリットも存在します。最も大きな課題は、申し込み後に複数の買取業者から一斉に営業電話がかかってくることです。

    また、複数の業者と査定日時の調整や価格交渉を個別に行う必要があるため、時間的な負担が大きくなる可能性があります。

    さらに、強引な営業や押し買いをされる可能性もあります。「今すぐ決めてください」といった即決を迫られても、冷静に対応することが大切です。地域によっては対応できる買取業者が限られるため、期待した査定数を確保できない場合もあるでしょう。

    車の買取はリバティへお任せください!

    リバティ栗東店の車両展示場
    リバティで車の高価買取を目指しましょう

    手間を減らして車を高値で売りたいと考えるときは、ぜひリバティの無料査定をお試しください。リバティは高価買取できる仕組みを整えており、出張査定にも対応しています。ここでは、リバティの買取サービスの特徴を見ていきましょう。

    自社買取からの直接販売で高価買取を実現

    リバティが高価買取を実現できる理由は、自社買取から直接販売までを一貫して行っているシステムにあります。総在庫6,000台、年間販売台数2万台という規模で運営することで、中間マージンを一切排除しています。

    従来の買取店では、買取した車を業者オークションに出品し、そこから別の販売店が仕入れるため複数の手数料が発生します。しかし、リバティは買取から販売まで自社で完結するため、その分を査定額に還元できるのです。

    さらに、自社に鈑金工場を併設していることで、キズやへこみなどによる過剰な減額評価を防いでいます。このような仕組みにより、リバティなら高価買取が可能です。

    リバティの買取は簡単4ステップ

    リバティでの車買取は、忙しい方でも利用できる簡単な4ステップで完了します。

    まず、わずか30秒ほどの入力で完了する無料査定の申し込みからスタートします。必要な情報は車種名、年式、走行距離のみで、おおよその数値で構いません。WEBからの申し込みは24時間受け付けており、お電話の場合は10時~18時半の間で対応しておりますので、お客さまの都合に合わせて選択いただけます。

    次に、担当者からの連絡を通じて、査定日時や場所を決定します。実車査定では、専門スタッフが内外装や装備を詳しくチェックし、査定金額をお伝えします。最後に、提示金額にご納得いただければ売却手続きを進めます。事前に正しい情報をご申告いただけていれば契約後の減額は一切ないため、お気軽にお任せください。

    まとめ

    電卓と木製の車
    車を手放すときは高価買取を目指そう

    車の一括査定には、多くの業者から電話連絡が来る従来型、電話対応が1社で済むオークション型、そして両者のメリットを組み合わせた事前査定型の3つの形式があります。それぞれに特徴があるため、自分のスタイルや車の種類に合わせて選びましょう。

    電話対応の負担を減らすには、依頼業者を絞り込んだり、オークション型や事前査定型を利用したりする工夫が役立ちます。できる限り手間を減らしながら高価買取を目指したいときは、ぜひリバティの無料査定をお試しください。

  • 車の買取の最低価格は?どのような車でも0円以上で売れるのかを解説

    車の買取の最低価格は?どのような車でも0円以上で売れるのかを解説

    円マークが書かれた積み木と木製の車
    車の買取の最低価格を確認しよう

    愛車を手放すとき、「いくらで売れるのだろう」と気になる方は多いのではないでしょうか。特に古い車や走行距離が多い車をお持ちの方は、「買取価格が付かないかもしれない」と不安に思うかもしれません。

    この記事では、車の買取の最低価格はどのくらいなのかについて詳しく解説します。同じ車を売却する場合でも、方法によって買取価格が変化するため、高く売るためのポイントもチェックしておきましょう。

    目次はコチラ

    ■POINT

    ・車の買取価格は年式や走行距離、修復歴などによって大きく変動する。

    ・中古車としての価値がない車は、一般的な買取や下取りでは価格がつかないことがある。

    ・廃車買取業者は車の部品や素材を評価するため、価格がつかない車でも買い取ってもらえる可能性がある。

    車の買取の最低価格はいくら?

    2つのミニカーと電卓
    車の買取の最低価格はいくらでしょうか

    状態が優れなかったり年式が古かったりするときは、査定時の最低価格が気になるかもしれません。車を売却する手段はいくつかあるため、場合によっては査定額が付かないこともあります。しかし、売却方法を工夫すると、同じ車でも0円以上で売却できる可能性があるのです。

    中古車買取では査定額が付かないことがある

    中古車としての価値で車を売りたいときは、「下取り」や「中古車買取」が選択肢です。そして、このような方法で中古車として手放すときは、査定額が0円となるケースがあります。

    例えばディーラーでの下取りでは、新車販売促進が主目的であるため、古い車や多走行車に対する査定が厳しくなる傾向があるのです。廃車扱いになると処分が必要になり、廃車手続きの代行費用などが発生することもあるでしょう。

    また、中古車買取でも同様に、年式の古さや走行距離の多さ、事故歴などが重なると中古車としての商品価値が認められず、査定額が0円になってしまうことがあります。

    廃車買取なら0円以上で売れる可能性がある

    中古車買取で価格が付かない車でも、廃車買取業者なら0円以上で売却できる可能性があります。なぜなら、廃車買取業者は中古車としての価値ではなく、車体に使われている部品や金属素材として評価するためです。

    廃車買取専門業者は、エンジン部品やボディパーツを修理用のリサイクル部品として活用できるか判断します。さらに、車体の鉄や金属素材も再資源化できるため、状態が優れない車でも買取できる傾向があるのです。

    ただし、中古車買取に比べて廃車買取のほうが買取価格が下がるため、まずは中古車買取を試してみることをおすすめします。

    車の中古車買取で最低価格になるケースは?

    TO DO LISTと車のオブジェ
    車の中古車買取で最低価格になるケースを確認しよう

    車の中古車買取で最低価格になるケースでは、主に次の4つが挙げられます。

    ・走行距離が長すぎる場合

    ・年式が古すぎる場合

    ・水没車や修復歴車の場合

    ・故障して自走できない場合

    それでは詳しく見ていきましょう。

    走行距離が長すぎる場合

    車の買取において査定額が付きにくくなる要因のひとつが、走行距離の長さです。一般的に、普通自動車の年間走行距離は1万kmとされています。この基準を大きく上回る車両は、査定で不利な評価を受ける傾向があります。

    特に走行距離が10万kmを超えた車や、20万kmを超えた過走行車は、中古車市場での需要が大幅に減少するためです。ただし、国内で値段が付かない過走行車でも、海外輸出を得意とする買取業者であれば、売却できる可能性があります。

    年式が古すぎる場合

    年式の古い車両も、車の買取で査定額が最低価格となるケースのひとつです。新車購入から5年が経過すると買取価格は大きく下がる傾向にあります。これは新車保証期間が終了し、故障や不具合のリスクが高まると判断されるためです。

    さらに深刻な節目が10年落ちで、この時期になると消耗品の交換時期を迎え、維持費がかさむ心配から中古車としての売れ行きが悪化します。また、新車登録から13年経過すると税負担が増加するため、古い車の所有を敬遠する傾向が強まるため、買取価格が下がりやすくなるのです。

    水没車や修復歴車の場合

    水没車や修復歴車も、車の買取で査定額が最低価格となる典型的なケースです。修復歴車とは、フレームなど車の主要な骨格部分に修復履歴がある車両を指します。このような車両は修理後も不具合を起こす可能性が高く、買取業者にとってリスクが大きいため、査定額が大幅に下がってしまうのです。

    水没車は水害などで車が水没した履歴を持つ車両で、電子部品の故障リスクが高いため、修復歴車と同様に査定額に深刻な影響を与えます。このように、通常の車に比べてコンディションに不安が残る車両は買取価格が下がる可能性があるのです。

    故障して自走できない場合

    故障して自走できない不動車も、車の買取で査定額が最低価格となる可能性があります。エンジンの始動不良や重要な機械部品の故障により自走が困難な車両は、査定を断られることや、査定が受けられても0円評価となる場合があります。

    廃車になれば処分費用を請求されるケースもあるでしょう。車の買取価格は、車の年式やコンディションによって大きく変化することを覚えておくことが大切です。

    車の買取で高く売るためにできること

    右肩上がりに積まれた積み木とミニカー
    車の買取で高く売るためにできることを確認しよう

    車の買取価格は個体差があるため、売り方によって査定額が変化することがあります。できるだけ高く売りたいと考えるときは、査定前に行える準備をしておくことが大切です。ここでは、車の買取で高く売るためにできることについて見ていきましょう。

    純正パーツを用意しておく

    社外パーツでカスタマイズした車を査定に出す際は、純正パーツも一緒に用意することが大切です。カスタムパーツは個人の好みが強く反映されるため、一般的にはプラス査定にならない場合が多いからです。

    中古車市場では、幅広い顧客層に対応できる純正仕様の車の方が需要が高く、買い手が見つかりやすいという背景があります。そのため、社外品に交換していても、査定時に元の純正パーツを用意しておくとよいでしょう。

    車の掃除を済ませて査定を受ける

    査定前の車内外の清掃は、査定額アップの可能性を高める準備のひとつです。清潔な車両は査定士に好印象を与えるだけでなく、日頃の整備状況や車両への愛情を示す重要な要素となります。

    車内の掃除ではシートの汚れやほこり、食べかすなどを徹底的に除去し、車外では洗車を行うとよいでしょう。ただし、過度な修理や部品交換などは実際の査定額の上がり幅よりも高い出費になる可能性があるため、費用対効果を考慮する必要があります。

    複数の買取店で査定を受ける

    車の買取価格は業者によって大きく異なります。なぜなら、仕入れた車の再販ルートや提携先の中古車店が各店舗で異なるためです。

    できれば2社~3社ほど見積もりを依頼し、査定額や内容の比較を行うことをおすすめします。複数社の査定を受けることで、買取相場の目安もつかみやすくなるでしょう。

    車の高価買取を目指すならリバティへご相談ください

    リバティイオンモール橿原West Village店の車両展示場
    リバティで車の高価買取を目指そう

    リバティは軽自動車からミニバンSUVまで全車種を取り扱う自動車の大型専門店です。販売はもちろん、下取りや買取にも力を入れており、高価買取ができる体制を整えています。ここでは、リバティへ車をお売りいただくメリットを紹介します。

    自社買取・直接販売で高価買取を実現

    リバティが高価買取を実現できる理由は、自社買取・直接販売システムにあります。

    一般的な買取店では、買取した車をオークションや販売店へ引き渡すため、中間マージンが発生してしまいます。しかし、リバティでは買取した車を直接販売することで、中間マージンを完全に排除しているのです。

    さらに、自社鈑金工場を併設しているため、軽微な傷やへこみがあっても過剰な減額評価を行いません。このような独自のシステムにより、高価買取価格の提示が可能となっています。

