タフトの軽自動車税種別割の税額をチェックしよう
ダイハツ タフトは、その個性的なデザインと使い勝手の良さから人気の軽自動車です。車を所有する際には、車両の購入費用だけでなく、維持費も重要なポイントとなります。タフトを検討している方にとって、維持費がどのくらいかかるのかは気になるところでしょう。
まず、維持費の中でも毎年支払いが発生する税金が、軽自動車税種別割です。この記事では、タフトの軽自動車税種別割の税額の目安や年間維持費について解説します。車選びの判断材料として、ぜひ参考にしてください。
目次はコチラ
■POINT
・タフトの軽自動車税種別割は、普通車の自動車税種別割より安い傾向がある。
・年式が古い軽自動車は、軽自動車税種別割の税額が高くなる可能性がある。
・タフトの維持費には、軽自動車税種別割以外にもガソリン代・自動車保険料・車検費用・メンテナンス費用などがかかる。
タフトの軽自動車税種別割は普通車よりも安い!
軽自動車税種別割は毎年発生する維持費のひとつです
タフトを所有しているときに納付が必要な軽自動車税種別割は、普通車の自動車税種別割よりも安い税額が設定されています。まずは、軽自動車税種別割がどのようなものか、その税額の目安とあわせて見ていきましょう。
軽自動車税種別割は毎年納める税金
軽自動車税種別割は、毎年4月1日現在で軽自動車を所有している方に課税される地方税です。タフトも軽自動車に該当するため、この税金の対象となります。軽自動車税種別割は多くの場合納税通知書が5月上旬に送付され、5月末日までに納付するのが一般的です。
また、普通車の自動車税種別割とは異なり、軽自動車税種別割には月割り計算の制度がありません。つまり、4月2日以降に車を手放したとしても、その年度分の税金は全額支払うことになります。
軽自動車税種別割の税額の目安
軽自動車税種別割の税額は、初度検査年月によって異なります。平成27年3月31日以前に初回新規検査を受けた場合は従来税率が適用され、それ以降であれば新税率の対象です。税額は営業用と自家用、乗用と貨物でも変化するため、四輪以上の軽自動車の年税額を以下の表にまとめました。
| 旧税率 (初回新規検査が平成27年3月31日以前の場合) | 標準税率 (初回新規検査が平成27年4月1日以降の場合) |
| 貨物:営業用 | 3,000円 | 3,800円 |
| 貨物:自家用 | 4,000円 | 5,000円 |
| 乗用:営業用 | 5,500円 | 6,900円 |
| 乗用:自家用 | 7,200円 | 1万800円 |
(2025年9月時点の情報)
一般的なタフトは乗用に該当し、初代モデルが2020年6月発売のため、すべての車両が「初回新規検査が平成27年4月1日以降」にあたります。そのため、軽自動車税(自家用・乗用)は一律で年額10,800円です。
タフトの軽自動車税種別割の税額が変化する要素
軽自動車税種別割の軽課と重課を確認しよう
タフトの軽自動車税種別割は、ある条件に該当すると税額が変化することがあります。特に税額が高くなる点は、維持費を考える際に確認しておくことが大切です。それでは詳しく見ていきましょう。
年式が古くなると高くなる
タフトをはじめとする軽自動車は、年式が古くなると軽自動車税種別割の税額が高くなる仕組みになっています。具体的には、最初の新規検査から13年を経過した車両には重課税率が適用され、通常よりも高い税金がかかります。
例えば、四輪以上の乗用・自家用軽自動車の場合、平成27年4月以降に新規検査を受けた車両は年額1万800円ですが、13年経過すると年額12,900円まで上がります。
| 重課税率 (初回新規検査から13年を経過した場合) |
| 貨物:営業用 | 4,500円 |
| 貨物:自家用 | 6,000円 |
| 乗用:営業用 | 8,200円 |
| 乗用:自家用 | 1万2,900円 |
(2025年9月時点の情報)
この重課税率は環境負荷の大きい古い車両の利用を抑制し、環境性能に優れた新しい車両への買い替えを促進する目的で設けられています。そのため、電気軽自動車やハイブリッド軽自動車などの環境性能に優れた車両は、13年経過後も重課税の対象外となっています。
タフトの場合は2025年9月時点の発売モデルにハイブリッド車がないため、長く乗り続ける予定があるときは、年式の新しいタフトを選ぶと重課を回避できる可能性があります。
条件を満たすと安くなる
軽自動車税種別割には、特定の条件を満たすことで税額が軽減される「グリーン化特例」という制度があります。この特例により、環境性能に優れた車両は最大75%の税額軽減を受けられます。
最も軽減幅が大きいのは電気軽自動車や天然ガス軽自動車で、約75%軽減により年額2,700円となります。また、令和2年度燃費基準を達成した令和12年度燃費基準90%達成車両は約50%軽減、70%達成車両は約25%軽減が適用されます。
ただし、この特例は最初の新規検査を受けた年度の翌年度に限り適用され、四輪以上(660cc以下)の自家用軽自動車の場合は、約75%軽減の条件に該当しなければ適用されません。タフトには電気軽自動車や天然ガス軽自動車がないので、グリーン化特例の適用は難しいでしょう。
軽自動車税種別割以外にかかるタフトの年間維持費
タフトには軽自動車税種別割以外にもさまざまな維持費があります
