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コンパクトSUVといえばコレ!トヨタのライズが大人気の理由⁉

投稿日 2025.1.30
2025.1.30
libertynet

ライズをオススメする男性

コンパクトSUVと聞くとトヨタのライズを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
SUV特有の力強さを持ちながらも小柄な車体が特徴的なコンパクトSUVは様々な層の需要を満たすまさに『ちょうどいいSUV』なのです。
今回はそんなコンパクトSUVの代表格であるトヨタのライズについて解説していきます。

目次はコチラ

1.トヨタ ライズとは

トヨタ ライズ

ライズは2019年にトヨタから発売された比較的新しいSUVです。
トヨタの子会社であるダイハツとの共同開発で生まれた自動車であり、ダイハツのロッキーのOEM車です。
ライズもロッキーも会社が違うだけで兄弟車なのですが、もちろん違いは存在しています。
今回の記事では主にライズについて解説していきますので是非最後までご覧ください。

コンパクトSUVというジャンル

SUVは90年代に日本で流通し始めてからというもの、とどまることを知らずに人気を集めるボディタイプの自動車です。
その人気の高さゆえに最近では『軽SUV』というジャンルの車種が続々登場しています。
しかし、あくまでも軽自動車という枠組みの中でSUVの要素を取り入れたものであり、SUV特有の力強さまでは再現することが出来ません。
「軽自動車では物足りないがSUVでは車体が大きすぎる」というのは狭い道路や駐車場が多い日本ならではの悩みです。
そんな悩みを解決するのがコンパクトSUVなのです。

ライズの基礎スペック

全長×全幅×全高(mm)3995×1695×1620
重量(㎏)970~980(4WD 1040~1050)
燃料タンク容量(L)36
燃費(Km/L)14.4~20.1(4WD 13.3~19.0)

2.人気の理由は?

ライズが人気な理由を教えてくれる女性

コンパクトSUVであるライズは一見、トヨタの人気SUVであるRAV4をただ小さくしたような見た目ですが、街で見かけないことはないといっても過言ではない程に人気の車種です。
ではなぜそんなにライズが人気なのでしょうか?
いくつかの理由が考えられますのでそれぞれ見ていきましょう。

人気の理由① 小さい&燃費が良い

小さいことの何がいいのかと聞かれればその答えは小回りの利きやすさと運転のしやすさでしょう。
大きなSUVはそれだけ多くの荷物を積むことができます。
しかし良いことばかりではなく、大きいことによる重量税の増加や燃費の悪さ、そして狭い道での運転のしにくさが欠点として存在します。

ライズはロッキーと並んでSUVの中でも1、2を争う燃費性能を誇りますが、その圧倒的な燃費性能を実現しているのもこのサイズがあってこそです。
海外に比べて狭い道が多い日本だからこそ、コンパクトSUVの小ささが活きるのです。
また、小さいと言ってもSUVなので高い積載性を発揮するために車内は見た目に反して思いのほか広いというのも人気の理由です。
特に後部座席はほぼ軽自動車級のサイズなのにゆとりがあり、後部座席を折りたたんでしまえば軽バンの積載量を超えて最大で369Lもの荷物が入ります。
軽自動車級のサイズであることによる運転のしやすさに加えて、軽自動車の制限を超えた走行性能や積載性を持つのはコンパクトSUVならではの特徴といえるでしょう。

人気の理由② SUVならではの走り

いくら小さいからといってもSUVである以上は力強い走りを感じられる性能でないと運転手を満足させることはできません。
ライズに搭載されたエンジンは直列3気筒の排気量996cc~1196㏄とSUVにしては控えめな性能です。
しかし、1トンを下回る車体重量やダイハツが開発したD-CVTと呼ばれる特殊なトランスミッションのおかげで安定した力強い走りを実現しています。
燃費の良さをセールスポイントとしていながらこの走りを体感できるのは大きな魅力といえるでしょう。

ただし、このサイズにしてはパワフルというだけで他の通常サイズのSUVを超えるパワーがあるわけではありません。
遭遇する場面は少ないとは思いますが、重い荷物をたくさん積んだ状態で高速道路での追い越しをする際や急な上り坂ではそのパワーに物足りなさを感じることはあるかもしれません。
そういった場合や普段からドライブをすることが多いアウトドア好きの方には4WDがおすすめです。

気になる費用は…

車と小銭

コンパクトSUVといえばライズというほどに大人気のSUVですが、かつては人気の理由だった車両本体価格が2025年1月現在はかなり高騰しています。
特に中古価格は年式や走行距離にもよりますが4,5年前に比べると15万円近く上がっているものもあり、軽自動車並みの価格が魅力だったライズには手厳しい状況です。
また、中古価格高騰の原因に関しては世界情勢の変化による海外輸出の増加だと言われています。
今後も輸出量が増えて値上がりする可能性はあるので、今のうちに手に入れるというのも選択肢としては十分アリです。

3.どういう人にオススメ?

自分に合った車を悩む女性

コンパクトSUVの代表格であるライズですが、特にどういった方に向けて販売されているのでしょうか?

