
経済性や取り回しの良さが魅力の軽自動車を購入する際は、中古車選びで失敗したくないと考える方も多いのではないでしょうか。中古車はコンディションが千差万別なため、良く確認して選ぶことが大切です。
そこでこの記事では、中古車の選び方と購入してから後悔しないためにチェックしておきたいポイントを紹介します。満足できる1台を購入してカーライフを楽しむためにも、この機会に一通り確認しておきましょう。
■POINT
・軽自動車を中古車で購入する場合、年式や走行距離・全体のコンディションなどを総合的にチェックすることが大切。
・修復歴や水没歴・動作不良がある車は避けるのがおすすめ。
・軽自動車には多種多様な車種があるため、ニーズや好みに合ったものを選ぶのが満足できる車選びのコツ。
軽自動車の中古車を購入するときの選び方

中古車はそれぞれが1台限りの存在で、コンディションは千差万別です。そのため、故障やトラブルのリスクが低い車を購入するには、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。ここでは、中古車選びで見逃せない6つのポイントを見ていきましょう。
【年式】極端に古くないか
中古車選びにおいて大切な要素のひとつが、年式です。年式は初度登録から何年経過したかを示すもので、この数字が大きいほど古いことを意味します。
車は古くなればなるほど、コンディションが低下するのが基本です。そのため、可能であればできるだけ新しい車を選んだほうがよいでしょう。また、13年以上経過すると軽自動車税種別割や自動車重量税が重課されるため、こちらも目安になるでしょう。
【走行距離】走りすぎていないか
走行距離も車のコンディションに大きく影響します。走行距離が長くなれば下回りや消耗品の劣化が進み、コンディションが低下します。一般的に、走行距離10万kmがひとつの目安とされているため、中古車を選ぶときは参考にしてみましょう。
また、走行距離には1年あたり1万kmという目安もあります。比較的新しい車でもこの目安を大きく超えている場合は、コンディションが低下しているリスクが高く、念入りに状態を確認することが大切です。極端に走行距離が短い車も長期間放置されていた可能性があるため、購入時は注意しましょう。
【エクステリア】大きな傷やさびがないか
中古車はエクステリアにダメージを受けていることも多いため、実車を確認するときに以下の点に注目することをおすすめします。
・ドアやミラーなどの衝突しやすい部位に大きな傷がないか
・車体の下側に大きなダメージを受けていないか
・マフラーなどにさびが発生していないか
すぐに修理できる軽微な傷であれば、大きな問題にはなりません。大きなダメージを受けている場合は、修理費がかさんだり走行に影響したりする可能性があるため、注意が必要です。
【インテリア】ひどい汚れや異臭がないか
インテリアも日々の使用に伴ってダメージを受けやすい部分であり、細かい確認が求められます。特に確認したいポイントは以下の通りです。
・クリーニングで落ちないほどのひどい汚れが付いていないか
・異臭がないか
・装備品類が正常に動作するか
中古車の中には浸水によってダメージを受けた車もあるため、水没が疑われるようなシミや汚れがないかも確認しておくことが大切です。
【機関系】異音・異常振動がないか
エンジンやトランスミッションなど、機関系のトラブルが発生すると高額な修理費がかかります。試乗する際にはエンジンから異音がしたり、異常振動があったりしないかチェックしましょう。
また、ギアがきちんと入るか、エンジンルームに以上がないかも併せて確認します。機関系に異常がある車を購入するのは、避けたほうがよいでしょう。
【サポート】十分なアフターサポートがあるか
中古車はすでに使用された車であり、新車に比べてトラブルや故障のリスクが高くなります。そのため、購入後の整備・点検を含めたサポートが充実しているところで購入するのがおすすめです。
頻繁な点検・整備が必要になる可能性も高いことを考えると、メンテナンスや車検も扱っている店舗を選ぶとよいでしょう。
購入を控えたほうがよい軽自動車の中古車とは?

きちんと選べばおすすめの中古車ですが、世の中には避けたほうがよい車も多く出回っています。特に、ここで見ていく3つの条件のいずれかに該当する中古車は、可能な限り避けたほうがよいでしょう。それぞれどのような点に注目すればよいか紹介します。
修復歴がある
日本自動車査定協会によると、修復歴車は車のフレーム部分に損傷を受けた車です。ピラーやルーフパネル・インサイドパネル・フロアなどのパーツが該当します。
これらのパーツにダメージを受けた車は、正常な車に比べて走行時の安定性が低下したり、故障リスクが高まったりするリスクがある点に注意が必要です。可能であれば、修復歴車を購入するのは避けたほうがよいでしょう。
水没歴がある
水没した履歴がある車も、購入を避けたほうがよいでしょう。水没車に具体的な定義は定められていませんが、一般的にはフロアより上まで浸水した車を水没車と呼びます。
水没車は見えない部分の腐食によって故障リスクが高くなったり、カビや細菌の繁殖で健康被害を受けたりしかねません。水没歴車は車内やエンジンルームなど、普段は発生しない部分にさびや腐食が発生していることが多いため、念入りにチェックしましょう。
正常に動作しない部分がある
電装品を含め、正常に動作しないパーツがある車も避けることをおすすめします。パワーウィンドウがきちんと動かない、オイル漏れがある、エアコンが動作しないなどのトラブルがある車が代表例です。
きちんと動作しない車は正しく整備されていない可能性が高く、今後の整備費がかさむ可能性があります。また、次々にパーツが故障するリスクもあるため、できるだけ避けたほうがよいでしょう。
中古車選びにおすすめの軽自動車5選

