中古車は車種によっては、新車価格よりも中古車価格のほうが高くなる逆転現象の時期もありましたが、2022年9月を境に暴落しました。中古車相場が暴落した今、中古車をお得に購入できますが、売り時といえるのでしょうか。
この記事では、中古車相場が暴落した理由、車を売却する良いタイミング、売却する際のポイントを紹介します。最後まで読むことで、中古車の売却時期が分かり、満足度の高い買取が実現できるでしょう。
①中古車相場は暴落している?
②中古車相場が暴落?価格が下がり続ける理由
③中古車相場が暴落しているなら今が売り時?
④中古車を有利に売却するためには
⑤中古車買取の注意点は?
⑥中古車の買取なら「リバティ」がおすすめ!
⑦まとめ
中古車相場は暴落している?
中古車価格が高騰したことにより、新車価格よりも中古車価格のほうが高くなる逆転現象が生じた時期もありました。しかし、2022年9月ごろから中古車相場は下落に転じています。2023年5月以降は回復傾向にあるものの、全ての企業にいえることではありません。
中古車相場は、国内の需要と供給で決まるだけでなく、それ以外の要因も大きく影響します。中古車相場が暴落したきっかけは、半導体不足解消による新車生産台数増加、ロシアなどへの輸出台数減少です。次の項で詳しく解説します。
中古車相場が暴落?価格が下がり続ける理由
一時は暴落した中古車相場が回復傾向にあるものの、中古車相場全体で見ると下がり続けているのはなぜなのでしょうか。その理由は、新車販売台数の増加と輸出台数の減少です。ここでは、中古車価格が下がり続ける理由を詳しく解説します。
新車販売台数が増加している
新型コロナウイルス感染症拡大の影響から国内でも半導体が不足し、新車生産に大きな影響を与えました。現在は半導体不足が解消されつつあり、新車生産量は回復傾向です。
新車が出回るようになると下取り車が増え、中古車の流通台数も増えます。中古車の流通台数が増えても需要は大きく変わらないことから、中古車相場が下がっている状況です。
海外での中古車の売れ行きが悪化している
中古車相場は、国内需要だけではなく輸出国への流通事情も影響します。日本の最大輸出国はロシアです。2009年度にロシアが輸入関税の大幅な引き上げを行ったことで、輸出台数は減少しました。
また、ロシアとウクライナの戦争により資源が高騰し、資源国のマレーシアの景気が良くなります。富裕層向けにミニバンが売れたことで、輸出台数が一時増えました。
現在は回復傾向にあるものの、関税引き上げが行われる以前の2008年と比べると輸出台数は少ない状況が続いています。
中古車相場が暴落しているなら今が売り時?
中古車相場が暴落すればお得に購入できることから買い時といえますが、売り時としてもベストなタイミングなのでしょうか。需要と供給の関係から、中古車相場が暴落している今は売り時です。
ここでは、中古車の相場が暴落している今がなぜ売り時なのか、市場と買取業者の観点から解説します。
中古車の需要が高まる
中古車の価格が下がると、新車ではなく中古車を購入しようとする人が増えます。しかし、中古車を購入する人が増えても、中古車市場へ流通する車の台数は短期的には変わりません。
そのため、一時は中古車相場が下がっても、同じ台数の中古車に対して多くの人が購入しようと競うことから価格は高騰します。
一方で、新車の納車を待てない人が高年式中古車を購入するなどイレギュラーな状況もあることから、状況が変わる可能性もあることを覚えておくことが大切です。
査定が有利になる可能性
中古車の相場が下がり、在庫車の多くが売れた場合、買取業者は在庫確保のために多くの車を買取しようと動きます。
新生活スタートなどライフスタイルの変化に伴い中古車を購入する人が増える1月~3月、9月~10月とも重なれば、買取強化に動くことから査定がより有利になるでしょう。
一括査定など複数の買取業者へ査定を依頼すると、買取業者同士の価格競争が起こり、査定額が引き上がることも考えられます。
中古車を有利に売却するためには
車のメンテナンスと清掃
売却前には洗車をしましょう。洗車することで見た目が良くなり、査定士にも好印象を持ってもらえます。
洗車をして細かな傷に気付くことがあります。コンパウンドで磨いて取れる程度の傷は消しても問題ありませんが、タッチペンで直す程度の傷であればそのままにしたほうが余計な費用がかかりません。
車内清掃も忘れずに行います。ごみを取り除くだけでなく、臭いが残っていないかも注意が必要です。特にペットを乗せたり喫煙したりしたことがある場合、消臭アイテムを使って可能な限り臭い取り除きましょう。
点検記録簿の用意
点検整備記録簿は、12か月点検や車検(24か月点検)など法定点検時の整備内容、消耗品の交換履歴などを記載する記録簿です。いつ、どのような部品・消耗品が交換されたのかが分かるため、次に整備する人が車の状態を把握しやすくなります。
この他、点検整備記録簿の内容を見ると、ユーザーがどれほど大切に乗り、しっかりとメンテナンスしてきたのかが分かるため、査定時にもプラスになるでしょう。
オプションや付属品の準備
メーカーオプションやディーラーオプションなどの純正オプションは、インターネットで購入できる社外品よりも好む人が多い傾向です。そのため、中古車として売却する際も、社外品よりも純正オプションが装着されていると高額査定につながりやすくなります。
オーディオを純正品から社外品へと変えている場合、外した純正品を査定時に持ち込むことで査定を有利に進められるでしょう。この他、スペアキーなどの付属品も準備した上で売却するのがおすすめです。
複数の買取業者に査定依頼
適正価格で車を売却するには、買取相場を知ることが大切です。買取相場が分かっていれば、査定額を提示された時点で相場よりも安いのか判断でき、最適な売却先かを判断しやすくなります。
1社だけに査定を依頼するだけでは買取相場を把握できません。複数の買取業者に査定を依頼し、各社から出される査定額を比較することで、買取相場がいくらなのかが分かります。
中古車買取の注意点は?
