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軽自動車の走行距離の限界は10万km?寿命を延ばすコツと中古車の選び方

投稿日 2025.2.4
2025.2.4
libertynet

軽自動車の走行距離の限界は10万kmなのかを考えてみよう、走行距離表示99999kmのオドメーター

軽自動車はその経済性や取り回しの良さから、幅広い層に支持されているボディタイプのひとつです。これから車を購入しようと思っている方の中には、走行距離の限界を把握し、自分の予定している利用期間に適したお買い得な中古車を探したいと思っている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、軽自動車の走行距離の限界がどのくらいなのかについて解説し、寿命を延ばすためのコツと、車の寿命を考慮してお買い得な中古車を選ぶ際のポイントについても紹介します。

目次はコチラ

■POINT

・軽自動車は、一般論として走行距離10万kmが寿命の目安のひとつに挙げられる。

・軽自動車の寿命に明確な定義はなく、メンテナンス次第で長く乗り続けられる。

・中古の軽自動車を選ぶときは走行距離や年式だけでなく、車両の状態や整備状況もチェックしよう。

軽自動車はどのくらいの走行距離が限界?

軽自動車はどのくらい走ると限界を迎えるのでしょうか,横に並んだカラフルな軽自動車

軽自動車の中古車は、年式が古く総走行距離が多いほど車両価格が安い傾向があります。そのため、購入後に車を利用する予定の期間がある程度定まっている場合は、その期間に問題なく乗れる車両の中から安くてコスパの良い1台を見つけたいと考えることがあるかもしれません。まずは、軽自動車の寿命について見てみましょう。

走行距離は10万kmが寿命の目安のひとつ

軽自動車の寿命には明確な定義があるわけではなく、どのように車を利用するのかによって劣化度合いが変化するため、一概に言い切ることが難しいものです。

走行距離で考えたときの一般的な寿命の目安は、軽自動車の場合で10km、普通車の場合で15万km~20万kmほどと言われる傾向があります。軽自動車と普通車で寿命の目安が異なるのは、構造や部品の耐久性が異なることが理由のひとつです。

また、この数字はあくまで一般的な指標であり、車の使用方法や整備状況により大きく変動することを覚えておきましょう。

軽自動車の寿命の考え方は複数ある

軽自動車の寿命を考えるときには、いくつかの視点があります。まず、政府が定める法的な耐用年数は車の種類や使用している年数によって異なり、新車の軽自動車の場合で4年です。中古車になるとさらに短い年数となります。この耐用年数は、車の資産価値を算出する年数です。

しかし、実際の車の平均使用年数はこれよりも長い傾向があります。一般社団法人 日本自動車工業会が行った2023年度「軽自動車の使用実態調査」では、前使用軽乗用車の平均使用年数は8.3年でした。

これらの数値は一概に軽自動車の寿命と言えるわけではありませんが、さまざまな視点で車の寿命を考えられると言えるでしょう。

(参考:『2023年度軽自動車の使用実態調査について – JAMA – 一般社団法人日本自動車工業会』/以下のリンクを参照してください:https://www.jama.or.jp/release/news_release/2024/2510/)

走行距離の限界から軽自動車の寿命を考えてみよう

走行距離から軽自動車の寿命を予想してみよう,机の上に置いた2つのミニカーを眺める人

では、軽自動車の走行距離と経過年数から、どのくらいの寿命が残っているのかを予想することはできるのでしょうか。仮に軽自動車が10万km走れるとすると、どのくらいの年数なら利用できるのかを考えてみるとイメージが付きやすいかもしれません。

ここでは、軽自動車の走行距離と経過年数から寿命を予想する考え方の一例や、長く乗り続けるときに考慮しておきたいことを紹介します。

走行距離と経過年数の考え方

軽自動車の寿命が走行距離10万kmを迎える頃だと仮定した場合、何年走り続けられるのでしょうか。この経過年数の目安は、軽自動車をどのように使うのかによって大きく変化します。

一般社団法人 日本自動車工業会が行った2023年度「軽自動車の使用実態調査」の月間平均走行距離を見ると、平均は398kmとなっており、「200km未満」の利用が最も多い結果でした。

仮に月約400kmを走ると、1年で4,800km走ることになり、20年で9万6,000kmとなります。軽自動車検査協会が調べた2023年の軽自動車の平均使用年数は、自家用車の場合で15.82年となっており、メンテナンス次第ではさらに長く乗り続けられる可能性があるでしょう。

(参考:『軽自動車の平均車齢・平均使用年数 | 統計情報 | 軽自動車を知る | 軽自動車検査協会』/以下のリンクを参照してください:https://www.keikenkyo.or.jp/information/statistics/average_data.html)

10年以上乗るなら維持費の増加を考慮しておこう

できるだけ長く軽自動車に乗りたいと思うときは、経過年数が増えると維持費が高くなる可能性があることを押さえておきましょう。

車はそのまま乗り続けているだけでも経年劣化によって燃費が悪化していきますが、修理やパーツの交換などが必要となりメンテナンス費用が発生することがあります。

また、新車の届出から13年を経過した軽自動車は、自動車税種別割や自動車重量税が重課の対象となり、より多くの税金を納めることになります。また、車が古くなると売るときに買い取り価格が付きにくくなることも考えられるでしょう。購入費を抑えるために車の寿命を意識するのであれば、これらの要素を踏まえて買い替えを検討することが合理的な選択につながります。

軽自動車の寿命を伸ばすコツ

軽自動車の寿命を伸ばす方法について紹介、ミニカーを手のひらで持つ男性

軽自動車の寿命は個体差があり、日々の運転操作や利用方法などによって大きく変化します。利用できる期間をなるべく長くしたいときは、次のような点を意識しておくと良いでしょう。