小回りの利く運転が必要な場合

上の方でもご説明しましたが、コンパクトSUVという名前だけあって車体サイズはかなり小さいです。
近年のSUVは積載性や走破性に加えて街乗り性能も求められています。
ライズのようなコンパクトSUVであれば狭い道での走行やカーブのしやすさといったような運転に関わる性能も高いため、街での運転がメインの方にオススメです。
また軽自動車より少し大きいという絶妙なサイズ感のため軽自動車からの乗り換えの際に生じる運転の感覚のギャップも少なく、安全に運転することが出来ます。
SUVのパワーや積載性は欲しいけれど通常のSUVでは大きすぎるという方にオススメです。

できるだけ費用を抑えて利便性の高い車に乗りたい場合

先ほどライズの価格が上がってきていると説明しました。
軽自動車より少し大きい程度ならわざわざ高くなってしまったライズより軽自動車の方がいいのでは?と思いがちですが軽自動車にはどうしても性能の壁が存在します
軽自動車は車体のサイズが明確に定められており、それを超えると軽自動車として販売することはできません。
排気量も同様に660㏄以下に設定されています。
そのため、ライズだけでなく軽自動車を含めた多くの車種が値上がりする現状では多少の値上がりには目を瞑り、軽自動車並みの運転のしやすさと軽自動車を超える利便性の高さを選択するという考え方をする人もいるのです。
維持費の面でも負担は増えますが、軽自動車では煩わしかった部分が大幅に改善されるのは運転の頻度が多い人ほど恩恵を受けることが出来ます。
高騰しているといっても他のSUVと比べると安いことに変わりはないため、今もなおコンパクトでお得なSUVの座に座り続けています。

SUVとしてのスタイリッシュなデザインを求める場合

走行性能とは関係しませんが、せっかく車を買うならおしゃれな車に乗ってみたいと思うのは自然です。
軽自動車も近年様々なデザインのものが発売されており、そのバリエーションは多岐にわたります。
しかし、どうしてもあの軽自動車特有のフォルムからの脱却は難しく、スタイリッシュでかっこいいと呼べるデザインの車種は少ないです。
一方でSUVは需要の高さから各メーカーが多種多様なデザインの車種を販売しています。
特にスタイリッシュでスポーティな印象を受けるものが多く、ライズもその中の1つです。
使い勝手や小回りの良さとデザイン性を両立できるというのはコンパクトSUVならではの大きなメリットといえるでしょう。

4.ライズのおすすめグレード

プランABCと書かれた積み木

ライズのグレードは『X』『G』『Z』の3展開です。
すべてを解説してしまうととんでもない文章量になってしまいますので重要そうな部分のみピックアップしてご紹介します。
基本的に左から右に行くほどグレードが高くなり、Xに搭載されているものはGやZにも搭載されています。
詳しくはメーカーホームページのカタログをご確認ください。

主なグレードごとの違いXGZ
動力ガソリンガソリン・ハイブリッドガソリン・ハイブリッド
内装標準内装に赤色のアクセント追加・デジタルメーター・7インチモニター搭載ステアリングとシフトレバーが本革巻きに変更
外装標準アルミホイールに変更・ドアハンドルをメッキ加工カラバリ3種追加・16インチタイヤから17インチに変更・LEDフロント&リアフォグランプを標準搭載
運転支援機能スマートアシスト標準搭載スマートアシストに標識認識機能の追加・ハイブリッドのみスマートペダル搭載アダプティブクルーズコントロール追加

これらの違いに加えて、GとZには内装や外装を豪華にするオプションや駐車支援機能といったいくつかのオプションが搭載可能になっています。Xを標準的なグレードとした場合、Gになるとよりスポーティになり、運転支援機能が搭載されます。
さらに上のZではアダプティブクルーズコントロールの追加やタイヤの大型化に加えて内装と外装をよりスポーティかつゴージャスにしてくれます。

オススメのグレード

トヨタ ライズ

個人的なオススメグレードはGです。
実は運転支援機能を除けば走行性能自体はどのグレードもほぼ変わらず運転することができます。
しかし、せっかくSUVを運転するとなればスタイリッシュな外装にマッチしたグレードの方が満足感は高いでしょう。
G以上のグレードではかっこよくて見易いモニターやメーターが搭載され、グレーの車内に赤色のアクセントが追加されて非常にスタイリッシュな雰囲気が漂います。
大した変更には思えないかもしれませんが、これだけの違いでスポーティなSUVとしての印象がグッと強くなりますので是非一度比較してみてください。
また、見た目だけではなく標識認識機能による事故防止や交通違反防止といった実用性の向上も魅力的です。
燃費が格段に向上するハイブリッドもG以降のグレードでしか選ぶことはできません

3つのグレードを比較するとデザイン性とコストパフォーマンスを両立したGが一番オススメだと思います。
予算に余裕のある方はZにするかオプションを追加して自分だけのライズへとカスタマイズするのもオススメです。

5.まとめ

ドライブを楽しむ女性

いかがでしたか?
今回はトヨタの大人気コンパクトSUVのライズについてご紹介してきました。
この記事ではあまり紹介しませんでしたが、ライズはダイハツのロッキーからOEM提供を受けて販売された車種にもかかわらず普及率は圧倒的にライズの方が上です。
これには発売当初の車両本体の安さやトヨタというブランド力の強さ、ダイハツの半導体不足など様々な理由が考えられますが、どちらもコンパクトSUV界を牽引する魅力的な自動車です。

リバティには経験豊富なスタッフが多数在籍しており、お客様のご希望に寄り添い最適な一台をご提案させていただきます。
このブログでライズが気になってきた方も他のコンパクトSUVとの違いで迷っている方も是非お気軽にお問い合わせください!

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