    無料査定は簡単30秒の入力で申し込める

    リバティの無料査定のお申し込みは、わずか30秒の簡単なWebフォームの入力で申し込みが完了します。リバティでは忙しい方でも手軽にご利用いただけるように、入力項目を必要最小限に絞っているのが特徴です。

    また、電話からのお申し込みも受け付けているため、ご利用しやすい方法をお選びいただけます。対応可能な場所であれば出張査定も無料で行っていますので、お気軽にご相談ください。

    まとめ

    右肩上がりに積まれたコインとミニカー
    車の買取で最低価格以上の査定を目指そう

    車の買取の最低価格は、中古車としての価値がないと判断されると、下取りや一般的な中古車買取では査定額が0円になるケースもあります。

    しかしこのような場合、廃車買取業者であれば、車の部品や金属素材として価値を評価するため、0円以上で売却できる可能性があるでしょう。

    ただし、廃車買取より中古車買取のほうが価格が高くなる傾向にあるため、まずは中古車買取を試してみるのがおすすめです。愛車をなるべく高く売りたいときは、ぜひリバティの無料査定をお試しください。

  • 車を買い替えるときの下取りと買取の違いは?手続きの流れも紹介

    車を買い替えるときの下取りと買取の違いは?手続きの流れも紹介

    ディーラーのショールームに並んでいる車
    下取りと買取の違いと特徴を理解して自分に合った買い替え方法を選ぼう

    車の買い替えで今まで乗っていたマイカーを手放す際の方法は、「下取り」と「買取」という2種類があります。そのため、どちらを選べばよいか分からず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

    どちらが適しているかは状況によって異なるため、それぞれの特徴を知ることが大切です。そこでこの記事では、下取りと買取の違いと選び方を紹介します。

    これから車を買い替える方は、自分に適した方法を選ぶためにもこの機会に一通りチェックしておきましょう。

    目次はコチラ

    ■POINT

    ・下取りは次の車を購入する店舗に売却する方法で、手続きがスムーズなのが魅力である。

    ・買取は中古車買取業者に売却する方法で、買取価格が高くなりやすいメリットがある。

    ・売却する時期や走行距離・車の状態に意識を向けることで高額査定を引き出しやすい。

    車を買い替えるときの売却手段には下取りと買取がある

    車のホイール部分を念入りに確認してメモしている査定士
    下取りと買取にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、正しく理解することが大切

    車を買い替える際にマイカーを売却する方法には、大きく分けて下取りと買取の2種類があります。下取りと買取では、どちらを選ぶとよいのでしょうか。ここでは、それぞれの違いとメリット・デメリットを紹介します。

    下取りの特徴

    下取りは新車を購入するディーラーに今まで乗っていた車を売却する方法です。下取りのメリット・デメリットには以下があります。

    メリットデメリット
    ・購入と売却の手続きが1箇所で済む
    ・売却代金をすぐ購入費用に充当できる
    ・売却金額が買取より低くなりやすい
    ・売却で得た資金を下取りしたディーラーでの車購入以外に使えない

    下取りを利用する最大のメリットは、購入・売却の手続きがスムーズになることです。1箇所で手続きが完了するため、手間を削減して時間を有効活用できます。

    一方で売却価格が低くなりやすく、資金の用途が限られるのがデメリットといえるでしょう。買取価格の高さより時間の節約を重視する方におすすめの方法です。

    買取の特徴

    買取は中古車を扱っている業者に売却する方法で、車を購入する業者と違う業者への売却も可能です。買取を利用するメリット・デメリットには、以下のようなものがあります。

    メリットデメリット
    ・売却価格が高くなりやすい
    ・複数社の査定額を比較しやすい
    ・中古車への買い替えでも利用できる
    ・売却で得た資金を自由に使用できる
    ・下取りより査定・売却に手間がかかる
    ・信頼できる中古車買取業者を探す必要がある
    ・納車と売却のタイミングを合わせるのが難しい

    買取は車を購入する業者と異なる業者に売却するケースが多く、それぞれの業者と手続きする必要があります。一方で下取りより高く買い取りしてもらえるケースが多いため、ある程度の手間をかけてでも高く売却したい方におすすめです。

    車を手放すときに下取りと買取を選ぶポイント

    POINTと書かれたブロックが置いてある様子
    売却方法で悩んだら、下取りと買取のどちらのメリットが大きいか考えるとよい

    今まで乗っていた車を手放す際に、下取りと買取のどちらがよいか迷うこともあるでしょう。そのようなときは、ここで紹介するポイントを総合的に考慮して判断することをおすすめします。

    車を買い替える際に何を重視するかによって適した方法が異なるため、この機会に一通り確認しておきましょう。

    買い替えの手間を減らしたいとき

    できるだけ手間を削減して売却に時間をかけたくないのであれば、下取りを利用するのがおすすめです。車を購入するときに下取りを依頼すれば、購入と売却の手続きを同時に進められます。

    下取りで得た資金は直接購入代金に充当され、支払うのは差額だけで済むのもメリットです。購入・売却の手続きや代金のやりとりにかかる手間を削減できるのは、大きなメリットといえるでしょう。

    高く売りたいとき

    できるだけ高くマイカーを売却することを重視するなら、中古車買取業者への売却がおすすめです。業者を探して査定を受け、価格を比較・検討して売却先を決めます。買取なら売却先を自由に選べるため、高値を提示してくれるところを選べるのが特徴です。

    それぞれの業者に車両を持ち込んで査定を受けたり、価格交渉したりする手間がかかるものの、売却額を重視したい方に向いています。

    車を手放すとき

    車を買い替えるのではなく、単純に手放すときは買取を選びましょう。下取りは新車の購入と同時にマイカーを売却する方法であり、手放すときには利用できません。

    そのため、車を手放すなら中古車買取業者に連絡して査定を受け、売却先を決めましょう。買取は新しい車を購入しなくても、問題なく利用できます。また、マイカーの売却で得た資金の使途は車の購入に限らず、自由に使用可能です。

    車の買い替えで下取りや買取の査定額を高くするには?

    ボディを細かくチェックしてシートに記録している査定士の様子
    いくつかのコツを意識することで下取り・買取価格を引き上げられる可能性がある

    車を買い替えるときには、下取りと買取のどちらを利用するとしても高額査定を引き出すために工夫することが大切です。ここでは、高額査定を引き出す3つのコツを紹介します。

    できるだけ高値で売却すれば新しい車を購入するための費用を増やせるため、査定を依頼する前にチェックしておきましょう。

    売却時期にこだわる

    中古車の需要が高まる時期があるため、その時期を選んで売却することで高値査定を引き出せるでしょう。中古車の需要は1月~3月や9月頃に高まることが考えられるため、この頃に買取を強化する傾向があります。

    そのため、可能であれば高く売れる時期に査定を依頼するとよいでしょう。ただし、時期を見計らったことでその分車が古くなり、買取価格が下がるリスクもあります。例えば、待っている間に新型車が発表されると、型落ちになって大きく価値が低下するため注意が必要です。

    走行距離が大台を超える前に手放す

    中古車の査定では、走行距離が長くなればなるほど価格が下落します。走行距離が長くなるほど車両の劣化が進むだけでなく、ユーザーも走行距離が少ない車を優先して購入する傾向があるためです。

    走行距離の目安は、10万kmとされています。10万kmに達しそうな車を売却する場合は、到達する前の売却を検討するとよいでしょう。

    また、年式と走行距離のバランスも重要とされています。初度登録から1年経過するごとに1万kmがひとつの目安とされています。こちらも併せてチェックしておきましょう。

    プラス査定につながる要素を確認しておく

    車の査定においては、プラス査定につながる要素とマイナス査定につながる要素があります。それぞれの例を挙げると以下の通りです。

    プラス査定になる要素の例マイナス査定になる要素の例
    ・オプションの装備状況
    ・純正パーツの有無
    ・適切な点検・整備の実施
    ・修復歴や水没歴の有無
    ・ボディの傷
    ・車内の汚れ

    社外パーツでカスタマイズしている場合は、純正パーツに戻しておくとよいでしょう。また、点検・整備記録(メンテナンスノート)を用意し、査定時に提示するのもおすすめです。高額査定を引き出すには、事前の準備が欠かせません。

    下取りや買取で車を買い替えるときの流れ

    買い替えの手続きをスムーズに進めるため、ここで基本的な流れをチェックしておきましょう。下取り・買取を利用してマイカーを買い替える場合の流れは、以下の通りです。

    1.予算や買い替え目的を決める

    2.売却する車の所有者やローン残高を調べる

    3.購入する車を決めて見積もりを取得する

    4.下取り・買取の査定に出す

    5.車の購入・売却に必要な書類をそろえる

    6.それぞれの業者と売買契約を締結する

    契約が完了したら、契約内容に従って購入した車を受け取り、売却した車を引き渡します。車の所有者が自分でない場合は、事前に移転登録や所有権留保の解除といった手続きが必要です。売却できる状況を整えて、車の査定を受けましょう。

    車の買い替えはリバティへお任せ!

    イオンモール橿原West Village店の車両展示場
    車の買取も買い替えもリバティへお任せください

    車の買い替えをお考えの方は、ぜひリバティをご検討ください。ここでは、リバティにマイカーを売却するメリットを紹介します。高額査定を重視する方、手間を削減したい方のどちらにもおすすめです。

    下取りも買取も利用できる

    リバティは購入・販売の両方を手掛けており、買い替えたい方も手放したい方にもおすすめの中古車取り扱い業者です。また、両方を手掛けることで買取した車を自社の店舗で販売でき、流通にかかるコストを削減しています。

    その分を買取価格に反映することで、高値買取を実現しているのがリバティの魅力です。新しい車の購入とマイカーの売却を同時に進められるため、手間を削減したい方にもおすすめと言えます。スムーズかつ有利な条件で買い替えを進めたい方は、ぜひリバティをご利用ください

    多種多様な車種を取り扱い

    リバティでは軽自動車やSUV・セダン・ミニバンなど、多種多様な車種を扱っているため用途や好みに応じて選べます。ライフスタイルの変化に伴って車を買い替える方や、セカンドカーを探している方にもおすすめです。

    検討している車が遠方の店舗にある場合は、近くの店舗に陸送できます。別途陸送費用がかかることもありますが、気になる車がある場合はお気軽にお問い合わせください。

    まとめ

    駐車場に止まっているステーションワゴン型の自動車
    下取り・買取を賢く利用して有利な条件で車を買い替えよう

    車の買い替えで古い車を売却する場合、下取りと買取という2通りの選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、事前に確認して自分に合ったほうを選ぶことが大切です。

