軽自動車はコンパクトな車体で小回りも利きやすく、維持費が安いこともあり幅広い年齢層に人気のボディタイプです。近年も魅力的な機能やデザインの車両が次々と登場しているため、これから軽自動車の購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ購入するとなると手続きや書類の準備などが必要になるため、不安に感じていることもあるでしょう。今回は、軽自動車の購入に必要となる書類や契約時の一般的な流れを説明します。購入時に注意したいポイントも合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてください。
①軽自動車の購入に必要な書類は?
②軽自動車を購入するまでの全体的な流れ
③軽自動車の購入時に気を付けたいポイント
④軽自動車の購入や維持に必要な費用
⑤初めて車を購入する方におすすめの軽自動車
⑥中古の軽自動車を購入するならリバティへ!
⑦まとめ
軽自動車の購入に必要な書類は?
軽自動車の購入時には、さまざまな書類が必要になります。自分で用意しなければならない書類や販売店側が用意している書類など、購入時の状況によって準備する内容も異なる場合があります。
購入時に使用する書類は不足があると手続きが進められないため、早めに必要書類を用意して円滑な手続きを目指しましょう。ここでは軽自動車の購入手続きを進める際にどのような書類を準備する必要があるのか、新車と中古車の場合に分けて紹介します。
新車の購入時に準備する書類
新車の軽自動車を購入する際に準備する書類は、主に下記の6種類です。
- ・住民票
- ・印鑑(認印)
- ・申請依頼書(委任状)
- ・自動車保管場所届出書
- ・保管場所使用承諾証明書
- ・車庫配置図
住民票は市区町村で発行が可能で、3か月以内に発行した書類が必要になります。軽自動車の場合、自動車保管場所届出書に関する書類が不要なケースも少なくありません。
居住地によって条件が異なるので、都道府県警のサイトで確認し、必要な場合は警察署で発行しましょう。
中古車の購入時に準備する書類
中古の軽自動車を購入する際に準備する書類は以下の通りです。
- ・住民票
- ・印鑑(認印)
- ・申請依頼書(委任状)
- ・自動車保管場所届出書
- ・保管場所使用承諾証明書
- ・車庫配置図
新車の購入時と用意する書類は変わらず、市区町村の窓口や警察署などで入手が可能です。
軽自動車の所有にあたって自賠責保険証明書や車検証などが必要となりますが、これらは購入する車と同じような動きをすることから、販売店が用意するケースが一般的です。
軽自動車を購入するまでの全体的な流れ
軽自動車の購入時は車選びから乗り出しまでにある程度の期間を要します。
そのため、乗り始めたい日付が決まっている場合はある程度スケジュールを組みながら、理想に近い日程で車を用意することを目指しましょう。軽自動車購入時の一般的な流れを、7つの段階に分けて紹介します。
1.購入する軽自動車を決める
購入する軽自動車を選びます。車両選びをスムーズに行うために、前もって予算や目的を絞り、目星を付けておくと良いでしょう。予算は車両本体価格だけでなく、保険料や維持費なども含めて算出しておくと、後から起こりうる費用不足を防止できます。
日常生活やアウトドアレジャーなど、使用する場面を具体的に想像すると、目的に適した車両タイプが絞りやすいです。一括りに軽自動車と言っても、近年ではさまざまなデザインや機能の車両がありますので、用途に応じた予算と目的で選びましょう。
2.販売店に在庫を問い合わせる
購入する軽自動車を決めた後は、車両の取り扱いがある販売店を探しましょう。気持ちよく買い物をするためには、販売店を選ぶことも重要です。複数の店舗で在庫を比較する際は、公式ホームページや中古車情報サイトが役立ちます。
ネット上で在庫を確認する場合は、在庫状況の動きに注意しましょう。探している最中も実店舗では契約が進むので、ネット上の情報が店舗と一致しないケースも考えられます。より正確な情報を確認するには、電話やメールを用いた問い合わせをおすすめします。
3.現車がイメージ通りか確かめる
欲しいと思った軽自動車がイメージ通りか、店舗で現車を確認しましょう。形状や色味は写真や画像で概ね確認できますが、乗車時の視認性や操作感は実際に乗らなければ分かりません。
