家族でのお出かけや長距離ドライブに最適な車種のひとつであるミニバンに乗りたいと思ったときに、スズキ「ランディ」が気になったことはないでしょうか。
ランディは2022年にフルモデルチェンジが行われ、現行モデルは4代目となっています。この記事ではランディの魅力をはじめ、スズキのミニバンの種類や特徴を紹介します。欲しい車種を絞って車探しを行い、お買い得な車両を手に入れましょう。
①ミニバンとは?その定義と特徴
②スズキのミニバン「ランディ」の歴史と進化
③スズキのミニバン「ランディ」の特徴
④ランディ以外のスズキのミニバン車種とは?
⑤スズキのミニバン選びのポイント
⑥リバティでお買い得なスズキ車やミニバンを手に入れよう
⑦まとめ
ミニバンとは?その定義と特徴
スズキなど、さまざまなメーカーで登場しているボディタイプであるミニバンは、ファミリーカーや接待用の車両など、幅広い用途で活躍している車です。
まずはミニバンとはどのような車の種類であり、どのような特性を持っているのかを見ていきましょう。ここではミニバンの定義やどのような特徴があるのかについて紹介します。
ミニバンの定義
ミニバンとは乗用車の一種で、ファミリーカーとしても知られています。一般的に、ミニバンは3列シートを備え、コンパクトカーに近い5人サイズから8人程度の大人数まで乗車可能な広い室内空間を持つのが特徴です。
ワンボックスタイプの3列シート対応車を指す傾向があり、商用車とは異なり人の乗車に適した車両が該当します。ミニバンは日本の車両タイプの中では比較的大きいモデルが多い印象ですが、アメリカのサイズ感に比べてコンパクトであることが「ミニ」と呼ばれる理由といえるでしょう。
ミニバンの特徴
ミニバンの特徴は、何と言っても広々とした室内空間です。大人数でのドライブや、大きな荷物を積む際に威力を発揮します。
また、スライドドアを採用しているので、狭い駐車場でも乗り降りがスムーズに行えるため、小さなお子さま連れのファミリーにとってはとても助かる機能ではないでしょうか。
さらに、最近のミニバンは燃費性能も大幅に向上しています。家計に優しいだけでなく、環境にも配慮された設計になっています。長距離ドライブも経済的で、ストレスフリーなミニバンは、ファミリーカーとして理想的な存在です。
スズキのミニバン「ランディ」の歴史と進化
スズキのミニバン「ランディ」は、初代モデルの2007年から現行モデルまで、さまざまな進化を遂げてきました。ここでは、各世代のランディがどのように進化し、特徴的な変更点を持っているのかを詳しく見ていきましょう。
初代の登場は2007年
2007年1月、スズキは初代ランディを発売しました。ランディは、日産のOEM供給を受けたモデルであり、その最大の魅力は幅広いユーザー層をターゲットにした使い勝手の良さにあります。
スズキらしいコンパクトなボディサイズながら、ゆとりある室内空間を実現し、燃費性能にも優れたモデルです。また、使い勝手の良い機能や装備を充実させ、多彩なシートアレンジにより、さまざまな用途に対応できるのも魅力です。
2010年に2代目モデルが発売開始
2010年12月には、2代目ランディの発売を開始しています。このモデルは先代の良さを継承しつつ、より洗練されたデザインと機能性を備えていました。フロントグリルに水平基調の大型メッキグリルを採用するなど、外観はよりシャープになり、スタイリッシュさが増しています。
2代目モデルの初代同様に、日産のOEM供給を受けた家族で使いやすいミニバンです。使い勝手が改善されたランディは、従来に比べてスライドドアの開口部がさらに広がり、より乗り降りしやすい設計となりました。
3代目は2016年に登場
3代目となるランディは2016年に登場し、大幅な改良を施されました。外観デザインではフロントグリルとヘッドライトが刷新され、これにより精悍な印象を演出しています。
