車のデザインは多種多様ですが、その中でもSUVは近年人気を集めているボディタイプです。SUVといってもサイズや見た目、使い勝手などの特徴はモデルごとに異なるため、購入を検討する際にはどのような車種の選択肢があるのでしょうか。
そこでこの記事では、21車種のSUVをボディサイズ別にピックアップして紹介します。車両画像付きで車種ごとの特徴を紹介しているため、気になるモデルがないかをチェックしてみましょう。
①SUVにはどんなタイプがある?
②人気が高いSUVトップ3
③ボディサイズ別のSUVラインアップ4選【軽SUV】
④ボディサイズ別のSUVラインアップ7選【コンパクト】
⑤ボディサイズ別のSUVラインアップ5選【ミドル】
⑥ボディサイズ別のSUVラインアップ2選【ラージ】
⑦自分に合ったSUVを購入するならリバティへ
⑧まとめ
SUVにはどんなタイプがある?
車のボディタイプにはコンパクトカーやセダン、ミニバンなどのように複数の種類があります。SUVはその中のひとつを指す言葉ですが、具体的にどのような車両のことを表現しているのでしょうか。ここでは、SUVの定義や種類、選び方を簡単に解説します。
SUVの定義
SUVはSport Utility Vehicle(スポーツ用多目的車)の略称です。SUVと呼べるモデルに明確な定義はありませんが、一般的に最低地上高が高く悪路走行を得意とし、荷室が広くたくさんの荷物を積めるような車両を指します。
多目的車とも呼ばれていることからも分かる通り、日常利用から休日のアウトドアまで幅広く利用できるのが魅力です。また、SUVの中でも街乗り向けに開発された車は、クロスオーバーSUVと呼ぶことがあります。
ボディサイズの種類
SUVはさまざまなボディサイズが展開されている特徴があり、用途に合わせて好みのサイズを選べます。小さなものであれば軽自動車に分類される「軽SUV」に加え、コンパクトカーに近いサイズの「コンパクトSUV」などが選択肢です。
さらにサイズが大きくなると「ミドルSUV」や「ラージサイズSUV」などと呼ばれ、ミニバンのような3列シートが採用された大勢で乗れるモデルも存在します。
選ぶときのポイント
サイズや特徴が異なるモデルが複数発売されていると、どの車が自分に適しているのか分からなくなってしまうかもしれません。SUV選びで迷ったときは、以下のポイントに注目してみるとよいでしょう。
- ・予算内で購入できるか
- ・よく走行する道路の状況に適した走行性能を有しているか
- ・道幅や駐車場のスペースに適したサイズであるか
- ・乗車人員や積載性に問題がないか
車に求める要素には個人差があるため、適したボディサイズのSUVから予算内で購入できて必要な走行性能を備えた1台を選ぶことがおすすめです。
人気が高いSUVトップ3
数あるSUVの中で、特に人気が高い車にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、リバティが取り扱っている車種の中から、特に売れている人気のSUVを3車種紹介します。人気が高い車から購入する1台を選びたいと考えている方は、ぜひこの機会にチェックしておくとよいでしょう。
トヨタ ヤリスクロス
コンパクトSUVの中でも人気が高い1台が、ヤリスクロスです。市街地でも運転しやすいサイズの1台で、日常利用から長距離ドライブまでさまざまな用途に無理なく利用できます。
燃費性能が高く、経済性を重視する方にも向いている1台といえるでしょう。ラゲッジスペースの容量が390Lと多く、シートを調整することで大型の荷物や長尺物を積み込みやすいのも魅力です。最新のパーキングサポートが備わっており、駐車時の操作が行いやすくなっています。
ホンダ ヴェゼル
ヴェゼルはコンパクトSUVに分類される1台で、2023年時点で現行モデルとして販売されているのは2代目です。全体的にスタイリッシュな仕上がりで、市街地の風景にもなじみやすいデザインといえるでしょう。
ホンダが独自開発したハイブリッドシステムであるe:HEVを搭載したグレードもラインアップしています。e:HEVはエネルギー効率がよいモーターをメインの動力源にしつつ、エンジンのパワーが必要なときにはエンジンから直接動力を伝達するシステムです。これによって高い燃費性能を実現していて、経済性を重視する方にも適した1台といえます。
トヨタ ハリアー
SUVとクーペをうまく融合させ、力強くスタイリッシュな仕上がりを実現した1台がハリアーです。インテリアも落ち着いた印象かつ高級感があり、上質さを求める方に向いています。
