スタッフブログ

軽自動車に白ナンバーは付けられる?種類や手続き方法を解説

投稿日 2023.11.17
2024.1.12
libertynet

軽自動車に装着されたナンバープレート
軽自動車は黄色ナンバーが基本であるものの、条件付きで白ナンバーも装着できる

一般的に自家用の軽自動車に装着するナンバープレートは、黄色地に黒文字のものです。しかし、軽自動車でも白ナンバーを装着できると聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、軽自動車に白ナンバーを装着するための具体的な手続き方法を紹介します。今変えられるデザインは普通車とは異なり、全体が白色のナンバープレートではありませんが、通常の黄色ナンバー以外にしたいと考えている方におすすめです。

目次はコチラ

軽自動車でも白ナンバーを付けられる

重ねて置いてある3枚のナンバープレート
軽自動車に白ナンバーを装着するには、特別仕様ナンバーを取得する必要がある

2023年9月時点で発行できるナンバープレートは白いデザインが用意されているため、軽自動車に白ナンバーを装着することは可能です。ただし、通常のデザインは黄色なので、何もせずにナンバープレートを発行すると黄色ナンバーが発行されてしまいます。

では、なぜ軽自動車のナンバープレートの通常デザインは黄色が採用されているのでしょうか。まずは軽自動車とナンバープレートの関係を詳しく見ていきましょう。

黄色ナンバーは軽自動車を見分けやすくする目的がある

軽自動車に黄色ナンバーが装着されるようになったのは、1975年のことです。黄色ナンバーを導入した目的は2つあり、高速道路の料金所で軽自動車を識別して適切な料金を収受する目的と、最高速度が普通車と軽自動車で分かれていたことから、スピード違反を適切に取り締まるためでした。

軽自動車は高速道路の通行料金が普通車より安価で、制限速度も80km/hと低く設定されていた時代に制定されたナンバープレートです。

しかし、2023年時点では高速道路の通行料金はETCを利用した自動収受がメインになってきており、最高速度にも差はありません。人の目で軽自動車を識別する必要は減っていることから、ナンバープレートを色分けする理由もほとんどなくなったといえるでしょう。

黄色以外のナンバープレートが登場している

通常は黄色地に黒文字のナンバープレートを装着する軽自動車ですが、必要な手続きをすることで白地に緑文字のナンバープレートを装着することも可能です。ただし、2023年時点で発行できる白地のナンバープレートは普通車のナンバープレートとは異なり、周囲に黄色の縁取りがされています。

普通車と全く同じデザインのナンバープレートを装着できるというわけではありません。発行できるデザインは時期によって異なるため、具体的なデザインを知りたい方は国土交通省のサイトでチェックしておくとよいでしょう。

普通車と同じナンバープレートが登場した時期もあった

現在は手に入らないナンバープレートですが、過去には黄色い縁取りがなく、普通車と同じデザインの白ナンバーが軽自動車に対して交付されていた時代もあります。具体的なナンバープレートは以下の2つです。

ナンバープレートの種類交付時期
ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート2017年4月3日~2019年11月29日
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート2017年10月10日~2021年9月30日

上記の2種類は、デザインによる軽自動車と普通車の区別がありません。日本で開催されることを記念したナンバープレートとして発行され、大会終了後もナンバー変更の必要性がなければ廃車するまで使用できます。

【2023年】交付されている白ナンバーの種類

全国版図柄ナンバーを装着した車
軽自動車用の白ナンバーは2023年時点で3種類存在する

023年9月時点は普通車と同じナンバープレートを作れない軽自動車ですが、3つのデザインの白ナンバーを取り付けることが可能です。デザインは普通車と似ていますが、どれも軽自動車の場合はプレートの縁取りに黄色の枠が付いています。

白ナンバーの交付する際は、交付時期や交付エリアが決まっているデザインがあるため、自分の車に装着できるものがどれかを確認しておきましょう。

全国版図柄入りナンバープレート

各都道府県の花を背景に用いたものが、全国版図柄入りナンバープレートです。「全国版」と呼ばれていることからも分かる通り、交付地域に制限はありません。交付申込時に寄付金の有無を選択でき、1,000円以上寄付すると背景の花柄がカラーになったナンバープレートを選べるようになります。

一方で、寄付しない場合はモノトーンのナンバープレートに限られます。全国版図柄入りナンバープレートは交付期間が定められていて、2022年4月18日~2027年4月30日です。