    リバティでは中古車の買取・販売の両方を手掛けており、車の買い替えにもスムーズに対応可能です。自社流通を基本とすることでコストを削減し、その分を買取価格に反映しています。

    また、多種多様な車を販売しており、ニーズやライフスタイルに合った1台を選べるのも魅力です。マイカーをできるだけ高く売却して買い替えたい方は、ぜひリバティにご相談ください。

  • 軽自動車の下取りは可能?高値査定を引き出すコツを紹介

    軽自動車の下取りは可能?高値査定を引き出すコツを紹介

    スズキが製造した車のフロントマスク
    今の軽自動車を手放して買い替えるなら、下取りを利用するとスムーズに手続きできる

    車の買い替えを検討していて、今乗っている軽自動車を下取りに出そうと考えている方もいるのではないでしょうか。車を手放すときには、いくつかのコツを押さえておくことでより有利に売却できる可能性が高くなります。

    そこでこの記事では、軽自動車を下取りに出すときに意識したいポイントや相場の調べ方を紹介します。より高値で売却するために覚えておきたいポイントも解説するため、この機会にチェックしておきましょう。

    目次はコチラ

    ■POINT

    ・下取り価格はメーカー・ディーラーのシミュレーションサイトや中古車買取業者の相場情報ページで確認できる。

    ・少しでも有利な価格で売却したい方は、下取りより買取サービスを利用するとよい。

    ・純正パーツをそろえたり需要が高まる時期にタイミングを合わせたりするのも、有利に売却するポイントといえる。

    軽自動車の下取り価格の調べ方

    中古車販売店の店頭に並んでいる多くの車
    事前にシミュレーションサイトや相場情報を確認して下取り価格の目安をチェックしよう

    軽自動車を下取りに出す際には、適切な価格であるか判断するためにも、事前に相場を調べておくことが大切です。ここでは、下取りに出したい車の相場を調べる2つの方法を紹介します。

    できるだけ複数の方法で相場をチェックし、どの程度の価格が適正かを調べておきましょう。

    シミュレーションサイトで調べる

    メーカーやディーラーの公式サイトに下取り価格シミュレーションページがあるときは、そこで調べるとスムーズです。表示される指示に従って売りたい車のメーカーや車種・年式・走行距離などの必要事項を入力すれば、おおよその価格が表示されます。

    ただし、ここで表示される価格はあくまでも参考であり、傷の有無や各パーツのコンディションは反映されていないことを考慮する必要があるでしょう。

    相場情報から予想する

    中古車買取業者が自社の公式サイトで、買取価格の相場を公開しているケースもあります。車種・グレード・年式などの必要事項を入力すると、どの程度の価格が付くのかを調べられるでしょう。

    この方法でチェックできるのも参考価格ですが、車検の残り期間などの要素を加味できるケースがあります。

    また、中古車買取業者によっては直近の実績を掲載していることもあるため、実績から近い条件の車がどの程度の価格で取引されているか確認すれば、より正確な価格を把握できるでしょう。

    軽自動車は下取りで手放せる

    駐車場に並んでいるホワイトやレッドの車
    下取りと買取の特徴やメリット・デメリットを把握して手放す方法を選ぼう

    車の買い替えで今乗っている軽自動車を手放す方法には、買取という手段もあります。それぞれ特徴が違うため、自分が何を重視するかに応じて適したほうを選ぶことが大切です。ここでは、下取り・買取双方の特徴やメリット・デメリットを紹介します。

    下取りの特徴

    下取りは次の車の購入先に古い車を買取してもらう方法で、購入と売却の手続きをワンストップで済ませられてスムーズなのが魅力です。売却するために複数の店舗を回る必要はなく、時間を節約できます。

    また、購入した車の納車と古い車を引き渡すタイミングを合わせやすいのもメリットです。車がない期間があると困る方にも適しています。

    しかし、下取り価格は中古車取り扱い業者の買取価格に比べて、低くなりやすいのがデメリットです。そのため、下取りは売却価格の高さより手間を削減することを重視する方に向いています。

    買取の特徴

    買取は中古車の買取を実施している業者に売却する方法で、下取りとは異なり新しい車を購入しない場合でも利用できます。また、どこに売却するかも自由なため、査定額を比較・検討して有利な条件を提示してくれる業者を選べるのもメリットです。

    一方、複数業者に査定を依頼するとなると、日程の調整や車両の持ち込みなどの手間がかかります。価格交渉が必要なときも、個別に連絡しなければなりません。従って、買取は多少手間がかかっても価格を重視したい方におすすめです。

    軽自動車を高く売るなら下取りよりも買取がおすすめ

    車をチェックして査定している査定士
    いくつかのコツを押さえて査定に臨むと高値を引き出しやすい

    今乗っている軽自動車を高く売りたいと考えているなら、下取りより買取を利用するのがおすすめです。さらに、ここで紹介する4つのポイントを意識することで、より有利に売却を進められます。

    マイカーを高く売却できれば新しい車を購入する資金を増やせるため、査定を依頼する前に確認しておきましょう。

    査定を依頼する前に相場を調べる

    中古車買取業者に査定を依頼する前には、売りたい車と似たような条件の車がどの程度の価格で取引されているかを調べましょう。メーカーやディーラーの下取りシミュレーションページや、中古車買取業者の相場情報ページを利用するのがおすすめです。

    車種や年式・走行距離などが似ている車の相場をチェックすることで、どの程度の価格が付きそうかある程度把握できます。また、査定額に不満があるときに相場を根拠に交渉できるのも、事前にリサーチしておく大きなメリットです。なお、車の価格は時期によって大きく変動します。そのため、相場は査定に出す直前に確認しましょう。

    売却するタイミングを見計らう

    日本国内において、車の需要は毎年3月~4月や9月頃に高くなる傾向があります。中古車販売店は需要が高くなる時期に備えて車両を仕入れるため、直前の1月~2月や7月~8月に買取を強化するのが通常です。

    買取を強化する時期はその他の時期より高く売りやすいため、タイミングを見計らって売るのもひとつの方法と言えます。業者が買取を強化する時期が近い場合は、多少待ってもよいでしょう。

    ただし、車は古くなるほど価値が低下するのが通常です。タイミングを合わせるために待っていると、その分車が古くなり、価格が下落するリスクもあります。従って、あまり長期間待たないことも重要です。

    純正パーツをそろえておく

    メーカーやディーラーが販売している純正パーツは需要が高く、装備しているとプラス査定につながります。そのため、車を購入したときに装着した純正パーツは、一通りそろえておくことが大切です。

    社外パーツでカスタマイズしている際には、査定に出す前に純正パーツに戻しておくことをおすすめします。社外パーツはよほど人気があるパーツでない限り、プラス査定にはつながりにくいためです。

    査定額を比較する

    より有利な条件で買い取ってもらうためにも、複数社で査定を受けて比較・検討することも大切です。事前に相場を調べていても、車の価値を正確に知るには実車査定を受ける必要があります。

    1社でしか査定を受けていないと、提示された金額が適切なのか判断するのは難しいでしょう。2社~3社で査定を受けて比較・検討することで、実際の相場がどの程度なのか、どこに売却すると有利なのかを判断しやすくなります。

    複数業者に依頼するとその分手間がかかるものの、メリットは大きいといえるでしょう。まずは自宅近くにある中古車買取業者から信頼できそうなところをいくつかピックアップし、査定を依頼しましょう。

    軽自動車を高値で売るならリバティへ!

    リバティドリーム福知山outlet店の車両展示場
    リバティで軽自動車の高価買取を目指そう

    これから軽自動車を売却して新しい車に買い替えようと考えている方は、ぜひ一度リバティに査定をご依頼ください。ここでは、リバティにマイカーを売却するメリットを2つご紹介します。

    自社流通を基本とすることでコストを削減

    リバティのビジネススタイルは買取した車両を自社の店舗で販売するもので、オークションを含めて別の業者に売却するものではありません。そのため、流通にかかる手数料のような中間マージンを削減でき、削減分を買取価格に反映しています。

    できるだけ高値で売却して買い替えの資金を調達したいと考えている方は、ぜひリバティに査定をご依頼ください。さまざまな車種の車を扱っているため、どのような車を売りたい場合でも対応できます。

    車の買い替えにも対応可能

    リバティ各店では多くの車をラインアップしていて、グループ全体の在庫数は約6,000台です。軽自動車だけでなく普通自動車のミニバンやSUV・セダンなどを幅広く扱っているため、ニーズや好みに応じて適した1台を選べます。

    リバティで新しい車の購入とマイカーの売却の両方が可能なため、手続きをスムーズに進められるのもメリットです。

    登録(届出)済未使用車をはじめとした、コンディションがよい車も販売しています。ぜひリバティで自分に合った1台がないかお探しください。

    まとめ

    森の中を走行しているオレンジのスズキ ハスラー
    軽自動車の買い替え時は高価買取を目指そう

    車の買い替えで軽自動車を下取りに出すときは、適正な価格で売却するためにも、事前に相場を調べることが大切です。さらに、タイミングを合わせたり純正パーツをそろえたりすると、より高値で売却できる可能性が高まります。

    さらに有利に売却したいのであれば、ぜひリバティに査定をご依頼ください。リバティは自社買取・自社販売を基本にしていて、コストを削減している分を買取価格に反映しています。

  • 車の買取で減額される原因は?代表的な原因とトラブル時の対処法を紹介

    車の買取で減額される原因は?代表的な原因とトラブル時の対処法を紹介

    車のエンジンルームをチェックしている人
    車の買取ではさまざまな理由で減額を求められることがある

    マイカーをできるだけ高く売りたいと考えている方にとって、契約後の減額は大きなリスクです。しかし、車の売買は頻繁に経験するものではないため、どのような原因で減額されるのか、いざ減額を求められたときにどう対処すれば良いのか分からず、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

    そこでこの記事では、車の買取で契約後に減額される代表的な理由と、トラブルに巻き込まれたときの対処法を紹介します。いざというときに落ち着いて対処できるよう、この機会に一通りチェックしておきましょう。

    目次はコチラ

    ■POINT:

    ・修復歴や水没歴の判明・機関系のトラブルなど、車の買取で減額される理由はさまざまである。

    ・不具合の内容や発覚の経緯によって、応じる必要がある場合とない場合に分けられる。

    ・減額を要求されたときは、すぐに応じるのではなく専門家に相談しつつ適切に対応することが大切である。

    車の買取で契約後に減額される主な原因

    車の状態を細かくチェックしている人の様子
    修復歴・修理歴が判明するなどのトラブルがあると、買取金額が減額されやすい

    中古車買取業者との契約後、減額される原因は修復歴や水没歴など多岐にわたります。ここでは、どのような車が減額の対象になりやすいのかを紹介します。

    契約後に減額されるのを防ぐためにも、ここで紹介する要素について、もし心当たりがある場合は査定を依頼する段階で事前にきちんと伝えましょう。

    修復歴が判明した

    中古車市場において、修復歴車とは車の骨格部分にダメージを受けた車を指します。一度ダメージを受けていれば、きちんと修理していても修復歴車です。「車の骨格部分」とは、具体的に以下のパーツを指します。