ガソリン車とハイブリッド車だけでなく、PHEVも設定されているのが特徴です。燃費性能を求める場合や静粛性を重視する場合には、PHEV車を選ぶとよいでしょう。ラゲッジスペースも広く、日常利用からアウトドア・旅行まで幅広く利用できます。
ボディサイズ別のSUVラインアップ4選【軽SUV】
小型SUVを探しているときや駐車スペースに制約があるとき、セカンドカーとして利用する1台を探しているときにおすすめなのが軽SUVです。軽自動車規格のSUVは他のサイズに比べてそれほど多くラインアップされていないため、次のような車種が選択肢となります。
スズキ ジムニー
ジムニーはラダーフレームを採用した本格的なオフローダーで、軽自動車としては2023年時点で唯一の存在です。十分なアプローチアングルを確保しているなど、走破性を高める工夫が施されているため、さまざまな路面状況において安定して走りを見せてくれます。
一方、現在発売しているモデルは3ドアであるため、後部座席に直接アプローチできるドアがないなど、利便性の面にやや問題がある点がデメリットといえるでしょう。
スズキ ハスラー
軽クロスオーバーSUVを探しているなら、ハスラーを検討してみるとよいでしょう。ハスラーは遊べる軽をコンセプトにして開発された1台で、普段のドライブから旅行やキャンプまで多用途に使えます。
シートを倒せばフラットなラゲッジスペースを確保でき、大型の荷物を積みやすいのも魅力です。軽自動車の規格を最大限に生かし、利便性を確保したSUVといえます。
ダイハツ タフト
タフトも軽クロスオーバーSUVとして人気がある1台です。フロントシート上にスカイフィールトップが設置されていて、開放感があるドライブを楽しめます。
分割可倒式シートやフレキシブルボードなど、ラゲッジスペースをアレンジしやすくする工夫が施していることで、荷物を積みやすいのも魅力です。インテリアカラーにオレンジのアクセントを採用しているグレードもあり、個性的な印象に仕上がっています。
スズキ スペーシアギア
後部座席を使う多人数乗車を前提としている方で、車内空間が広い車を探しているならスペーシアギアがおすすめです。SUVのデザインとハイトワゴンの利便性を兼ね備えた車で、日常利用に必要な積載性と長距離ドライブに必要な快適性を併せ持っています。
エクステリアにはルーフレールを備えていて、ここにルーフキャリアを取り付けることで大型の荷物を無理なく積めるのもメリットです。
ボディサイズ別のSUVラインアップ7選【コンパクト】
十分な積載性・快適性を備えていながら比較的小型で、狭い道でも運転しやすいのがコンパクトSUVです。
人気が高いことから多くの車メーカーがラインアップしており、選択肢が広いのもメリットといえるでしょう。ここでは、コンパクトSUVの購入を検討している方におすすめの7車種を紹介します。
トヨタ ライズ
ライズはコンパクトSUVの中でも小型であるものの、車内空間が広めに確保されているのが特徴です。ラゲッジスペースの容量も369Lと十分確保できるため、一般的な利用において困ることは少ないでしょう。
リアシートを使用する機会が多い方や多くの荷物を積む方におすすめです。十分な走行性能と燃費性能を両立したハイブリッドシステムを搭載していて、ドライブ時も力強い走りを楽しめます。
マツダ CX-30
スタイリッシュなデザインのコンパクトSUVを探しているなら、CX-30を検討してみましょう。クロスオーバーSUVらしい仕上がりの1台で、オンロード・オフロード双方の走行性能を重視して開発されているのが特徴です。
クリーンディーゼル車とガソリンを使うハイブリッド車がラインアップされていて、パワートレインの選択肢が豊富なのも魅力といえるでしょう。
スズキ ジムニーシエラ
軽SUVとして人気の存在であるジムニーをベースにしつつ、搭載しているエンジンのパワーを高めてボディサイズをやや大型化したのがジムニーシエラです。ジムニーのデザインやコンセプトを魅力的に感じているものの、軽自動車以外の1台を購入したい方に向いています。
ラダーフレームの採用や十分なアプローチアングルの確保など、ジムニーの魅力をそのまま受け継いでいるのも魅力です。
トヨタ カローラクロス
多くの荷物を積んでドライブを楽しむ機会が多い方におすすめなのが、カローラクロスです。車内空間の広さそのものは他のコンパクトSUVと比べて大幅に広いわけではありませんが、ラゲッジスペースの最大容量が487Lと多いのが特徴といえます。
