
トヨタ ハリアーは1997年に初代モデルが登場し、現行モデルは2020年に発売された4代目モデルです。都市型SUVのハリアーの購入を検討する際に気になるのが「何人乗りなのか」という点でしょう。
そのため「ハリアーは家族全員で快適に乗れるのだろうか」という疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。この記事では、ハリアーの乗車定員や室内の使い勝手、魅力的な特徴について詳しくご紹介します。
①ハリアーは何人乗りがある?
②ハリアーは何人乗りするかで使い勝手が変化する
③5人乗りハリアーの特徴
④ハリアーよりも大人数で乗れるSUV車は?
⑤リバティでハリアーの中古車を探してみよう
⑥まとめ
■POINT
・ハリアーは、全グレードで5人乗り仕様のみが設定されている。
・6:4分割可倒式の後部座席によりシートアレンジの自由度が高く、さまざまな荷物の積載シーンに柔軟に対応できる。
・ハリアーよりも大人数で乗れるSUVには、エクストレイルやCX-8などがある。
ハリアーは何人乗りがある?

トヨタハリアーを購入する際、実際の乗車定員や子どもが3人いる家族での使用に適しているか気になるところです。多くのSUVにはさまざまな乗車人数のバリエーションがありますが、ハリアーも選択肢があるのか知りたい方もいるのではないでしょうか。ここでは、ハリアーの現行モデルの乗車定員と座席構成について詳しく解説します。
ラインアップは5人乗り
トヨタハリアーのラインアップは「S」「G」「Z」「Z レザーパッケージ」など、複数のグレードが展開されており、全て5人乗り仕様で統一されています。これは上質な走行フィーリングとスポーティーな外観を両立させるための設計上の選択といえるでしょう。
駆動方式としてはFFと4WDが選択可能となっていますが、どちらを選んでも乗車定員が変わることはありません。
ボディサイズは全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmというコンパクトなサイズ感を維持しつつ、SUVながらも高級感とスポーティーさを両立させた外観デザインに合わせており、5人乗りに最適化された室内空間を実現しています。
2列シートが設定されている
ハリアーの後部座席は、6:4分割可倒式シートを採用しており、荷物の大きさや形状に応じて柔軟にシートアレンジが可能です。この分割可倒式シートの採用により、後部座席に座る人数に合わせて荷室スペースを拡大できます。
大型の荷物を積載する際には片側のシートを倒すことで、広い荷室を確保しながらも1名は後部座席に座れるでしょう。
両側のシートを倒せば大容量の荷室スペースとなり、優れた積載性を発揮します。車内空間を最大限に活用できるよう設計されており、リヤシートの背もたれをリクライニングさせることも可能です。これにより、長距離ドライブでも後部座席の乗員が快適に過ごせる環境を提供しています。
ハリアーは何人乗りするかで使い勝手が変化する

5人乗りの車を検討するとき、実用性や荷物の積載量が十分か不安に感じることがあるかもしれません。家族旅行や買い物など、さまざまなシーンで使用する際の柔軟性も重要なポイントとなるでしょう。
ハリアーは5人乗りSUVながらも、シートアレンジによって多様なニーズに対応できる設計となっており、高い実用性を備えています。ここでは、ハリアーの乗車人数による使い勝手の違いについて見ていきましょう。
快適性が高い前席シートを採用している
ハリアーの前席シートは、乗る人の体型に合わせて最適なドライビングポジションが選択できるよう設計されています。特に上位グレードでは、運転席8ウェイパワーシートと4ウェイ電動ランバーサポートが装備されました。
ハリアーの運転席は、シートポジションの細かな調整が可能です。前方や後方への移動やバックレストの角度、シートの高さ、そして座面の前側の高さまで無段階に電動で調節できます。
Zグレードのレザーパッケージでは、シートヒーターやシートベンチレーション機能も装備されており、季節を問わず快適な乗り心地を実現させました。冬場は暖かく、夏場は涼しく座面を保つことで、一年中快適なドライブが楽しめます。
多彩なシートアレンジに対応している
ハリアーのラゲッジスペースは、通常時でもゴルフバッグ3個が収納可能な広さを確保しています。さらに、後部座席の6:4分割可倒式シートを活用することで、荷物の量や形状に応じた変更が可能です。
例えば、長尺物を積む場合は片側のシートのみを倒すことで対応できるでしょう。また、両側のシートを倒せば、フラットで広大な荷室空間が生まれます。さらに、ラゲッジスペースには、スライド式のデッキボックスも装備されており、小物収納にも便利です。ハリアーは5人乗りでありながらも、さまざまな使い方に対応できる実用性が備わっています。
5人乗りハリアーの特徴