    ・フレーム

    ・フロア

    ・ピラー

    ・インサイドパネル

    ・トランクフロア

    ・ダッシュパネル

    修復歴車を避ける購入者も多く、中古車市場における価値が大きく下がるため、買取価格も修復歴がない車に比べて下がるのが一般的です。車両を引き渡した後の点検・整備で修復歴が判明した場合は、減額を要求されるケースがあります。

    水没歴が判明した

    洪水の被害を受けたり冠水路を走行したりしたなどの理由で水没した車も、中古車市場における価値が下がることを理由として減額されます。水没車には明確な定義はないものの、「フロアの高さ以上まで浸水した車」とされるのが一般的です。

    水没するとエンジンの故障やボディのさびが発生したり、電気系統にトラブルが起こったりします。車内の見えない部分にカビが発生するなどのトラブルが発生するケースもあり、これらが減額の主な理由です。

    メーター改ざんが判明した

    引き渡し後にメーターの改ざんが判明した場合も、減額されやすいため注意しましょう。一般的に走行距離が短い車ほど高く売れやすいため、中古車販売店やオークション業者などがメーターを改ざんして走行距離を少なく見せようとするケースがあります。

    なお、すでにメーター改ざんが発覚している車は、運転席側のセンターピラーに「走行距離計改ざん歴車シール」が貼ってあるため、査定を依頼するときにチェックしておきましょう。

    エンジンや足回りのトラブルが判明した

    車を引き渡してから、機関系や走行機器類のトラブルが判明するケースもあります。査定時にエンジンを短時間動かしただけでは判明しなかったものの、引き渡し後の点検で致命的な故障が発見された場合が代表例です。

    機関系や走行機器の状況は、細かくチェックしないと判明しない部分も多いことを覚えておきましょう。異音や異常振動などがある場合は、事前に伝えておくのがトラブルを防止する上で欠かせません。

    車の買取での減額要求に応じる必要はある?

    店頭で商談しているユーザーと店舗のスタッフ
    減額要求に応じる必要があるかどうかは状況によって異なる

    契約後に減額を求められた場合、その状況によって応じる必要があるケースと、そうでないケースがあります。ここでは、それぞれのケースにどのような状況が該当するのかを確認していきましょう。あわせて、売主と買主それぞれに求められる義務についても紹介します。

    応じる必要がある場合

    車に不具合があることを知っていたにもかかわらず意図的に隠していた場合や、査定時にきちんとチェックしても発見するのが困難な不具合が発覚した場合は、基本的に応じる必要があります。

    民法第562条・第563条には契約不適合責任が定められていて、契約内容に適していないものを引き渡した場合は、買主は売主に対して代替物の引き渡しや代金の減額を請求できるためです。減額のリスクを避けるためにも、知っていることはきちんと伝えて誠実な取引を心掛けましょう。

    (参考: 『e-GOV法令検索 民法第562条・563条』/以下のリンクを挿入してください:https://laws.e-gov.go.jp/law/129AC0000000089#Mp-Pa_3-Ch_2-Se_3-Ss_2-At_562 )

    応じる必要がない場合

    知っている不具合をきちんと伝えていた場合や、査定士の不注意で見落としていた場合は、減額請求に応じる必要はないと考えられます。中古車買取店の査定士は必要な注意を払い、不具合を発見しなければならないとされているためです。

    そのため、きちんとチェックしていれば容易に発見できる不具合で減額を請求されたときは、応じなくて済む可能性があるため、買取業者と協議しましょう。

    車の買取で減額を要求された場合の対処法

    車の前に立っている笑顔の人
    減額を求められたら理由と経緯を確認し、根拠に基づいて協議しよう

    契約後に買取業者から減額を要求された場合は、すぐに応じたり拒否したりするのではなく、状況と理由をきちんと確認してから判断することが大切です。

    ここでは、落ち着いて対処するために知っておきたいポイントを紹介します。減額の要求はよくあるトラブルのひとつであるため、この機会にチェックしておきましょう。

    減額の理由と発覚の経緯を確認する

    買取業者から減額を求められたら、まずはその理由と不具合が発覚した経緯を確認しましょう。容易に見つかる不具合を見落としていたり、査定時に伝えていた不具合が原因だったりするなら、協議する余地があります。

    また、理由を明確に説明してもらえないときも注意が必要です。根拠なく減額を要求しているケースもあるため、きちんと質問して明確な理由を示してもらいましょう。この段階で確認したいのは、責任が売主と買主のどちらにあるかです。

    根拠に基づいて話し合う

    減額の理由が明らかになったら、関連する法令や専門機関が出しているガイドラインなどの根拠に基づいて協議しましょう。知っている不具合を隠していたなど、売主に大きな責任があるときは、減額請求を拒否するのは難しい場合もあります。

    しかし、分かりやすい不具合の見落としなどは、買主の責任であると判断される可能性が高いでしょう。減額理由に納得できないときや買主の責任が疑われる場合は、すぐに応じるのではなく協議することが大切です。

    専門家に相談する

    根拠に基づいて買取業者と協議しても解決しないときは、専門家に相談するのがおすすめです。国や地方公共団体・専門機関が設置している窓口に相談すれば専門家のアドバイスを受けられるため、一度連絡してみましょう。

    専門家からのアドバイスに基づいて再び協議すれば、解決する可能性もあります。第三者の目線で、責任の所在や減額に応じる必要があるのかなどを判断してもらえるのもメリットです。

    車の買取で減額されたときの相談先

    資料を見ながらスタッフと商談している人
    自分で協議するのが難しいなら、専門家に相談して対処法を考えることが大切

    減額要求に関する協議が難航した場合、どこに相談すれば良いのでしょうか。ここでは、中古車買取に関するトラブルを相談できる専門家を3種類紹介します。トラブルの内容や深刻さに応じて最適な相談先が異なるため、それぞれの特徴を理解し、適切な機関に相談しましょう。

    一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)

    日本自動車購入協会(JPUC)は、中古車業界の適正化を目的として設置されている団体です。日本自動車購入協会ではトラブル対応や悩みの解決を目的とするユーザー向けの相談窓口として、「JPUC車売却消費者相談室」を設置しています。

    相談窓口は無料で利用できて減額トラブルも取り扱っているため、おすすめの相談先です。中古車買取・販売のことを熟知した専門家が相談員として対応していて、信頼できるアドバイスを受けられます。

    (参考:『JPUC車売却消費者相談室|一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)』/以下のリンクを参照してください:https://www.jpuc.or.jp/trouble/)

    国民生活センター

    独立行政法人国民生活センターが設置している窓口も、トラブルが起きたときにおすすめの相談先です。中古車取引に関するトラブルを専門に扱う機関ではありませんが、多くの事例を扱っています。

    国民生活センターでは消費者ホットラインと呼ばれる相談窓口を用意しているため、ここに相談してみましょう。全国共通で188に電話をかければつながります。通話料金はかかるものの、相談料金は無料です。

    (参考:『全国の消費生活センター等_国民生活センター』/以下のリンクを参照してください:https://www.kokusen.go.jp/map/index.html)

    弁護士

    買取業者から損害賠償を請求されたときや訴訟に発展しそうなときは、弁護士に相談するのがおすすめです。ある程度の費用負担が発生するものの、法律の専門家からのアドバイスを受けられます。

    ただし、弁護士なら誰でも良いというわけではありません。人によって得意分野が異なるため、中古車取引に関連するトラブルへの対応を得意としている弁護士を選ぶことが大切です。選ぶ際には、弁護士事務所のWebサイトなどで実績をチェックしましょう。

    信頼できる中古車買取業者を探しているならリバティへ

    リバティ西大和店の車両展示場
    リバティの無料査定を試してみよう

    車の買取における減額トラブルを防ぐには、信頼できる中古車買取業者を選ぶことが大切です。もし、どこの業者が良いか分からず困っているなら、ぜひリバティをご検討ください。ここでは、リバティにマイカーを売却する2つのメリットを紹介します。

    自社流通が基本で高価買取が可能

    リバティではユーザーから買取した車両を自社の店舗で販売するため、買取専門店に比べてコストを削減できます。また、自社板金工場を併設しているため、車の状態に対する過剰な減額評価がありません。これらの強みにより、お客さまの車を高額で買い取ることが可能です。

    さらに、故障車や車検切れの車でもお気軽にご相談いただけます。ローンが残っている車の買い取りにも対応しており、ローン会社との手続きもリバティが代行いたします。

    スピーディーな査定が可能

    リバティでは大切な時間を有効活用できるよう、スピーディーな査定を心掛けています。実車査定にかかる時間は約30分で、その後の金額交渉などを含めても1時間程度で可能です。

    また、リバティは無料の出張査定も実施しています。車検切れなどの理由で店舗に車両を持ち込むのが難しい場合は、出張査定の利用がおすすめです。ただし、地域や売りたい車の種類によっては対応できないことがあるため、検討している方は一度ご相談ください。

    まとめ

    車を見ながら話し合っているユーザーと店舗スタッフ
    査定時の減額リスクに対処するためにも、基本的なルールとガイドラインをチェックしておこう

    車の買取において、契約後の減額要求は起こりやすいトラブルです。しかし、状況によっては応じる必要がないケースもあります。減額を求められたときは、理由と責任の所在を確認して判断することが大切です。また、減額トラブルを未然に防ぐには、信頼できる中古車買取業者を選ぶことが欠かせません。

    これから車を売却しようと考えている方は、一部の例外を除いて契約後の減額・返車がないリバティへの売却をご検討ください。リバティは自社流通を基本とすることでコストを削減し、高価買取を可能にしています。

  • 車の一括査定で電話が「しつこい」と感じるのはなぜ?理由や対処法を紹介

    車の一括査定で電話が「しつこい」と感じるのはなぜ?理由や対処法を紹介

    電話で話しながら悩んでいるひとりの女性
    車の一括査定を利用すると、多くの場合でしつこい電話がある

    車を少しでも高く売りたいと考えている方にとって、一括査定は魅力的な選択肢です。しかし、「しつこい電話がたくさんかかってきそう」という懸念から、利用をためらっている方も少なくないでしょう。

    そこでこの記事では、一括査定で電話連絡が多くなる理由と、おすすめの対処法を紹介します。電話対応の負担を減らしながら、愛車をできるだけ高値で売却するための賢い方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

    目次はコチラ

    ■POINT:

    ・一括査定では多くの業者が一斉にアプローチしようとするため、しつこい電話に悩まされやすい。

    ・うまく対処するには依頼のキャンセルなどの方法があるため、状況に応じて適した方法を選ぼう。

    ・信頼できる買取業者を選んでピンポイントで査定を依頼するとスムーズに進みやすい。

    車の一括査定は電話が「しつこい」と感じやすい?