地方版図柄入りナンバープレート

対象となる区市町村を細分化して交付されるナンバープレート、すなわちご当地ナンバー制度を活用した白ナンバーに「地方版図柄入りナンバープレート」があります。各地方の名所がデザインされていて、広告塔としての役割にも期待されているものです。

こちらも軽自動車に白ナンバーを装着するために利用できますが、交付地域が限られているのがデメリットです。なお、一部の地方版図柄入りナンバープレートには、特定都道府県の全域を対象にしたものもあります。

地方版図柄入りナンバープレートは2018年10月1日から交付されていて、交付期限は設けられていません。寄付金ありでカラーの背景が選択できること、寄付金なしはモノトーンに限られることは全国版と共通です。

大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート

2025年に大阪・関西万博が開催されることに伴って、2022年10月24日~2025年12月26日の期間限定で「大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート」が交付されています。全国を対象に交付されているため、どこに住んでいても装着可能です。

他の特別仕様ナンバープレートと同様に、1,000円以上の寄付金を納めるとカラー版のナンバープレートを装着できます。

軽自動車に白ナンバーを取り付けるとどうなる?

路上を走行している1台の軽自動車
白ナンバーはボディカラーに合わせやすいなどのメリットがある

特別仕様ナンバープレートを使用すると軽自動車にも白ナンバーを装着できますが、ナンバープレートの色を変えるとどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは、軽自動車への白ナンバーの装着を検討するときに、前もって確認しておきたいメリットとデメリットを紹介します。

白ナンバーを取り付けるメリット

軽自動車に白ナンバーを装着する主なメリットは、下記のような要素が挙げられます。

  • ・どのようなボディカラーの車にも比較的合わせやすい
  • ・期間限定のナンバープレートは記念になる
  • ・駐車場などで車を探しやすくなる
  • ・寄付を通じて地域に貢献できる

特に、黄色のナンバープレートはよく目立つため、車のデザインに合わないと感じる方もいるでしょう。白いナンバープレートに変えれば外観デザインに溶け込みやすくなり、全体的にシンプルな印象になります。

そのためこのような点にメリットを魅力的に感じるのであれば、白ナンバーを取得するのがおすすめです。

白ナンバーを取り付けるデメリット

軽自動車に白ナンバーを取り付けるデメリットについても見てみましょう。

  • ・通常のナンバープレートより取得コストがかかる
  • ・手続きしてから交付までに時間がかかる
  • ・地域によって取得できないナンバープレートのデザインがある

上記のうち、特にコストと時間は大きなデメリットといえるでしょう。発行にかかる費用は後述でご紹介しますが、ナンバープレートは車体の前後へ計2枚を装着することから、白ナンバーを取り付けるとなるとそのコストは大きく感じられるかもしれません。

軽自動車に白ナンバーを取り付けるときの手続き方法

石川運輸支局の入り口
スムーズに白ナンバーを取得するためにも、手続き方法を一通りチェックしておこう

ここからは、軽自動車に白ナンバーを装着するまでの手続き方法を紹介します。申し込んでから交付されるまでにある程度の時間がかかるのが白ナンバーの手続きです。

スピーディーに手続きを完了させるためにも、基本的な流れを知って不備がないように進めましょう。なお、希望ナンバー制度を利用して白ナンバーを取得する場合、好きなナンバーを選ぶことができますが一部の番号が抽選対象になっています。

図柄ナンバー申込サービスのWebサイトから申し込む

「全国版図柄入りナンバープレート」「地方版図柄入りナンバープレート」「大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート」は、いずれも図柄ナンバー申し込みサービスから申請できます。

今乗っている車に装着されているナンバープレートの番号をそのまま図柄ナンバーに切り替えるときは、「交換」を選択して手続きを進めしょう。新しく車を購入した場合など、希望ナンバー制度を利用するときは「希望番号」を選択すると手続きが行えます。

交付手数料・寄付金を納付する

申し込みが完了したら、支払い方法を選択して交付手数料と寄付金の合計額を納付します。2023年9月時点において、利用できる支払い方法は以下の通りです。

  • ・Pay-easy
  • ・銀行振込
  • ・現金書留

Pay-easyを利用するとスムーズに手数料を納付できますが、対応しているかどうかは金融機関によって異なります。自分が利用している金融機関の対応状況を確認した上で、どの方法で納付するか決めましょう。

