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スペーシアの軽自動車税はいくら?年間維持費の目安についても解説

投稿日 2025.9.24
2025.9.24
libertynet

2025年式スペーシアのフロントビュー
スペーシアの軽自動車税や年間維持費を見てみよう

スズキの人気軽自動車「スペーシア」を所有する際、気になるのが軽自動車税種別割や年間の維持費ではないでしょうか。コンパクトながら広い室内空間が魅力のスペーシアは、購入時の費用だけでなく、所有し続ける間にかかるコストも把握しておくことが大切です。

この記事では、スペーシアの軽自動車税種別割の詳細から、ガソリン代、保険料、車検費用などを含めた年間維持費の目安までを徹底解説します。車の購入を検討する際は、これらの費用を総合的に把握し、家計に無理のない計画を立てましょう。

目次はコチラ

■POINT

・スペーシアの軽自動車税種別割の税額は、自家用乗用車の標準税率の場合1万800円が設定されている。

・軽自動車スペーシアの年間維持費はおおよそ18万4,020円が目安で、この他にも大きな出費が増えるケースがある。

・スペーシアは軽自動車税種別割や自動車重量税が普通車より安いため、維持費が家計にやさしい車種のひとつである。

スペーシアの年間維持費の目安

2025年式スペーシアのサイドビュー
スペーシアの年間維持費は18万4,020円程度がひとつの目安

まずはスペーシアの年間維持費を見てみましょう。軽自動車の維持費には、車の利用状況によって変化する費用と金額が変動しない固定費があるため、ここでは一例として下記の金額をピックアップしました。詳しくは後述の内訳の解説をご覧ください。

項目1年あたりの維持費の目安備考
軽自動車税種別割1万800円自家用乗用車の標準税率として
ガソリン代7万9,200円燃費25.0km/L、月1,000km走行、ガソリン1L165円として
駐車場代6万円月額5,000円として
自動車重量税2,500円継続車検2年分本則税率5,000円として
自動車保険料9,020円自賠責保険25か月契約で1万8,040円として
車検費用2万2,500円法定費用と車検基本料の合計を4万5,000円として
合計18万4,020円

このように、スペーシアの年間維持費は18万4,020円程度がひとつの目安です。ただし、この他にも任意保険料やメンテナンス費用がかかり、タイヤやバッテリーの交換など、大きな出費が増えることも少なくありません。

車の購入を考えているときは、さまざまな出費を考慮することが大切です。軽自動車であるスペーシアは、普通車と比較して軽自動車税種別割や自動車重量税が安く設定されているため、維持費の面で家計にやさしい選択肢といえるでしょう。

スペーシアの軽自動車税種別割はいくら?

2025年式スペーシアの運転席周り
スペーシアの軽自動車税種別割は、自家用乗用車の標準税率で1万800円が目安

自動車税種別割は車の種類や年式で税額が決まるため、所有している車が同じであればいくらかかるのか税額の計算が行えます。まずは、スペーシアの軽自動車税種別割の税額について見ていきましょう。

スペーシアの軽自動車税種別割の税額

スペーシアは軽自動車なので、普通車の自動車税とは異なる「軽自動車税」の対象となります。そして、スペーシアの軽自動車税種別割の年額は、以下の通りです。

車両タイプ旧税率標準税率
自家用乗用車7,200円1万800円
営業用乗用車5,500円6,900円
(2025年8月時点の情報です)

この税額は、乗用車の軽自動車であれば車種に関係なく一律の金額です。軽自動車税種別割は毎年4月1日時点での車の所有者に課税され、多くの場合5月末日が納付期限となります。軽自動車は排気量660cc以下という規格により、普通車に比べて税負担が軽減されているのが特徴です。

自動車税種別割の税額が変化するケース

軽自動車税種別割は、車の年式や環境性能によって税額が変化するケースがあります。例えば新車購入した際に環境性能が優れている場合、グリーン化特例が適用されると新車登録の翌年分の税額が軽減されることがあるのです。

一方で、初回新規検査から13年を経過した場合、電気自動車などの一部を除き、税額の負担が増える決まりとなっています。自家用乗用車が重課対象となった場合は、1万800円だった年額が1万2,900円に増額されます。

自動車税以外のスペーシアの維持費【毎月かかる費用】

2025年式スペーシアの前席
毎月かかるスペーシアの維持費を確認しよう

スペーシアの軽自動車税種別割は、所有している車に応じて税額が決まります。そのため、所有している車の維持費の節約を考えるときは、税額以外の部分で出費を抑える工夫が必要となるでしょう。ここでは、毎月かかる維持費の内訳について紹介します。

ガソリン代

車に乗るうえで欠かせない維持費のひとつが「ガソリン代」です。毎月かかるこの維持費は、どのくらいの距離を走るのかによってかかる金額が大きく変化します。2025年8月時点のスペーシアの発売モデルを見ると、燃費はWLTCモードで19.8km/L~25.1km/Lほどでした。

仮に燃費が25.0km/Lで1か月に1,000km走ると40Lのガソリンを消費することになり、1L165円であれば約6,600円かかることになるでしょう。

駐車場代

スペーシアを所有する際の駐車場代は、住環境によって大きく変わる費用項目です。持ち家で敷地内に駐車スペースがある場合、この費用は発生しません。一方、賃貸住宅にお住まいの方や都市部で駐車場がない地域では、月額駐車場代が必要となります。