SUV購入を検討する際には、他のモデルとの違いや特有の魅力を知りたいものです。特にハリアーのような人気モデルは、どのような点が多くのドライバーから支持されているのか気になるところでしょう。
ハリアーは5人乗りSUVとして、洗練されたデザインと高い走行性能、充実した安全装備を兼ね備えたモデルとなっています。ここでは、ハリアーの主な特徴について見ていきましょう。
エレガントなデザイン
ハリアーのエクステリアは、シンプルながらもエレガントさと力強さが融合したフォルムが特徴です。グリルからヘッドランプへとつながるフロントは、シャープな印象を与えるデザインが採用されています。サイドビューは、ダイナミックなボディ断面の変化により豊かな表情と強い動感を表現しました。
リヤビューは、大らかな力強さを演出しています。特に目を引くのが細く鋭く横一文字に光るテールランプとストップランプです。ロングタイプになっており、夜間でも圧倒的な存在感を放ちます。
3つのエンジンタイプが選べる
ハリアーには、ドライバーのニーズに合わせて3つのエンジンタイプが用意されました。まず、2.0Lダイナミックフォースエンジンを搭載したガソリン車は、Direct Shift-CVTとの組み合わせにより、ダイレクト感ある走りと優れた低燃費を両立しています。WLTC走行モード燃費は、4WD車で14.7km/L 、2WD車で15.4km/Lです。
2.5Lのダイナミックフォースエンジンを搭載したハイブリッドモデルは、2WD車でWLTC走行モード燃費22.3km/L、E-Four車で21.6km/Lという優れた燃費性能を実現しています。
ハリアーではプラグインハイブリッド車も設定されており、EV走行距離は93kmを達成しました。普段の運転のほとんどをEVモードで楽しめる環境性能の高さも魅力です。
自動車安全性能2020ファイブスター賞を受賞
ハリアーは、独立行政法人の自動車事故対策機構と国土交通省が実施する自動車安全性能評価(JNCAP)において、最高ランクの「自動車安全性能2020ファイブスター賞」を受賞しています。
また、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備しており、昼夜の歩行者や昼間の自転車運転者を検知対象に加えたプリクラッシュセーフティをはじめ、レーントレーシングアシスト、レーダークルーズコントロールなど、先進の安全技術が標準搭載です。
駐車場など低速走行時における衝突緩和に寄与するインテリジェントクリアランスソナーや、トヨタ自動車初採用のデジタルインナーミラー(前後方録画機能付)など、安全や安心をサポートする装備がそろっています。
ハリアーよりも大人数で乗れるSUV車は?

家族の人数が多い場合や友人とのお出かけの際には、5人では少し足りないと感じるかもしれません。また、将来的な家族構成の変化を見据えて、より多くの乗車定員を持つ車を検討したい方もいることでしょう。
現在ではさまざまなメーカーから3列シートSUVが発売されており、ニーズに合わせた選択が可能です。ここからは、ハリアーよりも大人数で乗ることができる人気のSUV車について解説していきます。
日産エクストレイル

エクストレイルは5人乗りの2列シート車に加えて、7人乗りの3列シート車も選べる実用的なSUVです。「X e-4ORCE」「オーテック e-4ORCE」「X e-4ORCE エクストリーマーX」などのグレードで3列シート7人乗りモデルが設定されています。
全長4,660mm×全幅1,840mmのコンパクトなボディサイズながら7人の乗車に対応しており、さまざまなシーンで気軽に使用できるでしょう。
電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」搭載モデルは、力強さとなめらかさが特徴です。高出力モーターを備えた第2世代「e-POWER」と、日産が世界で初めて量産化に成功した可変圧縮比エンジン「VCターボ」の組み合わせにより、優れた動力性能と燃費性能を両立しています。
マツダ CX-8

マツダCX-8は、国内向けSUVラインアップにおける最上位モデルとして位置づけられる3列シートクロスオーバーSUVです。全長4,925mm×全幅1,845mmというハリアーより大きめのボディサイズを生かし、6人乗りまたは7人乗りの選択に対応しています。
「XD」「XD スマートエディション」「XD ブラックトーンエディション」「XD エクスクルーシブモード」など多彩なグレードを用意しており、2列目シートにはグレードによって左右分割のキャプテンシート(2種類/6人乗り)とベンチシート(7人乗り)が設定されました。3列目でも身長170cmの人が無理なく快適に過ごせる空間を実現しています。
リバティでハリアーの中古車を探してみよう

新車のハリアーは価格が高めに設定されており、予算面でためらいを感じることもあるかもしれません。また、良質な中古車を探す際には、どこで探せば良いのか悩むこともあるでしょう。
リバティは豊富な在庫量と専門知識を持つスタッフによるサポート体制が整っており、安心して中古車選びができる環境を提供しています。ここでは、リバティでハリアーの中古車を探すメリットについてまとめました。
豊富な在庫から好みに合う車両が探せる
リバティは自動車の大型専門店であり、軽自動車からミニバン、SUVまで全車種を取り扱っており、グループ全体の在庫車総数は約6,000台に達します。関西と四国の20店舗に広がるネットワークを生かし、お客さまのライフスタイルに合った1台の提案が可能です。
ハリアーについても、多様なグレードや年式、走行距離の車両を取りそろえており、予算や条件に応じた理想の1台がお探しいただけます。公式Webサイトでは、在庫車両の詳細情報や写真も閲覧可能なため、来店前に気になる車両のチェックが可能です。
登録(届出)済未使用車はメーカー保証の継承手続きができる
リバティでは登録(届出)済未使用車も多数取り扱い中です。登録(届出)済未使用車は中古車に分類されますが、新車登録の手続きだけが行われ、実際にはまだ誰にも使用されていない車両のことを指しています。
登録(届出)済未使用車ならメーカー保証の継承手続きが可能です。また、納車期間も新車より短く、普通車なら最短1週間~2週間で使用できます。
まとめ

トヨタハリアーは5人乗り仕様のみという設定ながら、快適な室内空間と洗練されたデザイン、優れた走行性能を兼ね備えた魅力的なSUVです。全グレードにおいて乗車定員が5名に統一されていることで、コンパクトなボディサイズと高級感あるクーペフォルムを実現しています。
前席には高い快適性を持つシートが採用され、後部座席は6:4分割可倒式となっているため、さまざまな使用シーンに対応できる柔軟性も魅力です。
ハリアーの購入を検討される際は、新車だけでなく、リバティの中古車や登録済未使用車もチェックしてみると、予算に合った理想の1台が見つかるかもしれません。リバティでライフスタイルに合った車選びをおすすめします。