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車の売却時に使用する「リサイクル券」って何?返金の仕組みや紛失時の対処法

投稿日 2025.2.14
2025.2.14
libertynet

車のリサイクル券
車の売却時に必要な「リサイクル券」について確認しよう

車を売却する際に意外と見落としがちな「リサイクル券」ですが、このリサイクル券がどのような役割を果たしているかご存知でしょうか。もしかすると、紛失してしまっている方もいるかもしれません。

そこでこの記事では、車の売却時に使用するリサイクル券の役割やリサイクル券にまつわるさまざまな疑問を解き明かし、万が一の事態にも慌てず対処できる知識をお届けします。

目次はコチラ

■POINT:
・車のリサイクル券は、リサイクル料金の預託を証明する書類。
・リサイクル券は新車購入時に発行され、廃車まで大切に保管する必要がある。
・リサイクル券を紛失したときは再発行できないが、預託状況のページを印刷して代用できる。

車の売却時に必要な「リサイクル券」とは?

顎に手を当てて考える女性
車の売却時に使用するリサイクル券とはどのような書類なのでしょうか

車の売却時に使用する書類のひとつにリサイクル券があり、多くの場合は車を所有していると手元に保有している書類です。まずはこのリサイクル券がどのような物なのかについてご紹介します。

リサイクル料金は廃車時にかかる費用

車は使用を終えて解体するときに、さまざまなごみが残ります。そのごみを適正処理するためにかかるのがリサイクル料金と呼ばれる費用です。具体的にはシュレッダーダストやエアバッグ、フロン類の処理に使われます。

これらは車を廃車にする際に発生するもので、購入時に先払いされることが一般的です。そして、廃車するとリサイクル料金が使われるため、返金はありません。

預託を証明するのがリサイクル券

リサイクル券は、車を購入する際に支払ったリサイクル料金の預託を証明する書類です。新車を購入するとその費用は自動車販売店から発行され、所有者に渡されます。

このリサイクル券は売却や廃車時に、次のオーナーや専門業者へ提示が必要です。そのため、リサイクル券はしっかりと保管しておくことが求められます。

車の売却時にリサイクル券を渡すと損する?

ミニカーと「COST」と書かれた積み木
車の売却時にリサイクル券を渡すと返金はあるのでしょうか

車の売却時は車両と一緒にリサイクル券の引き渡しが必要となりますが、預託を証明するリサイクル券を渡すと損してしまうのではないかと不安に感じるかもしれません。しかし多くの場合、次のような流れでやりとりが行われるため、損する心配はないでしょう。

一般的にはリサイクル料金相当額が受け取れる

リサイクル券は車両と共に中古車買取業者や次のオーナーへ引き渡しが必要ですが、一般的にはリサイクル料金相当額を受け取ることが可能です。

車を購入した際に一度支払ったリサイクル料金を、車両価値に加える形で戻されるでしょう。ただし、リサイクル料金には廃車時に発生する費用に加えて、車の購入時に発生する資金管理料金があり、後者はリサイクル料金を最初に支払った人が対象となるため返却はありません。

廃車のときは返金されない

車を手放すときは中古車として売却する他に、廃車するケースもあるでしょう。廃車時は適正処理を行うためにリサイクル料金が使用されるため、返金はありません。

前払いしたリサイクル料金があれば廃車時にリサイクル料金で処理できる範囲の処理の支払いはありませんが、未預託の場合は使用済自動車を引取業者へ引き渡すときに支払いが発生します。

車のリサイクル料金はどのくらいの金額が発生する?