交付申請書を準備する

手続きが完了して準備が整ったら、予約センターからメールが送信されます。メールが届いたら交換申請書をダウンロードして印刷しておきましょう。交換申請書を印刷できないときは、受付番号をメモに控えておきます。

印刷した書類や控えた受付番号は、ナンバープレートを受領するときに必要です。紛失しないように注意しましょう。

ナンバープレートを受領する

準備が整ったら、受信したメールに記載されている「交付可能期限」内に指定された予約センターで必要な手続きを行い、ナンバープレートを受領します。交換する場合と希望番号を取得する場合で手続きの流れが異なり、それぞれ以下の通りです。

交換する場合希望番号を取得する場合
1. 軽自動車検査協会に交換申請書を提出する2. 予約センターでナンバープレートを受領する1. 予約センターで希望番号予約済証を受領する2. 軽自動車検査協会で必要な手続きを済ませる3. 再び予約センターに行ってナンバープレートを受領する

希望番号を取得するときは軽自動車の届出手続きが必要になるため、交換するときに比べて時間がかかります。受領したナンバープレートを車に装着したら手続きは完了です。

軽自動車に白ナンバーを取り付けるときの注意点

注意喚起している1人の人をイメージした画像
軽自動車用の白ナンバーを取得するときは、費用と交付エリアに注意しよう

図柄ナンバー制度を利用して軽自動車に白ナンバーを取り付ける場合、事前にチェックしておきたいポイントがいくつかあります。そこで、ここでは特に意識したいポイントを3つご紹介します。

これらの要素を踏まえて、軽自動車に取り付けるナンバープレートを白ナンバーにするかを判断してみましょう。

ナンバープレートの取得にはお金がかかる

軽自動車に白ナンバーを装着しようとすると、黄色ナンバーに比べて取得コストがかかります。種類別に軽自動車用のナンバープレートの取得コストをまとめると、以下の通りです。

ナンバープレートの種類交付手数料(2枚セット)
通常(ランダム番号)ペイント式:1,500円前後字光式:5000円前後
希望ナンバーペイント式:4,500円前後字光式:6,500円前後
全国版図柄入りナンバー8,000円前後
地方版図柄入りナンバー7,500円前後
都道府県版図柄入りナンバー8,000円前後
(2023年9月時点の情報です)

地域によって交付手数料に違いがあるものの、軽自動車用の図柄ナンバーの交付手数料は8,000円程度が目安です。通常の希望ナンバーが4,500円程度であることを考えると、発行にかかる費用は高いことが分かるでしょう。

地方版図柄入りナンバープレートはエリアが限られている

図柄入りナンバーの中でも特定の地域でのみ交付されているのが、地方版図柄入りナンバープレート(ご当地ナンバー)です。デザインによって特定の都道府県全域を対象にしたものもありますが、使用の本拠が該当エリアに含まれていないと交付されません。

そのため、お住まいの地域によって白ナンバーのデザインの選択肢は限定されます。地域を問わず装着できるのは全国版図柄入りナンバープレートか大阪・関西万博特別仕様ナンバープレートに限られる点に注意しましょう。

事業用軽自動車には取り付けられない

これまでご紹介した通り軽自動車に白ナンバーを取り付けることは可能ですが、これは自家用の軽自動車に限ります。これは、2023年時点で交付されている3種類の図柄ナンバーは、いずれも事業用軽自動車を対象としていないためです。

事業用軽自動車に装着できるナンバーは、一般的な黒地に黄色文字のもののみとなっているため、現在発行できる軽自動車用の白ナンバーは取り付けられません。ただし、軽自動車ではない事業用登録車の場合は図柄ナンバーの発行対象になっています。

これから軽自動車を買い替えるならリバティへ

リバティの店舗
軽自動車の買い替えを検討している方は、リバティで好みの車をお探しください

読者の中には、軽自動車の買い替えに合わせて白ナンバーの取得を検討している方もいるのではないでしょうか。新たに軽自動車を購入するなら、ぜひ豊富な選択肢からお買い得な車が探せるリバティへご相談ください。

リバティは関西・四国を中心に17店舗を展開している自動車の総合販売店です。年間販売台数は1万台を超え、お客さまにお喜びいただける車の販売を目指しています。

届出済未使用車も選べる豊富なラインアップ

グループ総在庫数が約4,000台のリバティでは、軽自動車・普通車の中古車を豊富に取りそろえています。販売している車の中にはナンバー登録を行っただけの届出済未使用車も多数ラインアップしており、走行距離100キロ未満・初年度登録から1年未満の新品に近い車両を指して提供しています。

