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【エアコンが効かない…】夏前にやるべきカーエアコンの点検ポイント

投稿日 2025.7.15
2025.7.15
libertynet

日差しが強い夏の空
夏本番前に点検する事が大切

夏の車内は灼熱地獄…。そんな時「エアコンが効かない!」では快適なドライブどころか熱中症のリスクにもつながります。実はエアコンの不調は春~初夏に気付く人が多いんです!カーエアコンは冬の間あまり使われないことで不具合が表面化しにくく、いざ使おうという夏前にトラブルが起きやすいのです。この記事ではよくあるカーエアコンの不具合と予防のための点検ポイントをわかりやすく解説します!

目次はコチラ

よくあるカーエアコンの不具合とは?

カーエアコンの吹き出し口
不具合を放置しないでおこう

エアコンの故障と言っても原因はさまざまです。よくあるトラブルを5つを紹介します!

・エアコンガス(冷媒)の減少または漏れ

カーエアコンの冷えに直結するのが「冷媒ガス」。
走行中の振動や長年の使用で、ホースの継ぎ目やOリングから少しずつ漏れていくことがあります。

ガスは自然に減るもの?
通常は自然に減ることはほとんどなく定期的な補充や交換は基本的に不要です。減っている=どこかで漏れている、ということです。

見逃すと…
ガスが抜けすぎると、コンプレッサー内部が焼き付く原因にもなり、高額修理になることがあります。

・コンプレッサーの故障

コンプレッサーは冷媒を圧縮して冷却を可能にする心臓部。ここが動かないとエアコンはまったく冷えません。

見分け方:
・A/Cスイッチを入れても「カチッ」という作動音がしない
・冷気がまったく出ない

放置すると…
冷媒の潤滑作用がない状態で使い続けると内部破損→交換になります。

・エバポレーターの汚れ / カビの繁殖

エアコン内部の空気を冷やす装置で、ここにカビが生えるとニオイの原因になります。タバコ、食べ物、湿気などの影響で室内の空気が不快になる要因も。

症状:
・エアコンから酸っぱいニオイがする。
・風は出るけど、空気がこもっている感じ…

対策:
・エバポレーター洗浄(年1回程度が理想)

エアコンフィルターの目詰まり

フィルターが汚れていると風量低下、におい、冷えの悪化につながります。交換時期は1年or1万kmが目安とされています。

見逃されがちなポイント:
・花粉 黄砂 PM2.5の影響で春先に汚れが急増。
・ペットの毛やタバコの煙も詰まりやすい。

内外気温センサーやブロアモーターの異常

エアコンの温度制御は、センサーとモーターで管理されています。ここが故障すると「冷たい風は出るけど自動制御が効かない」「異音がする」などの不具合が出ることも。

プロが点検する5つのポイント

整備士が車の点検をしている様子
プロの点検なら見えないトラブルも早期発見できる

「冷えない!」「におう…」そんな時、プロはどこを見ているのでしょうか。プロが重点的に点検する5つのポイントをご紹介します!

・冷媒圧力の測定

・高圧 低圧を測定して、適正値からのズレを確認。
・目に見えないガス漏れも圧力低下でわかる。

・コンプレッサーの作動確認

・A/C    ON時の電磁クラッチの動作音
・エンジンへの負荷変化(音、回転数)

・フィルターの状態確認、交換

・見た目での汚れチェック
・フィルターを外して通期状態をチェック

・エバポレーター、ブロアモーターの動作確認

・風量や異音をチェック
・必要に応じて除菌、消臭スプレー処理も可能

・異臭、吹き出し口の温度チェック

・吹き出し口の温度を測定

自分でできる簡単チェック方法

ミニカー2台と虫眼鏡
自分でチェックしてみよう

自分自身でも簡単な異常サインを見つけることは可能です!

・エンジンをかけてA/C ONにし冷たい風がすぐ出るか。
・最大風量にして風が弱くないか。
・A/C ONでエンジン音が変わるか。(コンプレッサー作動音)
・送風口から嫌なにおいがしないか。
・足元に水が漏れていないか。(ドレン詰まり)

1つでも気になる事があれば、早めの点検がおすすめです!

異常を感じたらすぐ点検!

「夏本番じゃないし今はいいか…」「調子が悪い気がするけどまだいいか…」と思っていると危険です。

放置すると…
・ガス漏れ→コンプレッサー故障(高額修理)
・フィルターの汚れ→室内環境悪化、アレルギーの原因にも。
・センサー不良→ガソリンの無駄使い

こうしたトラブルが、夏本番に突然起きる→修理予約が混雑→数日車が使えないという負の連鎖に…!
だからこそ、異常を感じた時に早めに対処しましょう。
ちょっとした異常でも、早めの点検が結果的にコストを抑える近道なのです!

車のことならリバティへおまかせ♪

リバティ
くるまのことならリバティへ♪

エアコンの調子が悪いと感じたら是非リバティにご相談ください。車のプロが真摯になって対応いたします。エアコンの故障は各部品の劣化であることが多いです。新車から年数が経過していたり走行距離がのびている場合や修理代が高額であれば、修理をしてまだまだ長く乗るのか、乗り換えを考えるのかエアコンの不具合をきっかけに検討するよい機会かもしれません。暑い夏も快適にドライブを楽しめるよう、リバティでメンテナンスしましょう!
→リバティのHPはこちら!

まとめ

女性二人が楽しそうにドライブしている様子
夏を快適に過ごすために点検をしておこう!

「エアコンが冷えない=暑さ」だけでなく大きな出費のリスクなので、小さな違和感を見逃さず、夏本番前に点検するのが大切です。プロによる点検で、「ガス漏れ」や「異臭」などの見えないトラブルも早期発見が可能です。夏のドライブを快適にするためにしっかりと点検しておきましょう!