手のひらに乗せた赤い木製の車と周囲に置かれた円マークの積み木
車のリサイクル料金の目安を見てみましょう

では、車のリサイクル料金の内訳を見てみましょう。リサイクル料金には「シュレッダーダスト料金」「エアバッグ類料金」「フロン類料金」「情報管理料金」「資金管理料金」という5つの項目があります。これを次の2つに分けて見ていきましょう。

適正処理にかかる費用

「シュレッダーダスト料金」「エアバッグ類料金」「フロン類料金」は、リサイクルや適正処理に必要な費用です。この費用は、自動車メーカーや輸入事業者などが設定するため、車両によって金額が異なります。

正確な金額は各メーカーのWebサイト上で公表しているため、料金の確認が可能です。シュレッダーダスト料金は金属資源や樹脂、ゴムなどが対象で、エアバッグ類料金はエアバッグやシートベルトプリテンショナーなどが対象となります。

そしてフロン類料金は、エアコン用冷媒として使用されているフロン類を無害化するためにかかる費用です。約6,000円~1万8,000円が料金の目安となります。(2025年1月時点の情報です)

自動車リサイクル促進センターの運営にかかる費用

「情報管理料金」「資金管理料金」の2つは、自動車リサイクル促進センターの運営にかかる費用です。この費用は一律で定められており、情報管理料金は130円、資金管理料金は290円(使用済自動車引取時は410円)となっています。

情報管理料金は適正処理の状況を電子管理するための費用であり、資金管理料金はリサイクル料金の管理や運用にかかる費用です。

「シュレッダーダスト料金」「エアバッグ類料金」「フロン類料金」「情報管理料金」の4項目はリサイクル預託金として扱われ、「資金管理料金」は最初にリサイクル料金を支払った人の負担となる費用となります。(2025年1月時点の情報です)

車の売却前にリサイクル券を紛失したらどうなる?

頭を抱えて困っている女性
車の売却前にリサイクル券を紛失したらどのように対処すると良いのでしょうか

車を売却する準備をしているとき、リサイクル券が見つからないことがあるかもしれません。もしもリサイクル券を紛失していた場合、どのように対処したら良いのでしょうか。ここでは、リサイクル券を紛失したときの対処法について紹介します。

再発行はできないが代わりは用意できる

リサイクル券は原則として再発行ができないため、大切に保管する必要がある書類です。しかし、万が一紛失してしまったときは、リサイクル券の代わりとして使用できる書類を用意できます。

車のリサイクル料金が預託されているかどうかはWeb上で公開されており、車検証の情報を基に「車両区分と車台番号」「登録番号・車両番号もしくはリサイクル券番号」「確認する目的」を入力すると確認が可能です。

この「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷すると、リサイクル券の代わりとして扱えます。

印刷できないときは買取業者へ相談しよう

リサイクル券を紛失したときは「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷して対応できますが、場合によっては印刷ができずに困ってしまうことがあるかもしれません。

そのようなときは、買取業者へリサイクル券を紛失していることや印刷できない理由を伝えて相談してみると良いでしょう。

業者によってはリサイクル料金の預託状況を直接確認して対応してくれることもあります。リサイクル料金の預託状況を確認できれば、預託しているリサイクル料金を受け取れるでしょう。

車を売却するならリバティへお任せ!

リバティ彦根店
リバティでは車の高価買取を実施しています

車の売却を考えているときは、ぜひリバティへご相談ください。リバティはオールメーカー全車種を取り扱っている自動車の大型専門店です。近畿・四国・東海エリアを中心に全国30店舗を展開しているため、幅広いエリアでご利用いただけます。

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まとめ

4つのミニカーと水色の電卓
車を売却するときは必要書類をそろえて高価買取を目指そう

車は購入時にリサイクル料金を預託し、その証明としてリサイクル券を保有します。そして不要になった車を処分するときは、適正処理を行うために預託していたリサイクル料金が使用される仕組みです。

預託しているリサイクル料金は車を売却するときに返金される項目があるため、リサイクル券は大切に保管して預託状況を証明できるようにしておきましょう。

リバティでは高価買取が目指せる無料査定を実施しており、公式サイト上のWebフォームや電話から受付を行っておりますのでお気軽にご利用ください。

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