    スマホを見ながら悩んでいる人
    一括査定では多くの業者から電話がかかってきて、しつこいと感じやすい

    一括査定を利用すれば複数の買取業者にまとめて査定を依頼でき、より高値で買取してくれる業者を探しやすいのがメリットです。しかし、その一方で、利用開始直後から多くの着信があり、電話がしつこいと感じるケースも少なくありません。

    車の売却において一括査定を利用するのであれば、大量の着信に悩まされる可能性が高いことを覚えておきましょう。メリット・デメリットの両面を考えて利用するか判断することが大切です。

    車の査定で電話が「しつこい」と感じやすい主な理由

    車を見ながら商談している人と店舗のスタッフ
    業者側の考えや一括査定の仕組みがしつこい電話につながっている

    一括査定を利用した場合、なぜ多くの電話があるのでしょうか。電話が多くなる背景には、買取業者側の戦略が隠されています。ここでは、そうした電話が多くなる代表的な理由を見ていきましょう。これらの仕組みを理解することで、電話への対処がしやすくなります。

    複数の業者に同時にアプローチしているため

    一括査定は、一度の情報入力で複数の買取業者に査定を依頼する仕組みです。依頼を受けた買取業者は、実車査定の日程調整や確認などで依頼者に連絡する必要があります。

    それによって複数の業者からの電話が着信し、依頼者にとってはしつこいと感じやすい環境です。買取業者にとっては1回の電話だったとしても、それが10社あれば依頼者は10件の電話に対応しなければなりません。

    一括査定はその仕組み上多くの業者からの連絡に対応しなければならず、膨大な数の着信がある可能性が高いと言えます。

    業者側がすぐコンタクトをとろうとするため

    一括査定を申し込むと、短ければ数分で着信があります。これは買取業者が真っ先にコンタクトをとろうとしているためです。その背後には、できるだけ早く依頼者とコンタクトをとれた業者ほど有利に商談を進めやすいことがあります。

    そのため、できるだけ早くコンタクトをとりたい買取業者からの電話が短期間に集中し、しつこいと感じやすい状況です。また、各業者に同じことを説明しなければならないケースも多く、対応が面倒だと思うこともあるでしょう。

    オートコールシステムを導入している業者があるため

    業者によっては、発信の手間を削減しつつ依頼者へのアプローチを迅速化するために、オートコールシステムを導入しています。これは査定の依頼があると自動で電話をかけるシステムです。申し込んですぐに着信した場合、オートコールシステムを導入していることが考えられるでしょう。

    複数の業者がオートコールシステムを導入していれば、その分短時間に多くの着信があります。電話を切った途端に次の着信がある状況が続くと、しつこいと感じやすいでしょう。

    【事前準備編】車の査定に伴うしつこい電話への対処法

    車のフロントを念入りにチェックしている査定士の様子
    事前に準備したり連絡フォームを活用したりすると、電話の数を減らせる可能性がある

    査定を依頼する前にある程度準備しておけば、多くの電話に悩まされるリスクを軽減できます。ここでは、準備段階でできる具体的な対策を詳しく見ていきましょう。車を高く売りたいけれど、しつこい電話は避けたいという方は、ぜひ事前に確認しておくことをおすすめします。

    事前に準備を整える

    一括査定を利用する場合、多数の電話対応を完全に避けるのは難しいでしょう。だからこそ、対応時間をできるだけ短縮するためにも、事前の準備が非常に大切です。

    まずは、売却の意思がどの程度固まっているのかを明確にしましょう。できるだけ早く売却したいと考えているのか、それとも価格によっては売却しても良いと考えているのかによって、業者への対応が異なるでしょう。

    さらに、売却すると決めた場合は、希望売却価格や実車査定に対応できるスケジュールを明確にしておきましょう。これにより、必要な情報をスムーズに伝えられ、結果として対応時間を短縮できます。

    メールで連絡するように伝える

    一括査定の申し込みフォームに備考欄などの希望を記入できる欄があるなら、「メールでの連絡を希望します」などと記載しておきましょう。きちんと確認している業者であればメールで連絡してくれるため、電話対応の数を減らせます。

    ただし、備考欄の記載を無視する業者や、オートコールシステムを導入している業者もいるため、電話対応を完全にゼロにすることは難しいでしょう。あくまでも、電話の件数を減らす有効な方法のひとつだと認識しておきましょう。

    一括査定以外の方法を検討する

    電話の数を減らしたいのであれば、売却時に一括査定以外の方法を検討するのもひとつの方法です。査定を依頼する業者を自分で選んで絞り込めば、多数の業者から同時に連絡が来ることを防げます。

    また、オークション形式の一括査定もおすすめです。これは業者同士が入札して価格を決める仕組みで、ユーザーは多くの業者に対応する必要はありません。運営業者とのやりとりだけで済むため、非常にスムーズに進められます。

    【査定依頼後】車の査定に伴うしつこい電話への対処法

    机の前で電話しているひとりの女性
    査定依頼のキャンセルをすれば以降は連絡がこなくなる

    すでに一括査定を依頼している場合の対処法も紹介します。状況に応じてうまく対処すれば電話対応の件数を減らせるため、業者からの電話に悩まされているなら一度チェックしてみましょう。できるだけ早い段階で行動するほど、着信件数を減らせます。

    査定依頼をキャンセルする

    一括査定の依頼をキャンセルできるのであれば、キャンセルするのが効果的です。依頼をキャンセルすれば、以降は業者からの連絡はありません。もし一括査定サイトにキャンセル機能が見当たらない場合は、問い合わせフォームからその旨を連絡するのも有効な方法です。

    売却する意志がなくなった場合やすでに売却先が決まったときは、できるだけ速やかにキャンセルしましょう。

    ただし、キャンセルがシステムに反映されるまでに時間がかかるケースもあるため、キャンセル後も数件の着信がある可能性は考慮しておきましょう。

    売却先が決まったことを伝える

    依頼をキャンセルできない場合やキャンセル後に電話があった場合は、すでに売却先が決まったことを伝えましょう。売却先が決まっていれば、業者側がこれ以上商談を進める必要はありません。これにより、すぐに会話を終わらせることができ、対応時間を大幅に短縮できます。

    また、「すでに車を売却した」と伝えるのも効果的です。車がなければ買い取れないため、この場合も業者にとって商談する必要がなくなります。

    車の査定でしつこい電話に悩まされたくないならリバティへ

    リバティ久米窪田店の車両展示場
    リバティでスムーズな車の売却を目指そう

    しつこい電話を避けるには、一括査定を利用しないというのがひとつの方法です。しかし、高値で売却するには一括査定が効果的なため、どのようにするか判断しにくく感じるでしょう。

    電話対応の負担を軽減しつつできるだけ高値で売却したいのであれば、ぜひリバティをご検討ください。

    高価買取が可能な環境を整備

    リバティは、お客さまから買取した車を直接次のオーナー様へ販売する自社一貫体制を確立しています。これにより、一般的な中古車販売で発生する中間コストの削減が可能です。また、自社に鈑金工場を併設しているため、過剰な減額評価もありません。

    そのため、リバティに査定を依頼することで、一括査定を利用しなくても高値での売却が可能です。お乗り換え時の下取りにも対応していますので、お気軽にご相談ください。

    スムーズな査定依頼が可能

    リバティのWebサイト上には査定依頼フォームがあり、必要事項を入力するだけですぐに査定を依頼できます。入力後は時間帯に応じて当日中もしくは翌営業日に連絡があり、そこで実車査定の日程調整や疑問点の質問が可能です。

    実車査定と金額算出は1時間前後で完了します。高価買取が目指せる無料査定ですので、どうぞお気軽にご利用ください。

    まとめ

    ホワイトの車をチェックして記録している査定士
    信頼できる販売店にピンポイントで査定を依頼してしつこい電話を防ごう

    車の売却において、一括査定は高値で売るために役立つ一方で、しつこい電話に悩まされやすいという点がデメリットです。電話が多数ある背景には、複数の買取業者が真っ先にコンタクトを取ろうとする状況があります。

    そこで、電話対応の負担を軽減しつつ車を高値で売りたいとお考えであれば、高値査定に期待できる買取業者に厳選して依頼するのがおすすめです。

    どこに査定を依頼するか迷っている方は、ぜひリバティをご利用ください。リバティは自社流通に特化しており、中間コストを削減した分を査定額に反映することで、高値買取を実現しています。

  • 車の売却で必要な譲渡証明書とは?役割と書き方、記入時の注意点を紹介

    車の売却で必要な譲渡証明書とは?役割と書き方、記入時の注意点を紹介

    机の上に置いてある車検証とカレンダー・電卓および車の模型
    車の売却では譲渡証明書を含めたさまざまな書類が必要

    車を売却するときにはいくつかの書類が必要で、そのひとつが譲渡証明書です。必要書類に譲渡証明書が含まれていることを知ったものの、どのような書類でなぜ必要なのか理解できず困っている方もいるのではないでしょうか。

    そこでこの記事では、車を売却する際に譲渡証明書が必要な理由と基本的な書き方を紹介します。書類の不備を防いで売却手続きをスムーズに進めるためにも、ここで一通りチェックしておきましょう。

    目次はコチラ

    ■POINT:

    ・譲渡証明書はいつ・誰に・どの車を譲渡したのかを証明する書類で、移転登録の手続きで提出を求められる。

    ・譲渡証明書のテンプレートを国土交通省が公開しており、それに必要事項を記載すれば完成する。

    ・車の売却には他にも必要な書類がいくつかあるため、早めに確認してきちんとそろえることが大切である。

    車の売却時に必要な「譲渡証明書」とは?

