
車の購入を検討する際、一括払いや通常のローンに加え、「残価設定ローン」という選択肢があります。特に「5年後にまた新しい車に乗り換えたい」と考えている方にとって、この残価設定ローンは魅力的な購入方法と言えるでしょう。
しかし、その仕組みを理解せずに利用すると、思わぬトラブルを招く可能性もあります。この記事では5年後の乗り換えを見据えている方に向けて、残価設定ローンがなぜ向いているのか、どのような乗り換え方法があるのかを詳しく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
①5年で車を乗り換えるなら残価設定ローンが向いている?
②残価設定ローンで買った車を乗り換えるには?
③残価設定ローンを組んだ後の乗り換えに伴う注意点
④車を高値で売りたいときはリバティへご相談ください
⑤まとめ
■POINT
・5年で車を乗り換え帯と考えているときは、残価設定ローンを利用するのも選択肢のひとつ。
・残価設定ローンを組んだ後の乗り換えは、完済や途中解約が必要になる。
・.残価設定ローンを組んだ後の乗り換え時は、残価との差額の支払いが必要なケースがある。
5年で車を乗り換えるなら残価設定ローンが向いている?

残価設定ローンが5年で車を乗り換えるのに向いているかどうかは、いくつかの要因によって異なります。一概に「向いている」とは言い切れませんが、残価設定ローンの特徴を理解した上で検討することが大切です。
残価設定ローンの特徴
残価設定ローンとは、車両価格から最終回の支払い(残価)を据え置き、残りの金額を分割して返済する方式のローンです。例えば300万円の車を購入し残価を100万円に設定した場合、200万円を契約期間で分割返済します。
この仕組みにより、通常のローンより月々の返済負担を大幅に軽減できるのが特徴です。契約期間は3年~5年に設定されていることが一般的なため、5年後に車を乗り換える予定がある方に適していると言えるでしょう。
ただし、走行距離やカスタマイズが制限されるなど、契約終了時の返却条件が設けられていることがあります。
ローンの返済を終えたときの対応
残価設定ローンの返済期間が終了したとき、主に3つの選択肢があります。まず最も一般的なのが、車をディーラーに返却する方法です。契約時の条件を満たしていれば、追加費用なく返却できます。
次に、残価を支払って車を自分のものにするという選択肢があります。残価の支払い方法は、現金一括または新たにローンを組むなどの方法があります。5年間乗った車でも気に入っているなら、継続使用するのも良い選択です。
また、車を返却する際に、同じディーラーで新車に乗り換える方法もあります。このように、残価設定ローンの返済期間が終了したときは、その時の状況に合わせた選択が可能です。
残価設定ローンで買った車を乗り換えるには?

残価設定ローンで車を乗り換える場合、主に以下の2つの選択肢があります。それぞれの選択肢について詳しく見ていきましょう。
完済する
残価設定ローンを完済した場合は、残価を清算して車を返却できるため、新しい車を購入すれば乗り換えられます。乗り換えるときは同じメーカーだけでなく、別のメーカーや中古車販売店での購入も可能です。
ローンを完済した状態であれば総借入額が下がっているため、次に購入する車のローンも組みやすくなるでしょう。
途中解約をする
残価設定ローンの契約期間中に乗り換える場合は、途中解約をする必要があります。一般的に残価設定ローンは途中解約ができませんが、契約内容によっては途中解約が認められるケースもあります。
この場合の返済の対応は契約先によって異なるため、契約期間中に車を乗り換える可能性があるときは、契約前に確認しておくことが大切です。
残価設定ローンを組んだ後の乗り換えに伴う注意点

残価設定ローンを組んだ後の乗り換えにはいくつかの注意点があるため、ここでは次の2つについて紹介します。
・残価との差額の支払いが必要なケースがある
・乗り換えるメーカーが選びにくい
それでは詳しく見ていきましょう。
残価との差額の支払いが必要なケースがある
残価設定ローンの乗り換え時には、契約時に設定された残価と車の実際の査定額に差が生じる可能性があり、その差額の支払いが必要になるケースがあります。
例えば契約期間が終了して車を返却する際に、車に傷や修復歴があると査定額が下がり、設定残価を下回ることがあるでしょう。そうなると、その差額を支払う必要が生じるのです。
仮に残価が50万円に設定されていても、査定で40万円と評価された場合は、10万円の追加支払いが求められます。この差額の負担を軽減するためには、車の状態を良好に保ち、定期的なメンテナンスを行う意識を持つことが大切です。
乗り換えるメーカーが選びにくい
残価設定ローンを組んだ場合、5年後の乗り換え時にはメーカー選択に制約が生じる点に注意が必要です。多くの残価設定ローンでは、残債や残価を次の車のローンに上乗せする際、原則として同じメーカーの車に乗り換えることが前提となっています。
別メーカーの車に乗り換えたい場合は、残価と残債を現金一括で精算するか、新たなローンを組んで完済する必要があります。もし5年後にさまざまなメーカーの車を自由に選びたいと考えているなら、契約前に乗り換え条件をしっかりと確認しておくことが重要です。
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まとめ

5年後の乗り換えを視野に入れるなら、残価設定ローンは月々の支払いを抑えられる魅力的な選択肢です。車両価格の一部(残価)を最終回に据え置くことで、新車への乗り換えがスムーズになるメリットがあります。
しかし、利用にはいくつかの注意が必要です。例えば、契約満了時には走行距離制限や車両の状態によっては追加費用が発生する可能性があることを考慮しておきましょう。
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