販売中の車両はリバティ公式サイト上の「最新在庫情報」から条件を指定して検索いただくことができ、軽届出済未使用車に絞って探すことも可能です。新車と異なり軽自動車の届出済未使用車なら最短3日での納車が目指せますので、ぜひご希望に合う車両を探してみてください。

希望ナンバー・白ナンバー関連の手続きを代行可能

車の購入に伴う手続きにはさまざまなものがあり、手間がかかるものも含まれます。リバティでは関連する手続きを代行しており、購入に伴う手間の削減が可能です。

代行可能な手続きの中には図柄ナンバーを含めた希望ナンバーの取得も含まれています。購入した軽自動車に白ナンバーを装着したいものの手続き面に不安を感じている方は、ぜひリバティにお任せください。

まとめ

オフロードを走行するSUVタイプの軽自動車
メリット・デメリットを理解して軽自動車に白ナンバーを付けるかを判断しよう

自家用軽自動車には、通常黄色地に黒文字のナンバープレートを装着します。しかし、図柄ナンバーを利用することで白ナンバーを装着することが可能です。ボディカラーに合うナンバープレートを装着したい方を含め、白ナンバーを取得したい方は検討してみるとよいでしょう。

一方、取得するための手続きに手間やコストがかかるのがデメリットです。新たな車を購入するタイミングで白ナンバーを取得したいと考えているなら、販売店に手続きを任せるとよいでしょう。

リバティは車を購入する際の白ナンバー取得を代行しています。お買い得な中古車の購入を検討されている方は、ぜひお気軽にリバティへご相談ください。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
弊社の在庫は届出(登録)済未使用車という名称を用いております。

届出(登録)済未使用車とは、製造されただけのお車で、一般の方が乗られたり、一般道を走ったりしていないお車となります。
一昔前までは「新古車」という名称が一般的でしたが、自動車公正競争規約により「新古車」という言葉を用いることが禁止されました。
新古車は、新車と混合しご検討されている方に誤解を与えかねない、というのが理由です。
現在は 誰も使用していない 車=未使用 車 ということで、全国の販売店でほぼ統一されています。
認識としては、未使用車=新古車という認識で構いません。

未使用車の中でも、
普通車=登録済未使用車
軽自動車=届出済未使用車
となります。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
【グループ総在庫4000台!】
整備・車検・鈑金・保険・レッカーもすべてお任せ下さい!!

【京都】
・京都久御山本店
 〒613-0024 京都府久世郡久御山町森大内333
 TEL:0120-25-3440

・精華店
 〒619-0237 京都府相楽郡精華町光台1丁目5-2
 TEL:0120-05-3440

・R171店
 〒601-8204 京都府京都市南区久世東土川町185-1
 TEL:0120-79-3440

【滋賀】
・栗東店
 〒520-3042 滋賀県栗東市辻480-2
 TEL:0120-54-3440

・大津店
 〒520-0822 滋賀県大津市秋葉台6-5
 TEL:0120-16-3440

・彦根店
 〒522-0038 滋賀県彦根市西沼波町163-1
 TEL:0120-01-3440

【大阪】
・高槻店
 〒569-0034 大阪府高槻市大塚町5丁目3-3
 TEL:0120-04-3440

・八尾店
 〒581-0023 大阪府八尾市都塚4丁目45-1
 TEL:0120-04-3440

・堺大泉緑地前店
 〒591-8022 大阪府堺市北区金岡町2846-1
 TEL:0120-20-3440

・松原天美店
 〒580-0032 大阪府松原市天美東4丁目303-1
 TEL :0120-28-3440

・貝塚店
 〒597-0021 大阪府貝塚市小瀬73-3
 TEL:0120-313-440

【兵庫】
・神戸店
 〒657-0856 兵庫県神戸市灘区岩屋南町1-1
 TEL : 0120-45-2345

・尼崎店
 〒661-0965 兵庫県尼崎市次屋2丁目1-43
 TEL: 06-6430-9915

【三重】
・津店
 〒514-0831 三重県津市本町33-38
 TEL : 0120-38-3440

//記事ページのみに構造化データを出力 //サムネイルを取得 //ここから構造化データの記述