さらに、エクステリアデザインはシンプルでありながらスタイリッシュで、市街地の風景にもなじみやすい仕上がりといえるでしょう。日常利用から旅行まで、さまざまな用途に使いやすい1台です。ただし、ガソリン車とハイブリッド車が選べますが、ガソリン車には4WDモデルがありません。
ダイハツ ロッキー
最低地上高が185mmと高めで、オフロードの走破性が高くさまざまな路面状況に対応できるのがロッキーの魅力です。車内空間は広々としていて、開放感がある環境でドライブを楽しめるのもうれしいポイントといえるでしょう。
ダイハツが開発したe-SMART HYBRIDを搭載していて、コンパクトSUVの中でも燃費性能が高いのが特徴です。さらに、ラゲッジスペース内に交流100V・15A出力に対応したコンセントを備えています。電力が必要なときにすぐ供給できるのは、利便性の面で大きな魅力です。
トヨタ C-HR
C-HRは2023年8月に販売終了したトヨタのコンパクトSUVで、全体的に個性的かつスタイリッシュなデザインです。存在感・重厚感がある仕上がりでよく目立つだけでなく、走行性能に優れているのも特徴です。
一方、車内空間がやや狭くなっていて、開放感を求める方にはこの点がデメリットといえるでしょう。購入する場合は中古車に限られるため、お探しの際はリバティの在庫をチェックしてみましょう。
スズキ クロスビー
直線主体のデザインで、SUVと一般的なステーションワゴンの特徴を併せ持った仕上がりが特徴的なのがクロスビーの特徴です。コンパクトSUVでありながら広々とした車内空間を確保していて、リアシートをフル活用して多人数乗車するときでも快適な環境でドライブを楽しめます。
また、ターボエンジンとマイルドハイブリッドシステムを搭載することで、1Lの低排気量エンジンを搭載している車であるのにもかかわらず力強い走りを見せてくれるのも魅力です。
C-HRは2023年8月に販売終了したトヨタのコンパクトSUVで、全体的に個性的かつスタイリッシュなデザインです。存在感・重厚感がある仕上がりでよく目立つだけでなく、走行性能に優れているのも特徴です。
一方、車内空間がやや狭くなっていて、開放感を求める方にはこの点がデメリットといえるでしょう。購入する場合は中古車に限られるため、お探しの際はリバティの在庫をチェックしてみましょう。
ボディサイズ別のSUVラインアップ5選【ミドル】
より広い車内空間を求める方や、積載性や快適性を重視する方にはミドルサイズSUVがおすすめです。ミドルサイズSUVも需要が高く、豊富な車両が販売されています。
ここでは、特におすすめのミドルサイズSUVを5車種ピックアップして見ていきましょう。定番の1台から個性的な1台まで、さまざまな車が販売されています。
スバル フォレスター
フォレスターはオフロードの走破性に優れた車として高い評価を受けていて、SUVの代表的な存在として知られています。シンメトリカルAWDとX-MODEを組み合わせることで、どのような路面状況にも対応しやすいように設計されているのが特徴です。
ミドルサイズSUVでありながら最小回転半径が5.4mと小さく、狭い道を走る機会が多い場合でも運転しやすいのがメリットといえるでしょう。
トヨタ RAV4
一見しただけでSUVであることが分かる重厚感があって力強いデザインが特徴なのが、RAV4です。ミドルサイズSUVの中でもラゲッジスペースの容量が多く、キャンプやバーベキューなどで大型の荷物を運ぶ際にも無理なく積み込めます。
PHEV車もラインアップされていて、パワートレインの選択肢も豊富です。燃費性能や静粛性を重視したい方は、PHEV車を検討してみるとよいでしょう。
マツダ CX-5
上質なデザインのミドルサイズSUVを探しているなら、CX-5を検討してみてもよいでしょう。マツダ車らしいスタイリッシュなデザインは健在で、市街地の風景にも郊外の風景にもマッチするクロスオーバーSUVらしいデザインといえるでしょう。
ラゲッジルームにはリバーシブルラゲッジボードが採用されており、防水加工面を使用すると汚れや水ぬれが気になる荷物を積み込む際に役立ちます。定員乗車時もゴルフバッグが4つほど積み込める大きな荷室が特徴です。
日産 エクストレイル
エクストレイルは日産車らしくVモーショングリルを採用していて、全体的にシンプルでありながら洗練された印象の仕上がりです。オンロード・オフロード双方の走破性が高く、高速道路から積雪路・砂利道までさまざまな路面において安定した走りを見せてくれます。