軽自動車には多種多様な車があるため、利用目的をよく考えて適した車を選ぶことが大切です。ここでは、特におすすめの軽自動車を5車種紹介します。軽自動車の購入を考えている方は、この機会に自分に合った1台を探してみてください。
ホンダ N-BOX

ホンダのN-BOXは人気が高いスーパーハイトワゴン車で、快適性・積載性に優れています。4人フル乗車してもある程度の余裕を確保でき、ファミリーカーにもおすすめです。多くの荷物を積む機会が多い方にも向いています。
基本的な安全機能もきちんと標準搭載していて、事故が発生するリスクを低減しているのもうれしいポイントです。
ダイハツ タント

積載性や快適性を重視する方には、ダイハツ タントもおすすめの1台です。スーパーハイトワゴン車として十分な車内空間を確保していることに加えて、センターピラーレス構造を採用することで荷物の積み下ろしがしやすくなっています。
予防安全機能を標準搭載していること、燃費性能が比較的高いこともタントの魅力です。ファミリーカーから荷物運び用の車まで幅広い用途に使えます。
スズキ スペーシア

燃費性能を重視する方には、スズキ スペーシアが向いています。スペーシアはマイルドハイブリッド仕様になっていて、これはブレーキ時のエネルギーを使用して発電し、その電力でモーターを動かして走行をサポートする仕組みです。その分燃費性能が高く、経済性にも優れる1台です。
スペーシアはファミリーカーとして使用することを目的として設計しているため、積載性や快適性も十分に備えています。
スズキ ジムニー

ジムニーはラダーフレームを採用したクロスカントリー車で、2025年時点では軽自動車としては独特の存在です。車高が高く走破性に優れていて、未舗装路でも安定して走行できます。
一方で車内空間はそこまで広くなく、リアシートに直接アクセスできるドアもないため、快適性・積載性より走行性能を求める方向けの車と言えます。
スズキ ハスラー

街乗りからレジャーまで幅広く使え、走行性能を重視する方にはクロスオーバーSUVのスズキ ハスラーがおすすめです。「遊べる軽」がコンセプトの車で、多用途に使えるように車内空間のアレンジ幅が広く、多くの荷物を積み込めます。
機関系には燃費性能に優れたマイルドハイブリッドと十分なパワーを出力できるターボエンジンを組み合わせていて、さまざまな環境で十分な走りを見せてくれるでしょう。
軽自動車の中古車の選び方で迷ったらリバティへ

これから軽自動車を中古車で購入しようと考えている方は、在庫が豊富で自分に合った1台を探しやすいリバティでの購入をご検討ください。ここでは、リバティで中古車を購入する2つのメリットを紹介します。信頼できる中古車販売店を探している方におすすめです。
多種多様な車種を豊富にラインアップ
リバティは西日本を中心に多くの店舗を展開しており、在庫は約6,000台と豊富です。多種多様な車をラインアップしているため、比較・検討して自分に合った1台を選べます。
軽自動車だけでなく普通自動車も扱っているため、軽自動車に限らず車を探している方にもおすすめです。気になる車が遠方の店舗にある場合は近くの店舗に取り寄せて確認・試乗できるため、ぜひご相談ください。
購入後の保証も充実
購入後の保証や点検・整備・車検サービスを提供しているのも、リバティの魅力です。運輸支局の指定を受けた工場を設置しているため、適正な価格でハイクオリティーな点検・整備・車検サービスを受けられます。
中古車はすでに一定期間使用されている性質上、トラブルのリスクが高くなります。そのため、購入後のサポート体制は、販売店選びにおける重要なポイントです。点検・整備などのサポートを重視する方も、ぜひリバティをご利用ください。
まとめ

軽自動車の中古車を購入するときは、年式や走行距離、コンディションを総合的にチェックして納得できるものを選ぶことが大切です。また、積載性や居住性、走行性能など、自分が何を重視するかに応じて適した車を購入するとよいでしょう。
中古車を探している方は、在庫が豊富で比較・検討しやすいリバティでの購入をご検討ください。保証期間中なら何度でもご利用可能な「中古車専用保証」をご用意して、ご利用をお待ちしています。