また、室内空間の広さを拡大し、2列目シートの超ロングスライドや3列目シートのスライド機構を採用しました。先代ランディに搭載していた「エマージェンシーブレーキ」などは継承して全車に標準装備され、新たに「進入禁止標識検知」や「パーキングアシスト」などの機能が加わっています。
現行モデルは2022年に登場した4代目
現行モデルのランディは2022年に登場した4代目であり、先代から6年ぶりのフルモデルチェンジとなりました。4代目ランディは、スズキの新世代ミニバンとして、さらなる進化を遂げています。
まず、デザイン面では大胆なフロントマスクとシャープなヘッドライトが印象的です。全体的によりスポーティーで精悍な印象になりました。室内空間は、従来のゆとりを維持しつつ、質感がさらに向上しています。水平基調のインパネを採用し、運転席は見晴らしが良く上質で開放的な空間となりました。運転時に気になる先進の予防安全パッケージも標準装備しています。
スズキのミニバン「ランディ」の特徴
スズキのミニバン「ランディ」の魅力について、さらに詳しく見ていきましょう。ここでは、現行モデルである4代目ランディに焦点を当てて、外観デザインから室内空間、使い勝手の良い機能や安全装備といった特徴を詳しく解説します。
ノアと共通する外観
4代目モデルのランディは、トヨタの「ノア」をベースにしたOEM車です。そのため、外観もノアと非常に似ており、スタイリッシュなデザインのフロントグリルやヘッドライトが採用されています。
ボディサイズは全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,845~1,875mmと、ほぼ5ナンバーサイズに該当するサイズ感です。ボディカラーは白系・黒系・シルバー系の落ち着きある5色をラインアップしています。
ゆとりある室内空間
ランディは定員人数7人~8人のモデルをラインアップしており、ゆとりある空間が特徴です。室内高が1,405mmあり頭上スペースにゆとりがあるため、大人でも窮屈さを感じにくいデザインです。
多彩なシートアレンジに対応しているため、ゆったりとできる足元スペースを確保したり、広い荷室を確保したりと臨機応変に対応できます。フロントシートを倒してセカンドシートと合わせられるソファーモードなど、仮眠や休憩に便利なシートアレンジも可能です。
使い勝手の良い機能と装備
ランディの4代目モデルには、家族全員に快適なドライブ体験を提供するための便利な機能と装備が多く備わっています。例えば、片足をフロントドア下のセンサーにかざすだけでスライドドアを自動で開けられるハンズフリーデュアルパワースライドドアなら、両手がふさがっているときに非常に便利です。
また、ロングアシストグリップは幅広い年齢層の利用に対応するため、地上から895mm~1,330mmの高さに設置されており、子どもや高齢者でも簡単に握れます。室温管理はナノイーX搭載のフルオートエアコンで、常に快適な空気環境を保ちながら運転できる設計です。こうした細部にわたる工夫で、ランディは毎日の移動をより快適にする一台と言えるでしょう。
充実した安全装備
ランディの安全装備は、家族の安心をしっかりサポートします。4代目モデルには充実した安全装備がそろっているため、例えばプリクラッシュセーフティが前方の車両や障害物を検知し、必要に応じて自動でブレーキをかけることで衝突リスクを低減してくれるでしょう。
レーントレーシングアシストによって車線維持をサポートしたり、ロードサインアシストで道路標識を読み取りながらドライバーに適切な情報を提供したりと、さまざまな面で運転のサポートが受けられます。
ランディ以外のスズキのミニバン車種とは?