駐車場代は地域差が非常に大きく、月額1万円を超える場合もあれば、月額5,000円程度で借りられる場合もあります。この差額は年間維持費に大きな影響を与えるため、スペーシアの維持費を計算する際には見逃せない要素です。購入前には周辺の駐車場料金を事前に調査し、月額費用を年間維持費に組み込んで予算を立てましょう。

自動車税以外のスペーシアの維持費【定期的にかかる費用】

2025年式スペーシアの荷室
定期的にかかるスペーシアの維持費を確認しよう

スペーシアの維持費を考えるときは、年に一度支払う費用や車検のタイミングで支払う費用もあります。支払う頻度が少ない費用は、一度に大きな出費となる傾向があるため、前もって準備しておきましょう。

自動車重量税

自動車重量税は、車両の重量に応じて課税される国税です。スペーシアの自動車重量税は新車購入時には、搭載エンジンによって3,700円~9,900円の3年分の税金を一括で支払います。この差額は、燃費性能や排出ガス性能によるエコカー減税の適用によって税率の軽減が行われるかの違いです。

そして継続車検時には2年分として5,000円~8,800円程度を支払う必要があります。車検の頻度は「新車登録から3年後、その後は2年ごと」に実施されるため、その都度自賠責保険の支払いが発生することを覚えておくことが大切です。

自動車保険料

自動車保険には「自賠責保険(強制保険)」と「任意保険」という2種類があります。自賠責保険は全ての運転者に加入が義務付けられており、軽自動車の場合は25か月契約で1万8,040円となっています(2025年8月時点の情報です)。

自賠責保険は対人補償のみで、補償上限も限定的であることから、実際の事故では自賠責保険だけでは十分な補償を受けられない可能性があるでしょう。そのようなケースに備えて加入を検討するのが任意保険です。任意保険の保険料は年齢や運転歴、補償内容によって大きく変動するため、複数の保険会社で見積もりを取得して比較しましょう。

車検費用

車検費用には「法定費用」と「車検基本料」があり、軽自動車の場合は合計で4万5,000円程度の費用がかかります。これに加えて車検に通すための整備が必要になれば、その分車検費用も高くなるのです。

法定費用には自動車重量税や自賠責保険料、検査手数料が含まれており、どの車検業者に依頼しても金額は変わりません。検査基本料は点検費用や手続きの代行手数料などが該当し、業者ごとに異なる金額が設定されているため、見積もりをとって比較することが大切です。

メンテナンス費用

車のメンテナンスにはさまざまな項目があり、エンジンオイル交換やタイヤ交換、バッテリー交換などの定期的な部品交換が主な項目です。

このようなメンテナンス費用は依頼先によって価格設定が異なり、セルフメンテナンスであればより安い価格で済ませられる事もあります。上手な節約を目指しながら、車のコンディションを整えましょう。

スペーシアを買うならリバティへお任せ!

リバティ大津店の車両展示場
スペーシアをお探しの際はリバティへご相談ください

リバティは、軽自動車からミニバンやSUVまで幅広い車両を取り扱う自動車の大型専門店です。スペーシアをはじめ、バリエーション豊かな品ぞろえをご用意していますので、ぜひご利用ください。ここでは、リバティの魅力を紹介します。

薄利多売方式で価格の安さを実現

リバティは価格の安さにこだわりを持ってご用意しており、品質がよい車両を安く提供できるよう努力しています。安さの秘密は薄利多売方式の採用です。大量仕入れでコスト削減をしており、安い価格で数多く売ることで、1台あたりの低価格を実現しました。

また、業務のシステム化や少人数での業務体制により、更なるコスト削減を徹底しています。このように、さまざまな面で安さへの工夫を行っているため、ぜひご利用ください。

購入後の車検や修理にも対応

リバティは車をご購入いただいた後のアフターサポート体制も整えています。国土交通省指定の自社工場を完備した車検の速太郎や、大手損害保険会社の指定修理工場でキズやへこみの修理ができる鈑金修理体制が整っているため、車のお困りごとがあればお気軽にご相談ください。

また、リバティは自動車保険の代理店も行っており、「損保ジャパン」「三井住友海上」「あいおいニッセイ同和損保」「東京海上日動」からお客さまにぴったりのプランの提案が行えます。リバティでは車の購入からその後のカーライフまで、一貫したサポートができるので、お気軽にご相談ください。

まとめ

2025年式スペーシアのリアビュー
スペーシアの軽自動車税や維持費の負担は普通車に比べて安い傾向があります。

軽自動車であるスペーシアは、普通車に比べて維持費が安いのが大きな魅力です。維持費は、毎年かかる軽自動車税種別割や定期的に支払う自動車重量税などの固定費と、ガソリン代や駐車場代、メンテナンス費用といった変動費に分けられます。

固定費は普通車より安く設定されていますが、ガソリン代などは走行距離や燃費によって大きく変わることを覚えておきましょう。スペーシアの購入を検討されているなら、ぜひ品ぞろえとこだわりの安さが魅力のリバティへご相談ください。