定期的にエンジンオイルの交換を行う

軽自動車を長持ちさせるためには、定期的なエンジンオイルの交換が欠かせません。エンジンオイルは、エンジン内部の金属部品が摩耗しないように潤滑する重要な役割を果たしているものです。

適切に交換されないと、摩擦が増えてエンジンの負担が大きくなり、寿命が短くなる可能性があります。目安として、少なくとも半年から1年に1回、または1万km走行ごとにオイル交換を行うと良いでしょう。

ただし、山道の走行や頻繁な短距離移動など、過酷な運転条件が多い場合には、さらに早めの交換が必要になる可能性があることもあります。

負荷の少ない運転を心がける

軽自動車を長く使用するためには、運転中の負荷を最小限に抑えることが大切です。例えば、急発進や急ブレーキを避けることで、エンジンやブレーキシステムに過度なストレスがかかるのを防げるでしょう。

これによって部品の摩耗が減るため、車両全体の寿命が延びることにつながります。また、加速や減速の少ない運転を心がけることは、燃費の向上にもつながるため意識したいポイントです。

劣化したパーツは早めに交換する

軽自動車を長く乗るための重要なポイントは、劣化したパーツを早めに交換することです。バッテリーやエンジンオイル、タイヤなどの消耗品は定期的に状態を確認し、劣化が見られれば早急に交換することを心がけましょう。

例えば劣化したままのタイミングベルトを使い続けることで、エンジンが急停止してしまったり、ベルトが切れてエンジンに大きなダメージを与えたりする可能性があります。これより高額な修理費用が発生する可能性があるため、劣化したパーツは早めに交換することが大切です。

中古の軽自動車を買うときに寿命の近さを判断するポイント

中古の軽自動車を買うときに確認したい要素は3つある、POINTの文字と電球マークを指さすステッキ

中古の軽自動車を選んでいるときは、どの車両が長く使えそうなのか判断に迷うこともあるでしょう。劣化状態には個体差がありますが、次の3つを意識して確認すると車両状態が判断しやすくなるため、チェックしておくことがおすすめです。

経過年数と走行距離

中古の軽自動車を選ぶ際に重要なのは、経過年数と走行距離のバランスです。経過年数が少ない車であっても、走行距離が10万kmを超えている場合は部品の劣化が進んでいる可能性が高く、購入後に頻繁にメンテナンスが必要になることがあります。

逆に、走行距離が少なくても年数が経過している場合は、パーツの劣化やさびなどの問題が潜んでいる可能性があることを考慮することが大切です。

目視で分かる劣化の状態

中古の軽自動車は個体差があるため、購入する際は車両の劣化状態を見極めることが重要です。車両選びの際はエクステリアやインテリア、エンジンルームなどを確認してメンテナンス状況を確認しておきましょう。

サビやカビはないか、シミや汚れはないかなどを確認しておくと、傷や汚れの位置からどのような状況で利用されていた車なのかが判断しやすくなるかもしれません。車両を長く使うためにも、気になる傷や汚れ、匂いなどはないかを確認しておくことが大切です。

整備状況の記録

中古の軽自動車を購入する際には、整備状況の確認が重要です。整備記録をしっかりと確認することで、その車両がどれだけ適切にメンテナンスされてきたかが分かります。

例えば、定期的にオイル交換が行われているか、タイヤの交換やブレーキパッドの交換が済んでいるかといった点は、車の寿命を左右する大きな要素です。しっかりした整備履歴のある車であれば、大切に扱われていたことが確認できるでしょう。

中古の軽自動車探しはリバティにお任せ!

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お買い得な軽自動車をお探しの方は、ぜひリバティへご相談ください。リバティでは軽自動車からミニバンやSUVまで幅広い車両を取り扱っており、好みに合う1台を探しやすい環境を整えています。

グループ総在庫は6,000台を確保

リバティは関西や四国に19店舗を展開し、グループ総在庫は6,000台以上を確保しています。新車・登録(届出)済未使用車・中古車を取り扱っているため、ご予算に合う車両の提案が可能です。

自動車の大型専門店であるリバティでは、利益を減らして安い車を数多く売る「薄利多売方式」を採用しています。加えて、業務のシステム化を行い少人数で対応することでコストカットを行い、安い価格での販売を実現しました。

すぐ納車できる登録(届出)済未使用車もご用意

年式が新しい車をお探しの方は、すぐ納車できる登録(届出)済未使用車がおすすめです。登録(届出)済未使用車は新車の届出を行っただけで、一般ユーザーは使用していない状態の車を指します。

リバティで販売中の登録(届出)済未使用車は走行距離100km未満・初年度登録から1年未満のもので、新車と同様のメーカー保証の継承手続きが行える車両です。軽自動車なら最短3日で納車できるため、早く乗り始めたい方はお気軽にご相談ください。

まとめ

負荷の少ない運転を意識して軽自動車の寿命を延ばそう、自然に囲まれた駐車場に停車する軽自動車

軽自動車の走行距離の限界は10万kmと言われることが多いですが、それはあくまで一般的な目安に過ぎません。実際には、車両のメンテナンスや運転習慣によって、軽自動車の寿命を縮めてしまうケースも延ばせるケースもあります。

リバティでは軽自動車も普通車も数多くの在庫を確保し、ご予算や要望に合う1台を探しやすい環境をご用意しています。販売中の車両は店頭へ足をお運びいただく他、公式サイト上の最新在庫情報から閲覧やお問い合わせができるのでお気軽にご利用ください。

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