    車の様子を確認してチェックしているスタッフ
    どの車をいつ誰に譲渡したのかを証明する書類が譲渡証明書

    中古車買取業者に車を売却するときに必要な譲渡証明書とは、どのような書類なのでしょうか。ここでは譲渡証明書の役割と必要な理由を紹介します。また、状況によっては譲渡証明書が必要ないケースもあるため、併せて確認しておきましょう。

    譲渡したことを証明する書類

    譲渡証明書は特定の自動車を旧所有者から新所有者に引き渡したことを証明する書類で、道路運送車両法に基づいて引き渡す車両1台につき1枚交付しなければならないと定められています。これがなければ、運輸支局での移転登録ができません。

    中古車買取業者に車を売却する場合、車両を買取業者に引き渡してその対価として金銭を受け取るのが基本です。そのため、自分が買取業者に車両を引き渡したことを証明するために譲渡証明書の作成が求められます。譲渡証明書がないと契約を進められないため、忘れずに作成しましょう。

    (参考: 『道路運送車両法 第33条 | e-Gov 法令検索』/以下のリンクを挿入してください: https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000185)

    軽自動車の売却時は使用しない

    車の売却では基本的に譲渡証明書が必要ですが、軽自動車を売却する場合は不要です。軽自動車は普通自動車とは異なり、登録制度がありません。所有者が代わった場合は軽自動車検査協会で手続きする必要があるものの、手続き時に譲渡証明書は不要です。

    そのため、中古車販売業者に軽自動車を売却する場合も、譲渡証明書の作成がありません。車の種類によって譲渡証明書の要否が異なるため、混同しないように注意しましょう。

    車の売却で譲渡証明書に記載する内容

    書類を記入している女性とその手元
    譲渡証明書を書くときは国土交通省のテンプレートに沿って必要事項を記入していこう

    譲渡証明書を作成する場合は、国土交通省が用意しているテンプレートに必要事項を記載します。従って、基本的にテンプレートを見ながら書き進めれば迷うことはないでしょう。ここでは、各項目の書き方を詳しく紹介します。

    なお、完成した譲渡証明書を印刷するときは、テンプレート右下に記載されている通り、用紙サイズをA5に設定しましょう。

    譲渡する車両の情報

    どの自動車を譲渡したのかを特定するため、車の情報を書く必要があります。譲渡証明書に明記するのは以下の4つです。

    ・車名(メーカー名)

    ・型式

    ・車台番号

    ・原動機の型式

    上記の情報はいずれも、車検証に記載されています。車検証を見ながら書き写せば問題ありません。型式や車台番号などの間違いやすい文字列を書き写すときは、より入念にチェックしましょう。なお、車名は具体的な車種だけではなくメーカー名のみを書きます。

    譲渡人・譲受人に関する情報

    譲渡証明書に記載した自動車をいつ、誰に引き渡したのかを明確にするため、譲渡人・譲受人それぞれの情報を書きます。ここに書く内容は以下の通りです。

    ・譲渡年月日

    ・譲渡人・譲受人それぞれの名称・所在地

    ・譲渡人の実印

    譲渡年月日は、運輸支局で移転登録する日より前の日付を書きます。譲渡人・譲受人の名称は個人であれば氏名を、法人であれば商号を記載すれば問題ありません。所在地も個人であれば現住所を、法人であれば事業所の所在地を書きます。

    また、譲渡人は実印を押印する必要があるため、事前に準備しておきましょう。譲受人の印鑑は必要ありません。

    備考欄に記載する情報

    譲渡証明書の最下部には、備考欄があります。もし、売却する車が構造変更しているなどの理由で、型式の変更があった場合はそのことを備考欄に記載しましょう。車両を改造して構造変更申請している場合などが該当します。

    備考欄に記載することがない場合は、空欄のまま提出して問題ありません。「備考なし」などの記載は不要です。多くの場合は、空欄のまま提出することになるでしょう。

    車の売却で譲渡証明書を書くときのポイント

    チェックボックスにチェックが入ったリストと赤ペン
    ポイントとルールを押さえて譲渡証明書を正しく記入することが大切

    譲渡証明書を書くときには、いくつか注意しておきたいポイントがあります。比較的シンプルで間違えにくい書類ですが、以下で紹介する2つのポイントには注意しておきましょう。場合によっては、作成した譲渡証明書を受け取ってもらえなくなるリスクもあります。

    記載事項の訂正は書き直すか訂正印を使用する

    譲渡証明書を書く際に、書き間違えるリスクは誰にでもあります。特に車台番号や型式・原動機の型式はユーザーから見ると意味が分からない文字列に見えるケースも多く、間違えやすいでしょう。

    万が一譲渡証明書に記載する内容を間違えたときは、新しいものに書き直すか訂正印を使用して訂正する必要があります。修正テープの使用や訂正印のない訂正は認められません。また、訂正印には実印を使用します。

    なお、譲渡証明書のテンプレートは国土交通省のWebサイトからダウンロードして何部でも印刷できるため、書き直すのがスムーズです。

    容易に消えないように記入する

    他の書類と同様に、譲渡証明書を作成するときは容易に消えない筆記用具で記載する必要があります。鉛筆やフリクションペンなど、簡単に消せる筆記用具は使用できません。手書きで作成する場合は、油性ボールペンなどの一般的な筆記用具を使用しましょう。

    鉛筆などの消えやすい筆記用具で書いている場合、移転登録時に運輸支局の窓口で受け取ってもらえません。

    車の売却で必要になる譲渡証明書以外の書類

    車検証とその上に置いてあるキー
    譲渡証明書以外にもさまざまな書類が必要なため、きちんと準備しておこう

    実際に車を売却するときには、譲渡証明書以外にもさまざまな書類が必要です。ここでは、必要書類を詳しく紹介します。

    書類を紛失している場合は再交付しなければならないこともあるため、この機会に一通りそろっているか確認しておくのがおすすめです。紛失に気付いたら、できるだけ早く必要な手続きをしましょう。

    一般的な必要書類

    中古車買取業者に車を売却する場合、基本的に以下の書類が必要です。日常的に目にすることがない書類もあるため、きちんと保管しているか確認しておきましょう。

    ・車検証

    ・リサイクル券

    ・自賠責保険証明書

    ・自動車税納税証明書

    ・印鑑登録証明書

    車検証とリサイクル券・自賠責保険証明書は車内に置いていることが多いため、グローブボックスの中などを確認してみましょう。自動車税納税証明書は宅内で保管しているケースも多いため、探しておきましょう。印鑑登録証明書は住所地の区市町村の窓口で取得します。

    上記のうち、リサイクル券以外は紛失した場合の再交付が可能です。それぞれの書類を扱っている機関の窓口で手続きしましょう。リサイクル券は再交付できないものの、リサイクル料金の預託状況を印刷したもので代用できます。

    状況によって必要になる書類

    どのような場合でも必要になる書類に加えて、状況によって必要になる書類もあります。代表的な書類の例と必要になる状況の例を挙げると、以下の通りです。

    書類必要なシーン
    住民票転居して住所が変わっている場合
    住民票の除票 戸籍の附票複数回の住所変更がある場合
    戸籍謄本氏名を変更している場合
    委任状移転登録の手続きを第三者に委任する場合

    自分の状況が上記のいずれかに該当する場合、追加書類が必要になるケースがあります。書類が不足していると売買契約を結べないため、事前に用意しておくことが大切です。

    持っていれば用意しておきたい書類

    売却手続きで必須というわけではないものの、あると査定額アップにつながる書類があります。以下の書類がある場合は、査定を受けるときに提出しましょう。

    ・点検整備記録簿(メンテナンスノート):過去の点検・整備状況を記録した書類

    ・保証書:車の保証期間・保証内容・条件が記載された書類

    ・マニュアル:車の機能を解説した書類

    書類以外にも純正オプションやスペアキーなども、あるとプラス査定につながります。車を売るときには、これらのアイテムがそろっているか確認しましょう。

    愛車の売却はリバティにお任せ!

    リバティ貝塚店の車両展示場
    リバティで愛車の高価買取を目指そう

    マイカーをできるだけ高くスムーズに売却するには、必要書類をそろえるだけでなく信頼できる中古車買取業者を選ぶことも大切です。買取業者選びで悩んでいる方は、ぜひこの機会にリバティをご検討ください。

    リバティは自社買取・自社流通を基本にした自動車の大型専門店で、コストカットにより高価買取を実現しているのが特徴です。ここでは、リバティの魅力を詳しく紹介します。

    約30秒で申し込める無料査定

    リバティの公式Webサイト上には無料査定依頼フォームがあり、メーカーや車種・年式・走行距離などの必要事項を入力するだけでお申し込みが可能です。約30秒で入力でき、申し込み後は当日中もしくは翌営業日にリバティの担当者よりお電話を差し上げます。

    そこで日程調整やご質問にお答えし、実車査定へと進む流れです。実車査定も30分~1時間とスピーディーに完了する内容です。出張査定も実施していますので、ぜひご検討ください。

    修理前や車検切れの車も買取可能

    リバティでは、修理をしていない故障車や車検が切れている車も買取可能です。乗らなくなってしばらく放置している車がある場合も、ぜひリバティにご相談ください。

    また、公式Webサイト上ではこれまでの買取実績の一部も公開しています。自分の車がどの程度の価格で売れるのか目安を知りたい方に向けて買取実績も掲載しており、他社との査定額比較も歓迎していますので、ぜひご利用ください。

    まとめ

    自動車販売店で契約したスタッフと顧客
    必要な書類をきちんとそろえてスムーズに売却手続きを済ませよう

    車を売却するときにはいくつかの書類が必要で、その中のひとつが譲渡証明書です。譲渡証明書はどの車をいつ、誰に譲渡したかを証明する書類で、移転登録の手続きで提出を求められます。書き方にはいくつかの注意点があるため、一通りチェックしてから作成しましょう。

    車をスムーズかつ高値で売却するには、必要書類を用意することに加えて信頼できて実績が豊富な買取業者を探すことも大切です。買取業者選びで悩んでいる方は、ぜひリバティをご検討ください。

    リバティは自社買取・自社販売を中心にしている分コストを削減でき、査定額にその分を反映できます。申し込みから売却までもスムーズなため、短時間で手続きを済ませたい方にもおすすめです。

  • 車を売る際に不具合を言わないのはOK?リスクとトラブルへの対処法を紹介

    車を売る際に不具合を言わないのはOK?リスクとトラブルへの対処法を紹介

    車のフロント部分を確認している2人の人
    不具合を言わないで車を売ることは避けたほうがよい

    長期間車に乗っていると、さまざまな不具合が発生することがあります。車を売るときに、それらの不具合をきちんと伝えたほうがよいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。不具合の有無は査定額にも影響する要素です。

    そこでこの記事では、車を売る際に不具合を言わないことのリスクを紹介します。不具合を言わずに査定を受けることには大きなリスクがあるため、知っている不具合をきちんと伝えることは大切です。併せて、トラブルリスクを下げつつ、マイカーをできるだけ高く売るためにできることも紹介します。

    目次はコチラ

    ■POINT

    ・車を売るときに知っている不具合を言わないと、契約不適合責任を問われる可能性がある。

    ・忘れずに伝えたい不具合には修復歴や水没歴、メーター交換歴などさまざまなものがある。

    ・トラブルを回避するにはメンテナンスノートをきちんとチェックし、信頼できる業者を選ぶことが大切である。

    車を売る際に不具合を言わないのはリスクがある

    車のホイールを点検しているスタッフ
    車を売る際には知っている不具合をきちんと申告しよう

    売りたい車に不具合がある場合、それを伝えないと民法に基づく契約不適合責任を問われるリスクがあります。契約不適合責任とは、契約の目的物が契約条件に合致しない場合に、引き渡した側に責任が生じるものです。