インテリアはシンプルで飽きにくいデザインに仕上がっているだけでなく、汚れを落としやすいマテリアルを採用しているなど実用性にも気を配っているのが特徴です。575Lのラゲッジスペースは、同クラスSUVの中でもトップクラスの大きさになります。
レクサス NX
NXはレクサス車として初めてターボエンジンを搭載車として発売されたクロスオーバーSUVで、ラグジュアリーSUVに位置付けられています。低重心化と高剛性化を実現することで操作に対する応答性を高めていて、運転を楽しみたいと思っている方におすすめです。
高級車ブランドらしくインテリアにもこだわっていて、上質かつ落ち着いた仕上がりになっているのも魅力といえるでしょう。高級感があるSUVを探している方にとっては見逃せない1台です。
ボディサイズ別のSUVラインアップ2選【ラージ】
オフロードを安定して走れる走行性能を求める方や重厚感を重視する方、多人数乗車する機会が多い方にはラージサイズSUVがおすすめです。このクラスになると3列目シートを備えていて、6人以上での乗車に対応した車種もあります。
ファミリーカーとして利用する場合にもおすすめといえるため、ぜひ検討対象に含めてみてはいかがでしょうか。
トヨタ ランドクルーザープラド
トヨタのオフローダーとして大人気のランドクルーザーをダウンサイジングしつつ、高い走行性能を維持しているのがランドクルーザープラドです。オフローダーとしての走行性能はきちんと備えているため、積雪路や砂利道などの悪路でも十分な走りを見せてくれるでしょう。
走行をサポートする機能として路面状況に合わせて選べる5つのモードが用意されており、滑りやすい路面や段差の多い路面も駆け抜ける性能は本格SUVにふさわしい特徴です。
マツダ CX-8
CX-8はマツダが販売している3列目シートを搭載したラージサイズSUVで、6人乗りと7人乗りをラインアップしています。さらに、3列目シートの安全性をきちんと確保するように設計しているのもCX-8の魅力です。
法令を守ればよいという考えではなく、追突事故が発生したときの安全性を確保することを考えて開発していて、きちんと安全性を検証しています。そのため、3列目シートを日常的に利用する方には特におすすめの1台です。
自分に合ったSUVを購入するならリバティへ
SUVは多くの車メーカーが注力している車種であるため、多種多様な車が販売されているボディタイプです。
選択肢は新車に加えて中古車があり、ナンバー登録が行われただけで中古車扱いとなった登録(届出)済み未使用車なら、新品に近い状態の車両が新車よりも安くお買い求めいただけます。
リバティでは登録(届出)済み未使用車を含む数多くの中古車をご用意していますので、ぜひ好みの1台が販売されていないか探してみてください。
多種多様なSUVをラインアップ
リバティは、関西・四国地方を中心に大型店を展開している自動車の総合販売店です。豊富なメーカー車をラインアップしており、SUVの選択肢も軽SUVからラージサイズSUVまで、さまざまな車種を取りそろえています。
品質がよい車を安くご提供できるように、薄利多売方式を採用し業務の効率化でコスト削減を行っているのも特徴です。
車を乗り換える際の下取り価格は、買取専門店よりも高く提示できる仕組みがありますのでお気軽にご相談ください。なお、在庫車は公式Webサイト上の「最新在庫情報」からご確認いただけます。
購入後のサポート体制も充実している
車を購入した後は、定期的な点検・整備・車検が必要です。リバティではアフターサポートも行っているため、車に関する疑問があればお気軽にご相談ください。
ご都合に合わせて土日もご利用いただける車検整備や見積もりや代車が無料の修理など、利用しやすい環境で実績も豊富です。
保険サービスは「損保ジャパン」「三井住友海上」「あいおいニッセイ同和損保」「東京海上日動」の代理店を行っており、お客さまに最適なプランの提案や万が一のときの事故対応を行います。
まとめ
SUVは本格的なオフロード走行を得意とするモデルから普段使いしやすいモデルまで、さまざまな種類が用意されています。アウトドア用の車やファミリーカーなど、幅広い用途で使いやすい車種が多くラインアップしているボディタイプです。
リバティでは、軽SUVからラージサイズSUVまで各メーカーのSUVをラインアップしています。購入後のサポートも充実しているため、中古車や登録(届出)済み未使用車をお探しの際はぜひリバティへご相談ください。