ダイハツ「タント」のオーナーにとって、年に一度の軽自動車税種別割の納付は大切な義務です。普通自動車税種別割と名前が似ていますが、軽自動車ならではの特徴があるため、正しく理解しておきましょう。
この記事では、タントの軽自動車税種別割について、税額の目安や変動するケース、支払い方法、そして納付書が届かない場合の対処法まで、タントオーナーが知っておくべき情報を詳しく解説します。
①タントの所有者が支払う「軽自動車税種別割」とは？
②タントの軽自動車税種別割の税額は？
③タントの軽自動車税種別割を支払う方法
④タントの軽自動車税種別割の納付書が届かない場合は？
⑤タント探しはリバティへお任せ！
⑥まとめ
■POINT
・軽自動車税種別割は、毎年4月1日時点の車の所有者に課せられる地方税のこと。
・税額は初回新規検査の時期によって異なり、13年が経過すると重課税率が適用される。
・納付書は車検証に記載された住所に届くため、住所が変わったときは車検証の住所変更も済ませよう。
タントの所有者が支払う「軽自動車税種別割」とは？
軽自動車税種別割は、タントを所有していると年に1度支払いが必要になる税金です。名前が似ている自動車税種別割とは異なる点もあるため、まずは軽自動車税種別割とはどのような税金なのかについて見ていきましょう。
毎年4月1日時点の所有者に課される地方税
軽自動車税種別割は、タントなどの軽自動車を所有している方に毎年課される地方税のひとつです。この税金は、毎年4月1日時点で軽自動車を所有している方が納税義務者となります。
また、軽自動車税種別割には月割制度がないため、年度途中での売買や廃車を行っても、4月1日時点の所有者が1年分を支払う仕組みです。この点は普通自動車の自動車税種別割とは異なる特徴といえるでしょう。
納付期限は一般的に5月末日まで
タントの軽自動車税種別割の納付期限は、一般的に5月末日までとなっています。ただし、5月31日が土曜日や祝日の場合は、翌平日が納付期限となることもあるでしょう。
この期限は各市区町村の条例で定められており、大部分の自治体で5月31日を採用しています。納付期限は毎年同じ時期なので、余裕を持って支払いに備えておきましょう。
タントの軽自動車税種別割の税額は？
タントを所有したときの軽自動車税種別割の税額について見ていきましょう。この税金は基本の年額が定められており、所有している軽自動車の年式や環境性能に応じて税額が変化する仕組みです。
軽自動車税種別割の目安
タントの軽自動車税種別割は、車両の初度検査年月によって税額が決まります。自家用乗用車の場合、平成27年3月31日以前に初度検査を受けた場合は年額7,200円、平成27年4月1日以降に初度検査を受けた場合は年額10,800円となります。
| 車種区分 | 初回新規検査が平成27年3月31日以前の場合 | 初回新規検査が平成27年4月1日以降の場合 |
| 乗用：自家用 | 7,200円 | 1万800円 |
| 乗用：営業用 | 5,500円 | 6,900円 |
また、軽自動車でも貨物用になればさらに安い税額が設けられています。初回検査の時期が分からないときは、車検証の「初度検査年月」を見ると確認が可能です。
税額が変化するケース
タントの自動車税額が変動する可能性があるのは、初回新規検査から13年が経過したときです。この13年という節目を迎えると、自動車税種別割は重課税率の対象となり、1万800円だった税額が12,900円へ変わります。
この重課税率は、電気軽自動車や天然ガス軽自動車、メタノール（混合メタノール含む）軽自動車、ハイブリッド軽自動車、被けん引自動車、専ら雪上を走行するもの以外の車両が対象です。
タントの軽自動車税種別割を支払う方法
タントの軽自動車税種別割を支払う方法について見ていきましょう。一般的な支払いの流れは、次の通りです。
1.納付書を受け取る
2.対応している支払い方法で納付する
それでは詳しく解説します。
1.納付書を受け取る
タントの軽自動車税種別割は、一般的に毎年5月上旬に市町村から納付書が送付されます。この納付書は、車検証に記載された住所宛に届く重要な書類です。
納付書には税額や納付期限が明記されており、車の所有者はこの書類を使用して税金を納めます。もし納付書が手元に届かない場合でも、税金を納める義務は消えません。納付時期になっても納付書が届かないときは早めの対処が必要です。
2.対応している支払い方法で納付する
納付書を受け取った後は、複数の支払い方法から選択して納付できます。対応している支払方法は自治体によって異なるため、納付先で利用できる納付方法を確認しましょう。最も一般的なのは、銀行や信用金庫、郵便局などの金融機関窓口での現金払いです。
利便性を重視する方には、コンビニエンスストアでの納付がおすすめです。24時間対応しており、納付書にバーコードが印刷されていれば全国の主要コンビニで支払えます。
さらに現代的な支払い方法として、スマホ決済アプリも利用可能です。納付書のQRコードを読み取るだけで簡単に納税できるため、便利な選択肢となっています。
タントの軽自動車税種別割の納付書が届かない場合は？
納付時期が近づいても肝心の納付書が届かないときは、なにかトラブルが起こっている可能性があります。ここでは、納付書が届かないときに考えられる原因や対応が遅れて滞納した場合のリスクについて確認しましょう。
納付書が届かないケース
タントの自動車税納付書が届かない場合、主な原因は車検証の住所変更を行っていないことです。納付書は毎年5月初旬に車検証に記載された住所へ郵送される仕組みになっているため、引越し後に手続きを怠ると旧住所に送られてしまいます。
この問題を解決するには、軽自動車検査協会で車検証の住所変更手続きを行う必要があります。手続きには時間がかかる場合があるため、急ぎの場合は都道府県税事務所へ連絡し、一時的に現住所へ送付先を変更することも可能です。
納付書を紛失した際は、市区町村の窓口などで再発行手続きを行いましょう。
軽自動車税種別割を滞納した場合のリスク
タントの軽自動車税種別割を滞納すると、深刻なリスクが発生します。まず考えられるのは、延滞金が発生したり督促状が送付されたりすることです。
加えて、軽自動車税種別割を滞納した状態のままでは、いずれ公道を走行することができなくなります。これは滞納されていると納税証明書が発行されないため、車検を受けられなくなるためです。
最終的には財産が差し押さえられる可能性もあるため、支払いが困難な場合は早めにお問い合わせ窓口へ相談することをおすすめします。
タント探しはリバティへお任せ！
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まとめ
タントをはじめとする軽自動車の所有者は、毎年4月1日時点の所有者に対して課される軽自動車税種別割を納める義務があります。この税金は地方税の一種で、納付期限は5月末頃が一般的です。
軽自動車は普通車に比べて自動車税が安い傾向があるため、維持費を抑えたい方にとってタントは魅力的な選択肢のひとつと言えるでしょう。お買い得な車をお探しの方はぜひリバティへご相談ください。