購入を検討している車の試乗が難しいときは、試乗サービスを行っていて近い条件の車がある店舗を利用すると良いでしょう。一般的に試乗時間やコースは決まっているので、規定の範囲で車両の特徴を掴みましょう。特にチェックしておきたい部分は、乗り心地に関わる内容です。
乗り降りや加速はスムーズにできるか、メーターや視界は見やすいか、現車だからこそ確認できる箇所を中心に見ると選んだ車種が自分に適しているかの判断材料になるでしょう。
4.販売店に見積もりを依頼する
購入する店舗と軽自動車が決まったら、見積もりを算出してもらいましょう。一般的に自動車の契約前は、販売店に見積書の作成を依頼します。本体価格やオプション料金、購入にかかる諸費用などの合算が提示される金額です。
見積もりに不明瞭な箇所がある場合は、スタッフに質問して疑問を解消しましょう。また、見積もりを依頼したからと言って、必ず購入する義務はありません。気になる店舗が複数あれば、見積もりを比較して購入先を選ぶことも可能です。
5.販売店と契約を交わす
提示された見積もりの内容に不明瞭な点が無ければ、販売店と契約手続きを行います。契約を交わすには、住民票や車庫証明書など、購入者側で用意する書類の準備が必要です。
軽自動車購入の契約に必要な書類は販売店の案内に従い、契約内容を確認した後に記入しましょう。
提出が必要な書類は発行に時間を要する物もあるため、早めに用意しておくと良いでしょう。提出する書類は、店舗や居住地で異なりますので、購入前に店舗へ訪れた際に確認しておきましょう。
6.購入代金を支払う
一通りの書類を提出し、契約の手続きが完了した後は、購入代金を支払います。支払い方法は、現金一括やローンの利用が一般的です。
現金一括での支払いは金利が発生しないため、毎月の家計への負担が減り、返済期限を気にしなくて済みます。ただし、軽自動車でも数十万円~数百万円ほどの資金が必要になるので、貯蓄に余裕がある方に向いている支払い方法です。
ローンは手元の資金が少なくても購入できるため一時的な出費の大きさを補えますが、利息により現金一括に比べて総支払額が高くなります。自分に適した支払い方法の選択を行いましょう。
7.納車日に車を受け取る
支払い手続きまで完了すれば、後は納車日が来るのを待つだけです。納車までの期間は、在庫の有無や生産方法などの要因で変わります。一般的に軽自動車の場合、新車は1か月~2か月ほど、中古車は数日~数週間ほどが目安です。
中古車は在庫として保管しているため、新車と比べて短い期間で納車される傾向にあります。新車の場合は人気がある車種で生産が追い付かないなど、そのときの状況で納期が遅くなることも考えられます。
納車後は契約時の内容と相違ないか、傷や汚れは付いていないか、隅々までしっかりチェックして受け取りましょう。
軽自動車の購入時に気を付けたいポイント
車は一度購入すると、ある程度の期間が過ぎるまで大切に乗り続ける方が多いのではないでしょうか。頻繁に買い替えないのであれば、買った後に後悔しないためにも購入時の内容を吟味することは欠かせません。
では軽自動車を購入する際には、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。軽自動車の購入時に気を付けたいポイントを5つご紹介します。
使用用途に適した装備を選ぶ
目的や用途にマッチした装備の軽自動車を選びましょう。軽自動車は定められた規格の中で、ワゴン系やSUV系、スポーツ系など幅広いジャンルが発売されています。
たくさんの人や荷物を乗せる機会が多い場合は、広々と使えるワゴン・ハイトワゴン系がおすすめです。座席や荷室の空間が広めで、子どもの送迎や日常的な買い物に役立ちます。
アウトドアレジャーに向いているのがSUV系、悪路でも安定した走行が可能です。運転を楽しみたい方は、スポーツ系のような性能重視の車両をおすすめします。軽自動車でもマニュアルタイプやオープンタイプの車両があり、気分の良いドライブが可能です。
安すぎる車両の購入は慎重に検討する
他の車両よりも一段と価格が安い、「格安」や「激安」を謳った中古の軽自動車を選ぶ際は、なぜ安いのかを確認するなど慎重な判断が必要です。安くなる理由として、年式が古く走行距離の長い状態や、修復歴によるフレームの修理や交換が挙げられます。
このような車両は、本体の劣化や消耗が進んでいるため、購入後の故障リスクが高まります。最終的に修理やメンテナンスで高額な追加費用が発生してしまうことも考えられるため、購入する場合は車両の状態を細かく確認し、リスクを承知した上で検討しましょう。