タフトを所有するときは、軽自動車税種別割以外にもさまざまな維持費が発生します。ここでは、タフトの年間維持費として発生する費用の項目を見ていきましょう。
ガソリン代
タフトを運転する際はガソリン代がかかり、年間走行距離や運転環境によって大きく変動します。タフトのカタログ燃費を見ると、Gターボの2WDの場合はWLTCモード21.3km/Lです。
例えば、年間走行距離が1万km、ガソリン代が1L166円として計算してみましょう。燃費21.3km/Lで1万km走るためには約470Lのガソリンが必要です。するとガソリン代は年間7万8,020円となり、1か月あたり約6,500円という計算になります。
実際の燃費は運転方法や気象条件で変わるため、エアコンの使用頻度や渋滞の多さも考慮する必要がありますが、このように計算するとおおよその目安が分かります。
自動車保険料
自動車保険料は、年齢や運転歴、保険の等級や補償内容(車両保険の有無など)によって大きく変動します。
そのため、タフトの自動車保険料は一概に言えるものではありませんが、目安として車両保険なしの場合が年間約3万円台~8万円台、車両保険ありの場合は平均約11万円台~16万円台と言われています。
自分のケースの相場が知りたいときは、複数の保険会社で見積もりを比較することをおすすめします。
車検
タフトの車検は新車購入時の初回検査から3年後に車検時期を迎え、その後は2年に1度の頻度で受けるのが通常です。タフトの車検費用は、依頼する業者や車両の状態によって異なりますが、車検の速太郎で受ける場合の目安では法定費用と基本料金を合わせて4万5,740円となります(2025年9月時点の情報です)。
法定費用はどこで車検を受けても同じ車両なら金額が変化せず、内訳は自賠責保険料・自動車重量税・印紙代の合計です。基本料金は業者によって異なり、24か月点検費用や車検代行費用などが該当します。ここに、消耗品の交換や部品の修理などが発生すると、別途費用が加算される仕組みです。
メンテナンス費用
タフトのメンテナンス費用は、一般的に年間約60,000円が目安と言われています。この費用には、安全な走行を維持するために定期的な確認や交換が必要となる消耗品の代金が含まれており、夏タイヤ・冬タイヤ・ワイパー・エンジンオイルなどの費用が該当します。
パーツ交換の頻度は数か月に一度や数年に一度など、部品の種類や使用状況によって変化するため、同じ年に複数のパーツ交換が重なると出費も大きくなることがあります。メンテナンス費用はあくまで目安と考え、使用状況や点検・整備の内容によって費用は変動することを理解しておきましょう。
タフトの購入はリバティへご相談ください!
リバティでは多種多様なタフトを取り扱っています
タフトの購入を検討しているなら、リバティへご相談ください。リバティは豊富な品ぞろえと価格の安さに力を入れており、購入後のカーライフのサポート体制も整っています。ここでは、リバティでタフトを購入いただくメリットを紹介します。
低価格で豊富な品ぞろえ
リバティは軽自動車からミニバン、SUVまで全車種を取り扱う大型専門店として、タフトをはじめとした幅広い車種を低価格で提供しています。ダイハツやスズキ、ホンダなど、全メーカーの新車・登録(届出)済未使用車・中古車を一度に比較検討できるのが魅力です。
また、大量仕入れと業務のシステム化による徹底したコスト削減で、一台あたりの価格を限界まで抑えています。グループ総在庫は6,000台に及び、お客さまの予算や好みに合わせたタフトをお探しいただける環境をご用意していますので、ぜひご活用ください。
購入後のカーライフもしっかりサポート
タフトの購入後も長期にわたって安心してお乗りいただけるよう、リバティではトータルサポート体制を整えています。
年間57,000台の車検実績を持つ国土交通省指定の自社工場では、国家資格を持つ整備士がタフトの車検や定期点検を丁寧に実施しており、土日も営業しているためお客さまの都合に合わせたご予約が可能です。
キズやへこみの修理にも対応しており、見積もりと代車は無料で提供いたします。大手損保会社の指定修理工場なので、お気軽にご相談ください。
また、自動車保険については、損保ジャパン、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、東京海上日動の代理店として、専門スタッフがお客さまに最適なプランをご提案しています。このようにお客さまのカーライフの一貫サポートができる体制が整っているのが特徴です。
まとめ
タントは普通車に比べて年間維持費が安い傾向があります
タフトは、普通車に比べて維持費が抑えやすい軽自動車です。特に、毎年支払う軽自動車税種別割は、普通車の自動車税種別割よりも安く設定されています。タフトの場合、自家用乗用車なら年額1万800円が目安です(初回新規検査が平成27年4月1日以降の場合)。
軽自動車税以外にも、タフトを所有する際はガソリン代・自動車保険料・車検費用・メンテナンス費用などがかかります。これらの年間維持費を事前に把握しておくことで、無理のないカーライフを計画できます。
リバティでは、タフトの新車から中古車まで幅広い車種を取り扱っており、購入後の車検や修理、自動車保険までトータルでサポートしています。タフトの購入を検討している方は、ぜひリバティへご相談ください。