初めて車を買取に出す方の中には、査定や見積書、契約に不安を持つ方もいるのではないでしょうか。注意点を把握していない状態で買取を依頼すると、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。
ここで紹介する注意点をチェックした上で、買取を依頼しましょう。
査定額の根拠を確認
車の買取金額は、年式や走行距離、内外装の状態、エンジンのコンディション、タイヤの摩耗具合、車検有効期間などさまざまな要素を踏まえて算出されます。
満足度の高い売却になるよう、提示された査定額をうのみにするのではなく、なぜその査定額となったのか理由を聞きましょう。
契約書の内容を確認
買取業者の側と車の持ち主側が契約内容に承諾すると、売買契約書へサインします。
売買契約書にサインする前には「車両情報」「買取金額と支払期日、支払方法」「車の引き渡し予定日」「キャンセル料の有無」「契約後に車が破損したときの責任の所在」をチェックしましょう。
契約を結んで車を引き渡した後から、不具合箇所が見つかるケースもあります。この場合「当初の買取金額では買取できない」と言われることもあるため、契約後に減額される可能性の有無も事前に聞いておくと安心です。
隠れた費用に注意
買取時に金額だけを比較すると、結果的に損をする可能性もあります。買取金額を比較することも大切ですが、買取にかかる費用がいくらかかるのかも忘れずにチェックしましょう。
買取に関する費用は、引き渡しに関するものや名義変更に関するものなどさまざまです。内容の分からない費用が書かれていたときは、どのようなものか確認してから手続きを進めます。
中古車の買取なら「リバティ」がおすすめ!
大切に乗ってきた車を売却するのであれば、多くの方ができるだけ高く買取してもらいたいと思うのではないでしょうか。高額買取を狙いたい方にはリバティをおすすめします。
リバティは関西および四国地方に展開する自動車販売店です。ここでは、リバティで車を売却・購入する魅力を紹介します。
販売店なので高額買取が可能
一般的な買取専門店は、買取した車をオークションへ出品し、買取価格と落札価格の差を利益として得ます。オークションへの出品費用や買取で利益を出さなければならず、相場よりも低い金額で買取する傾向にあるのが特徴です。
リバティは買取専門店ではなく自動車販売店のため、買取で利益を出す必要がありません。そのため、相場に限りなく近い買取価格を提示できます。
豊富な在庫から買い替えも
リバティは買取だけでなく、車の販売も行っています。在庫総数は約4,000台と豊富なため、好みの条件に合った車を見つけられるのが魅力です。リバティでは、オールメーカーの新車・中古車・登録(届出)済未使用車を取り扱っています。
登録(届出)済未使用車は、新車と同等の品質が魅力です。ナンバーを取得しただけで、中古車のように公道で使われたわけではないため、内外装はきれいな状態が保たれています。新車のように長い納期を待ちたくない方におすすめです。
まとめ
中古車相場は、2022年9月以降下落が続いています。2023年5月から回復傾向に転じたものの、以前のような状態にまで回復した企業は多くありません。
中古車相場が下がると需要が高くなることから、買取業者は在庫確保のために買取に力を入れます。高価買取を狙うのであれば、今は売り時ともいえるでしょう。
買取はリバティへお任せください。リバティは、中古車販売事業も行っていることから、相場に限りなく近い買取価格を提示します。売却後に購入する新しい車も、お気軽にリバティへご相談ください。