お得に購入できる時期を把握する
なるべくリーズナブルな価格で軽自動車を購入したい方は、お得なキャンペーンなどが開催される時期を狙うのもひとつの方法です。例えば、決算セールやボーナス商戦の時期などです。
決算期は販売目標を達成するために、お買い得な車が販売されることもあるでしょう。ボーナスシーズンでは競合店舗との差別化を図るため、大規模なキャンペーンを打ち出す可能性もあります。
直接的な車両本体価格の安さだけでなく、特典やプレゼントキャンペーンなどを活用して総合的な購入金額を安くする方法もあります。
購入後の維持費を計算する
軽自動車は税金や保険料の設定が安く、燃費などのコストパフォーマンスが良いため、普通車に比べて維持費が安い傾向にあります。それでも、購入前に具体的な維持費を把握していなければ、想定よりも大きな出費に驚くかもしれません。
維持費を見積もる際は1年間を目安に、どのような費用がいくら発生するかを算出しましょう。個人の生活スタイルによって、駐車場代やガソリン代など内容や価格が変わるので、自分の状況に合わせた計算が必要です。
家族と話し合ってから判断する
購入する軽自動車を家族で共有して使用する場合は、意見を出し合いながら車両を判断しましょう。機能やデザインなどの優先したい項目が必ずしも同じとは限らないため、勝手に決めてしまうと家族間の雰囲気が悪くなることも考えられます。
さまざまな車両を比較して、家族全員が納得できる軽自動車を選びましょう。どうしても一台に絞れないときは、販売店のスタッフや専門のアドバイザーに相談する方法がおすすめです。家族全員の意見をまとめて、要望に近い車両を提案してもらいましょう。
軽自動車の購入や維持に必要な費用
軽自動車の購入時には、本体価格以外にも税金や保険料が必要です。購入した後も車を動かすためのガソリン代や、メンテナンス費用など維持費が発生します。そのため、安易に考えすぎてしまうと、想定よりも費用がかかったと感じることがあるかもしれません。
具体的な予算を組むためにも、どのような費用が発生するか事前に把握しておきましょう。購入時と購入後に分けて必要となる主な費用を紹介します。
軽自動車の購入にかかる主な費用
軽自動車の購入時に発生する主な費用は、本体価格以外に「法定費用」と「代行費用」の2つに分けられます。
法定費用に含まれる項目は以下の通りです。
- ・軽自動車税
- ・自動車重量税
- ・環境性能割
- ・リサイクル料金
- ・自賠責保険料
- ・消費税
手続きの代行を依頼するための費用は以下の通りです。
- ・車両登録費用
- ・車庫証明費用
- ・納車(自宅納車や陸送での納車の場合)
法定費用は種類や性能によって金額が決まっています。代行費用は依頼する店舗や内容により金額がさまざまです。費用が気になる方は、依頼せず自分で手続きを行う方法も検討してみましょう。
軽自動車の維持にかかる主な費用
軽自動車の購入後も、維持するための費用が継続して必要になります。
軽自動車を使用し続けるために発生する主な費用は以下の通りです。
- ・各種税金
- ・各種保険料
- ・車検費用
- ・ガソリン代
- ・駐車場代
- ・メンテナンス費用
軽自動車税や自動車重量税などの各種税金、自賠責保険の料金は、車検時に作業費用と合わせて支払います。任意保険に加入している場合は、こちらも支払いが必要です。
車を所持する上で、ガソリン代や駐車場代は無視できません。走行距離や管理環境によって費用が変わります。軽自動車に安心して乗り続けるには、劣化や消耗した部品を交換しなければなりません。点検や交換作業など、メンテナンスにかかる費用も重要です。
初めて車を購入する方におすすめの軽自動車
軽自動車はコストパフォーマンスが良く、初心者でも操作しやすい人気の車両です。日本での普及率は約50%もあり、地域によって差があるものの、多くのユーザーを獲得していることが分かります。
使用者が多く利点も魅力的なことから、初めて購入する車として、軽自動車を選択する方も多いのではないでしょうか。ここからは、初めて車を購入する方におすすめの軽自動車を紹介します。
スペーシア
スペーシアはスズキから販売されている軽ハイトワゴンで、開放的な室内空間や低燃費を意識した設計が魅力です。ハイトワゴンならではの座席の高さが、前方の視界を良くしてくれるので、初心者も運転しやすい設計になっています。