    自動車の売買において、「不具合なし」と伝えて売却した場合に不具合があれば、契約条件に満たないと見なされ、売買代金の引き下げや損害賠償を求められる可能性があります。

    不具合があったからといって責任を問われるとは限らないものの、リスクを考慮すると、知っている不具合はきちんと伝えたほうが良いでしょう。

    (参考: 『e-Gov 法令検索 民法第562条』/以下のリンクを挿入してください: https://laws.e-gov.go.jp/law/129AC0000000089)

    車を売る際に申告したほうがよい不具合の例

    車体下部を点検・整備している整備士
    修復歴や水没歴など、伝えたほうがよい不具合の種類はさまざま

    一言で車の不具合といっても、性能面に重大な影響を及ぼすものからほとんど影響しないものまでさまざまです。ここでは、マイカーを売る際に忘れずに伝えたい5つの不具合を紹介します。売りたい車にこれらの不具合がある場合は、査定を受ける際にしっかりと伝えましょう。

    修復歴の有無

    車の性能や価値に大きな影響を与える不具合のひとつが修復歴です。修復歴とは、日本自動車査定協会が定めたもので、フレームの交換や修理を行った履歴を指します。フレームとは、ピラーやダッシュパネル、ルーフやフロアなどの骨格部分です。

    修復歴があると車の価値が大きく減少し、買取価格に影響します。事故や災害でフレームを交換または修理している場合は、しっかりと伝えることが大切です。

    水没歴の有無

    台風や洪水などで水没した経験がある場合も、車の価値に影響するためきちんと伝えましょう。水没車の定義も日本自動車査定協会が定めており、フロアより上まで浸水した車や、浸水の痕跡が見受けられる車とされています。

    車が水没するとさびの発生や車内のカビが生じ、走行性能が低下するだけでなく、ユーザーの健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

    メーター交換の有無

    故障などのトラブルでメーターを交換した場合、そのことを示すステッカーが運転席側のセンターピラーに貼られています。目立つ位置にあるため、査定時にはすぐ分かるでしょう。とはいえ、見て分かるからといって黙っているのではなく、きちんと伝えたほうが好印象です。

    中古車で購入したなどの理由でメーター交換の履歴が分からない場合は、センターピラーに「走行距離計交換歴車シール」もしくは「走行距離計改ざん歴車シール」のいずれかが貼られていないかチェックしましょう。

    このステッカーには交換前後のメーター指示数が書かれているため、計算すれば正しい走行距離が分かります。

    走行面の異常

    走行中に何らかの異常を感じるのであれば、どのような異常があるのかを伝えます。伝えたほうがよい異常の例は以下の通りです。

    ・エンジンの異音や異常振動

    ・不安定なアイドリング

    ・車体からの異音

    ・走行安定性の低下

    ・パワーの不足

    上記の異常は、致命的なトラブルがあることを示しているケースもあります。車を売却するときに伝えるだけでなく、乗っているときに異常を感じたら安全のためにすぐに点検・整備することも大切です。

    各パーツの動作不良

    細かいパーツに不具合がある場合も、車の価値に影響するため査定時に伝えるのが基本です。よくある動作不良には以下のようなものがあります。

    ・各種センサーの故障

    ・バッテリーの容量低下

    ・ドアの動作不良

    ・シートの故障

    これらはいずれも比較的分かりやすい不具合ですが、知っている場合は進んで伝えることが望ましいです。これらの不具合は、売却価格に影響を与える可能性があります。

    車を売る際に不具合を言わないとどのようなトラブルが起こる?

    車のエクステリアをチェックして用紙に記入している人
    不具合を言わないで売ると大きなトラブルにつながるリスクがある

    不具合があることを知っているのに伝えないと、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。ここでは、不具合を告知せずに車を売却した場合に考えられる3つのトラブルを紹介します。これらのトラブルを避けるためにも、発生している不具合や過去に実施した修理内容は、査定時にしっかりと申告しましょう。

    再査定や減額が行われる

    車を引き渡した後に修復歴やメーター改ざんなどの致命的な不具合が判明した場合、再査定による減額が行われることがあります。不具合の有無は車の価値に直結し、不具合が判明したことで価値が下がるためです。

    引き渡し後に不具合があったからといって、減額されるとは限りません。しかし、意図的に不具合を隠していた場合は大幅に減額されるリスクがあるため注意しましょう。

    返金を求められる

    売買契約を締結した後に致命的な不具合が判明したケースでは、民法で定められている契約不適合責任に基づいて返金を求められる可能性があります。不具合が判明したことで販売までに修理が必要になった場合、修理費相当額の返金を求められることもあるでしょう。

    こちらも減額の場合と同様に、不具合があったからといって返金の義務を負うとは限りません。しかし、このようなリスクがあることを考えると、不具合を伝えずに車を売ることは得策とは言えません。

    損害賠償請求が行われる

    致命的な不具合を意図的に隠して売却した場合や業者からの交渉に応じない場合、損害賠償を請求する訴訟が提起されるリスクがあります。不具合があるのを知っているのにもかかわらず告知しなかったケースでは、意図的に損害を与えたと判断できる余地があるためです。

    最終的に損害賠償を支払う必要があるかどうかを判断するのは裁判所であり、どのような結果になるかは分かりません。しかし、損害賠償を命じる判決が下された場合、大きな負担になる可能性があります。そのため、リスクを低減するためにも、知っている不具合はきちんと伝えることが大切です。

    車を売るときの不具合によるトラブルを回避するには?

    車の前で電話を掛けているひとりの女性
    メンテナンスノートの準備など、トラブルを回避するために自分でできることはやっておこう

    車を売る際には、発生しやすいトラブルを回避するために、いくつかの対策を講じておくことが大切です。ここでは、売主側でできる4つのトラブル防止策を紹介します。

    また、万が一トラブルが発生した場合に役立つ対処法も合わせて紹介します。いざというときに適切に対処できるよう、この機会に一通り確認しておきましょう。

    メンテナンスノートを準備する

    車を売ると決めたら、メンテナンスノートを準備しましょう。メンテナンスノートはこれまでの点検・整備の記録をまとめたもので、どのような不具合がいつ発生したか、その際にどのような形で対処したかなどが掲載されています。

    そのため、売却前にはメンテナンスノートを確認して不具合の有無を把握し、きちんと告知することが大切です。また、メンテナンスノートの有無は査定額にも影響します。

    信頼できる業者を利用する

    世の中には数多くの中古車買取業者があるため、その中から信頼できる業者を選ぶことも大切です。信頼できる業者であれば安心して査定を依頼でき、契約後の減額・解除のリスクも低減できます。

    とはいえ、車の売却は頻繁に行うものではないため、信頼できる業者を選ぶのが難しいと感じることもあります。業者選びに悩んだ際は、その業者の公式サイトで過去の買取実績を確認するのがおすすめです。買取実績が豊富な業者は、多くのユーザーから支持されていると考えられます。

    複数人で査定を受ける

    査定を受けるときに複数人で立ち会うことも、トラブルを防ぐために有効です。複数人で立ち会えば自分では気付かなかったポイントを指摘してもらえたり、トラブルが発生した場合に証言してもらえたりします。

    車に詳しい人や売買の経験がある人が立ち会えるとなおよいでしょう。可能であれば、事前に車の状態やメンテナンスノートを一緒に確認し、車の状態を共有しておくことをおすすめします。

    トラブルが起きたときは専門機関へ相談する

    念入りに対策を講じても、トラブルに巻き込まれることはあります。万が一トラブルが発生した場合は、専門機関に相談するのがおすすめです。車の売買に伴うトラブルの代表的な相談先には、以下があります。

    ・国民生活センターの相談窓口

    ・日本自動車購入協会が設置している車売却消費者相談室

    ・中古車関連のトラブルに強い弁護士

    トラブルに巻き込まれたときは、これらの専門機関に早めに相談することで、スムーズに解決できる可能性が高まります。

    リバティで車の高価買取を目指そう!

    リバティ西大和店の車両展示場
    マイカーをできるだけ高く売りたいならリバティへご相談ください

    これからマイカーを売ろうと考えている方は、ぜひリバティの無料査定をご検討ください。リバティは近畿・四国・東海エリアを中心に全国30店舗を展開しています。ここでは、リバティへ車をお売りいただくメリットを紹介します。

    契約後の減額や返車の心配がない

    高価買取を目指すときに、実際の買取価格が査定時の提示額よりも安くなってしまうことに不安を感じたことはないでしょうか。リバティで査定を受けて売買契約を締結した場合、メーター改ざん歴が判明したり災害の被害を受けていたりした場合などの例外を除いて、契約後の減額・返車はありません。

    また、無料査定は可能な範囲で出張査定にも対応していますので、お気軽にご利用ください。

    リバティはコンパクトカーやミニバン・軽自動車など、幅広いジャンルの買取に対応しています。

    自社流通が基本で高値買取が可能

    リバティでは、自社で買取した車を直接販売しているため、流通・販売にかかるコストを削減できる体制です。また、自社鈑金工場を併設しているため、過剰な減額評価もありません。そのため、高価買取が可能となっています。

    売却予定の車が故障車に該当する場合や、車検切れの場合もお気軽にご相談ください。リバティではローンが残っている車の買取も行っており、ローン会社とのやりとりもお任せいただけます。

    まとめ

    車のエンジンルームを点検・整備しているところ
    車を売るときは信頼できる販売店を選び、不具合をきちんと申告することが大切

    車に乗っていると事故や災害・経年劣化などでさまざまな不具合が発生することがあります。車の不具合は売るときの査定額に影響するため、きちんと申告することが大切です。不具合を伝えずに車を売ると、場合によっては契約不適合責任を問われるリスクがあります。

    もし、どこの業者がよいか分からず悩んでいるのであれば、ぜひリバティをご検討ください。リバティの無料査定は、公式サイト上のWebフォームや電話から申し込みが行えます。

  • 車の売却で消費税は課税される?基本のルールと納付方法を紹介

    車の売却で消費税は課税される?基本のルールと納付方法を紹介

    机の上に置いてある消費税と書かれたブロック
    車の売却では消費税が課税される場合とされない場合がある

    車の売買においては、さまざまな税金が関連します。その中のひとつが消費税です。車を売却するにあたって、消費税の扱いがどのようになるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。事業に使用していた車を売却する場合は、特に気になるものです。

    そこでこの記事では、車を売却するときに消費税がかかるかどうか判断するポイントと課税のタイミングなどを紹介します。課税の有無を把握して正しく納税するためにも、この機会に一通りチェックしておきましょう。