スズキのミニバンにはランディ以外にも優れたモデルが存在します。ここでは、その代表例としてスズキのミニバンであるエルティガとイーコに注目し、それぞれが持つ特徴について詳しく見ていきましょう。
エルティガの特徴
エルティガは、スズキが2012年からインドとインドネシアで生産・販売を開始したミニバンです。7人乗りの3列シート配置で広い室内空間と高い居住性を持ち、取り回しの良いコンパクト3列シート車として発売されました。
2018年には全面改良が施され、新しいフロントグリルやダッシュボード、木目調のインテリアが追加され、さらに高級感が増しています。近年ではタイでエルティガのハイブリッドモデルも追加されており、より燃費性能に優れたモデルとなりました。
イーコの特徴
国外専売車のイーコは、全長4m以下ながら広い室内空間を持つミニバンです。インド法人「マルチ・スズキ」で発売しているイーコは、2022年にマイナーチェンジが行われました。
日本で発売していたエブリイと似ているデザインで、サイズ感も全長を少し伸ばしたエブリイワゴンのような印象です。ミニバンとして登場しているイーコは、日本円で100万円前後の価格帯であることもあり、SNSでも話題を呼びました。
スズキのミニバン選びのポイント
スズキのミニバンを選ぶ際には、新車と中古車の2つが購入時の選択肢となります。新車と中古車には、それぞれにメリットとデメリットがあるため、どちらを選ぶべきかの判断に迷ってしまうこともあるでしょう。
ここでは、それぞれの魅力を以下で具体的にご紹介し、どちらが自身のニーズに適しているか判断するためのポイントについて解説します。
新車を魅力
新車の魅力のひとつは、自分好みにオーダーした一台を手に入れられることです。グレード選びに加えてボディカラーやメーカーオプションなど、細かな面まで好みに合わせてカスタマイズができます。
また、自分が最初のオーナーになるため新車を購入したという気持ちや、コンディションへの安心感なども得られることでしょう。車を手放す際もワンオーナーであることや、古くなる前に手放せることから、再販価格も付きやすい傾向があります。
中古車の魅力
中古車の魅力のひとつは、価格の安さです。新車に比べて購入時の車両価格を抑えやすく、生産終了を迎えた車種も候補として検討できます。また、受注生産の新車に比べて納車までの時間が短く、すぐに乗り始められるのもうれしいポイントです。
選べる車種は流通している中古車に限定されますが、取り扱い台数が豊富な中古車販売店などを利用すれば、選択肢を広げられます。車両はそれぞれコンディションが異なるため、選ぶときは状態や走行距離、整備状況などをしっかりと確認しましょう。
リバティでお買い得なスズキ車やミニバンを手に入れよう
スズキのミニバンをお探しの方は、ぜひリバティへご相談ください。リバティは自動車の大型専門店であり、価格と品質にこだわった豊富な在庫をご用意しています。また、乗り換え時の下取り価格にも力を入れているのが特徴です。
ここでは、リバティの安さの秘密とお買い得な車両についてご紹介します。
薄利多売方式による安さの実現
リバティでは自動車の大型専門店である特徴を生かし、豊富な在庫の確保と効率的な販売網によって高品質な車両を手頃な価格で提供しています。関西と四国に18店舗を展開し、年に1万2,000台以上を販売するリバティが採用しているのは「薄利多売方式」です。
ひとつの商品から得られる利益を抑えて大量販売することにより、お買い得な価格設定を実現しました。軽自動車からミニバン・SUVまで、新車・登録(届出)済未使用車・中古車といった幅広いジャンルをご用意しています。
登録(届出)済未使用車も選べる豊富なラインアップ
リバティで扱っている車両のひとつに、登録(届出)済未使用車があります。これは区分上で中古車に分類される車両ですが、新車の車両登録を行っただけで、一般ユーザーが使用していない車両のことです。
登録(届出)済未使用車はほとんど使用されていない車ですが、価格も新車よりリーズナブルなため、予算を抑えつつ新車に近い状態の車両が狙えます。リバティの登録(届出)済未使用車は走行距離100km未満・初年度登録から1年未満のものです。販売中の車両は公式Webサイト上に掲載していますので、気になる方はぜひご覧ください。
まとめ
日本国内で販売中のスズキのミニバンは、トヨタ ノアのOEM車である「ランディ」です。4代目である現行モデルは、従来モデルに比べてさらなる進化を遂げた車両となりました。
ミニバンはさまざまなメーカーで登場しているボディタイプで登場しています。リバティでは複数のメーカーの車両を取り扱っているため、比較検討しながら車選びが可能です。お買い得な車をお探しの方は、ぜひリバティへご相談ください。