大きい物も積み込みやすい低床設計の荷室や、荷物に合わせて変えられるシートアレンジも便利です。シンプルでありながら個性的なデザインを施したエクステリアは、12色のパターンからボディカラーを選べます。
N-BOX
N-BOXはホンダが展開するNシリーズのひとつで、軽トールワゴンに分類されます。2023年の上半期国内販売台数1位を獲得している人気モデルです。
前方の死角を減らした極細フロントピラーや、大型車にも埋もれにくい目線の高さは、安心して運転に集中できるよう視界を確保します。
オートブレーキホールド機能は操作がぎこちない初心者に優しく、ブレーキペダルから足を離しても停車状態を維持することが可能です。渋滞や停車中にうっかり離して起こる追突事故を防いでくれます。
タント
ダイハツの軽トールワゴンであるタントは、大きく開くミラクルオープンドアや、ロングスライドシートの採用が特徴的な軽自動車です。また、17種類の運転支援機能を搭載したスマートアシストで、初心者の操作をあらゆる方面でサポートしてくれます。
鍵の出し入れが不要なキーフリーシステムは、施錠と解錠がスムーズに行えるので、急いでいる場合や両手が塞がっている場面で便利です。車内はインパネ周りが低く、フロントガラスも大きめなため、広い視界を確保できます。
中古の軽自動車を購入するならリバティへ!
軽自動車に求める条件は購入者によって異なるため、それぞれの条件に応えられる店舗が必要です。最適な中古車で満足のいくカーライフを送るために、ぜひリバティへご相談ください。
リバティなら約4,000台もの在庫車から、条件に適した軽自動車の検索が可能です。ここからはリバティの魅力について解説するので、店舗選びの参考にしてください。
中古車や届出済未使用車の在庫が豊富
自動車の大型専門店であるリバティは、関西と四国に17店舗を展開しています。グループ店舗を含めた総在庫数は約4,000台あり、中古車だけでなく登録(届出)済未使用車も豊富です。
軽自動車は用途に合わせた選択ができるので、在庫数が多いほど求めている車両に出会える可能性が高まります。自動車の知識に自信が無い場合も、専門的な情報を把握しているスタッフがサポートさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
お得な車両価格の商品が強み
軽自動車の購入を検討している方は、価格の安さにこだわりたい方も多いでしょう。リバティでは低価格を実現するために、あらゆる取り組みを実施しています。大型販売店の強みを生かした自動車の大量仕入れや、業務のシステム化によってコスト削減を徹底しました。
さらに、薄利多売方式を導入し、利益を減らして大量に販売することで満足度の高い価格を継続しています。公式Web上から価格帯を絞った在庫情報の検索ができるので、予算から車両を探すことも可能です。
まとめ
軽自動車の購入時には、主に6種類のアイテムが必要になります。自分で準備が必要な書類の他にも販売店が用意してくれる書類など、さまざまな書類に触れるかもしれません。そのため事前に必要な書類と合わせて受け取れる場所や、購入に関する一連の流れを把握しておくと良いでしょう。
軽自動車の中古車を購入しようと考えている方は、ぜひリバティへご相談ください。低価格で豊富な種類の商品を取りそろえており、専門スタッフと相談しながら車両を選べます。店頭だけでなく公式Webサイト上からも在庫を確認できるので、気になる車両があればお気軽にお問い合わせください。
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弊社の在庫は届出(登録)済未使用車という名称を用いております。
届出(登録)済未使用車とは、製造されただけのお車で、一般の方が乗られたり、一般道を走ったりしていないお車となります。
一昔前までは「新古車」という名称が一般的でしたが、自動車公正競争規約により「新古車」という言葉を用いることが禁止されました。
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現在は 誰も使用していない 車=未使用 車 ということで、全国の販売店でほぼ統一されています。
認識としては、未使用車=新古車という認識で構いません。
未使用車の中でも、
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