    目次はコチラ

    ■POINT:

    ・車を売却した際の消費税は、プライベート用なら非課税、事業用なら課税が基本。

    ・売却時にリサイクル預託金相当額をやりとりする場合、該当する項目は非課税売上。

    ・実際に売却するときには、消費税以外にも自動車税種別割や自動車重量税などの税金も確認が必要。

    車の売却で消費税が課税されるかは用途によって異なる

    車で移動している2人のビジネスパーソン
    プライベート用の車は非課税、ビジネス用の車は課税が消費税の基本

    消費税は物品やサービスの販売をはじめとした商取引に対して課される税金で、法令で定められた非課税取引を除いて課税されます。車の売買も消費税が関係する課税取引のひとつです。

    しかし、状況によっては非課税取引に該当し、消費税が課税されないケースがあります。ここでは、非課税取引・課税取引のどちらに当たるか判断するポイントを見ていきましょう。

    【非課税】プライベート用の車

    自家用車を含めたプライベート用の車を売却する際には、消費税は課税されません。消費税は事業として行われる商取引に対して課される税金で、プライベート用の車の売買は事業取引ではないためです。

    プライベート用の車には個人が家庭で使用している自家用車以外にも、通勤で使用する車やレジャー用の車も含みます。通勤は事業と関連するように感じる方もいるかもしれませんが、一般的な個人の用途の範囲内であると認められるためです。

    そのため、マイカーを手放したり買い替えたりするための売却であれば、消費税を心配する必要はなく、別途消費税関連の申告も必要ありません。

    【課税】法人・個人事業主が使用するビジネス用の車

    法人や個人事業主がビジネス用として使用していた車を売却する場合は、消費税が課税されます。ビジネス用の車の売買は、プライベート用とは異なり事業取引として扱われるためです。

    ビジネス用の車には、社用車や営業用の車・送迎車・トラック・バス・クレーン車・トレーラーなどさまざまなものがあります。課税対象か迷ったときは、事業を営むのに欠かせない車、利益を生み出すのに必要な車であるか考えれば判断しやすいでしょう。

    例えば、個人事業主が使用している車でも、プライベートにしか使用していない車であれば事業用にはならないため、消費税は課税されません。

    上記に該当する車を売却する場合は消費税の課税対象になるため、適切な仕訳で帳簿に記載する必要があります。

    車の売却時はリサイクル料金に消費税がかかる?

    ヤードに積み上げられているナンバープレートが外された車
    リサイクル預託金は非課税取引の場合もあれば課税取引の場合もある

    車の売却では、ユーザーと中古車買取業者との間でリサイクル預託金相当額のやりとりが発生するのが一般的です。リサイクル預託金は車両の対価とは異なるため、消費税の扱いがどのようになるのか気になるのではないでしょうか。

    ここでは、売却時・購入時・廃車時でそれぞれリサイクル預託金をどのように仕分けるか紹介します。

    売却時は非課税売上になる

    車を中古車販売店に売却してリサイクル預託金相当額を受け取る場合、その部分は「非課税売上」に該当します。リサイクル預託金は新車を購入するときに預託し、解体して廃車するときに、処分費として使用するのが基本です。

    中古車として車を売却するときは、すでに預託したリサイクル預託金相当額を購入者に譲渡するものと見なされます。これは金銭債権の譲渡に該当し、消費税は課税されません。

    購入時と廃車時が課税対象になる

    車を購入するときと解体して廃車するときの扱いも見ていきましょう。車を購入する場合に支払うリサイクル預託金の「シュレッダーダスト料金・エアバッグ類料金・フロン類料金・情報管理料金」は、廃車するときまで専用の管理団体に預ける形となります。そのため、帳簿には「前払金」や「預託金」として記載しましょう。

    ただし、リサイクル預託金に含まれる「資金管理料金」は、車を購入する段階で「課税仕入」に該当します。購入時のリサイクル預託金は項目ごとに扱いが異なるため、明確に区分しましょう。

    そして車を廃車するときは、管理団体に預けていたリサイクル預託金を使用します。この段階でサービスの対価として費用を支払うことになるため、消費税の課税対象です。「課税仕入」として処理しましょう。

    車の売却時には消費税以外の税金の扱いも確認しよう

    自動車税納税通知書と封筒
    車の売却時には消費税だけでなく、自動車税種別割や自動車重量税にも注意が必要

    車の売却に関係する税金は、消費税だけではありません。ここでは、売却時に意識したい別の税金として「自動車税種別割」と「自動車重量税」の2つを紹介します。

    車の売却ではこれらの税金がどのように扱われるのか、追加納付や還付があるのかをチェックしていきましょう。

    自動車税種別割

    自動車税種別割は4月1日時点の所有者に対して課される税金で、1年分をまとめて納付します。廃車するときは月割で還付される仕組みになっているものの、中古車として売却する場合は還付されません。

    ただし、システムとしての還付制度がないとはいえ、買取業者から未経過分相当額が査定額に上乗せされる形で還付されるケースがあります。そのため、査定を受けるときは未経過分相当額が上乗せされているかチェックしてみましょう。

    中古車買取業者による上乗せは法令で定められているものではないため、具体的な取り扱いは買取業者によって異なります。取り扱いが分からないときは、査定を依頼した業者に確認するのがおすすめです。

    自動車重量税

    自動車重量税は車検を受けるときに納める税金で、次回車検までの期間に応じた税額をまとめて納付します。税額は車種に応じて車両重量または車両総重量に応じて決まる仕組みです。

    システム上、自動車重量税が還付されるのは車を解体して永久抹消登録するときに限られます。しかし、自動車税種別割のときと同様に次回車検までの日数に応じて、買取業者が査定額に上乗せする形で返金されるのが一般的です。

    そのため、査定を受けるときは自動車重量税の上乗せ分が反映されているかチェックしてみるとよいでしょう。

    車を売却するときに税金以外に考えたいこと

    車の外装を細かくチェックして記録している査定士
    車を高く売却するには、買取業者選びや日頃のメンテナンスも大切

    車をより有利な条件で売買するには、税金以外にも考えたいことがいくつかあります。ここでは、査定を受ける前に自分でできる4つのことを見ていきましょう。

    少しでも高く売却して買い替えに伴う費用負担を軽減するためにも、ここで確認しておくことをおすすめします。

    できるだけ高く売却できる買取業者を選ぶ

    車の買取価格はどこでも同じというわけではなく、買取業者によって大きな差があります。そのため、できるだけ高い価格で売却できる業者を選ぶことが大切です。

    どこの業者を選ぶか悩んだときは、公式Webサイトをチェックして実績が豊富なところや買取と販売の両方を自社で手掛けているところを選ぶとよいでしょう。実績が豊富であれば多くのユーザーから信頼されていると考えられます。

    また、買取と販売の両方を自社で手掛けていれば手数料を削減でき、その分の価格が買取価格に反映されることに期待できるでしょう。気になる中古車買取業者が複数あるときは、それぞれ査定を依頼して金額をチェックし、売却先を決めるのがおすすめです。

    きちんとメンテナンス・クリーニングしておく

    査定を依頼する前には、エクステリア・インテリアをそれぞれ簡単にクリーニングしておきましょう。全体的に軽く清掃して汚れやほこりなどを落とし、できるだけきれいにしておくのがおすすめです。

    また、売却前だけでなく、日頃から清掃や消耗品の交換などのメンテナンスをきちんと行うことも大切と言えます。普段からきちんとメンテナンスしながら乗っていれば良好なコンディションを保て、売却時の高評価にも期待できるでしょう。

    ただし、コンディションが良好なほうが高く売却できるからといって、修理や板金加工が必要なメンテナンスはおすすめできません。期待できる査定額アップ効果より、修理やメンテナンスにかかる費用のほうが高くなる可能性があるためです。

    純正部品をそろえておく

    社外パーツで車をカスタマイズしているなら、純正パーツに戻してから売却したほうが高い査定額を期待できます。純正パーツの人気は高く、プラス査定につながるためです。

    一方で社外パーツは好みが分かれるため、よほど人気が高いパーツでなければ査定額アップ効果には期待できません。場合によっては、マイナス査定になることもあります。

    そのため、事前に純正パーツに戻した状態で査定を受けたほうが高値を目指しやすいでしょう。

    車検を受ける前に手放す

    売却する車の車検が切れそうなときは、車検を受ける前に手放しましょう。車検前に手放すことで、車検にかかる手間やコストを負担しなくて済むためです。

    買取現場では車検の残り期間に応じて査定額がプラスされる傾向がありますが、車検にかかるコストを考えると、車検を受けてからの売却はマイナスになる可能性が高いと言えます。そのため、総合的に考えると車検を受ける前に手放すのが有利です。

    なお、すでに車検が切れている車は、新たに車検を受けなくても売却できます。

    これから車を売却するならリバティへ!

    リバティ松原天美店の車両展示場
    スピーディーに車を売るならリバティへご相談ください

    車を売却しようと考えている方は、査定がスムーズで高額査定にも期待できるリバティへの売却をぜひご検討ください。ここでは、リバティに車を売却する2つのメリットを紹介します。時間面・金銭面の両面でメリットが大きいため、ぜひご利用ください。

    いつでもオンラインで無料査定を申し込める

    リバティの公式サイト上には査定依頼フォームがあり、車種やグレード・年式などの情報を入力して送信するだけで、手軽に依頼できます。営業時間を問わず24時間受け付けているため、隙間時間を利用した連絡が可能です。

    依頼後は当日中または翌営業日に担当者から連絡があるため、そこで日程や場所などの打ち合わせができます。査定時のやりとりがスムーズで、査定にかかる時間も30分~1時間と短いのが魅力です。限られた時間を有効活用するためにも、ぜひリバティへの売却をご検討ください。

    自社流通で高値買取を実現

    リバティでは、買取した車を自社の店舗で販売することを基本としています。別の業者を挟まないため手数料をはじめとしたコストを削減でき、査定額に反映することが可能です。

    今の車を少しでも高値で売却することで、買い替えに宛てられる資金を増やせます。買い替えに伴う費用負担をできるだけ軽くするためにも、ぜひリバティをご利用ください。

    まとめ

    車のフロントの状態を詳しく確認している人
    税金の取り扱いを把握した上で、有利な価格で売れる買取業者を選ぶことが大切

    車の売却に伴って消費税が課税されるかは、売却する車の用途によって異なります。プライベート用の車であれば課税されませんが、事業用(ビジネス用)の車を売却するときは課税対象です。

    売却先選びでお悩みの方は、自社流通を基本としていて高値買取を実現しやすいリバティをぜひご利用ください。公式Webサイトからすぐに査定を申し込め、スムーズな売却活動が可能です。