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車の擦り傷の修理方法とは?傷の種類や修理に使う道具を解説!

投稿日 2024.8.26
2024.8.26
libertynet

黒い車に付いた傷を指さす女性
車の擦り傷の修理をしよう

大切な愛車に擦り傷が出来てしまったら、なるべく安く直したいと思うことがあるでしょう。しかし、修理に出すとなると、どのくらいの費用がかかるのか気になるところです。

実は、擦り傷の種類や程度によっては、自分で修理することも可能です。そこで今回は、車の擦り傷の修理方法と使用する道具、かかる費用の目安や注意点について詳しく解説します。

目次はコチラ

車の擦り傷の種類と程度を見極める

青い車に付いた擦り傷
車の擦り傷の種類を確認しよう

車の擦り傷の修理を検討する際、まず知っておきたいのが擦り傷の種類と程度です。擦り傷は大きく分けて3つのタイプがあり、修理の難易度や方法が異なります。ここでは、浅い傷、深い傷、板金が必要な傷の特徴について詳しく解説します。自分の車の擦り傷がどのタイプに当てはまるのか見極めることが、適切な修理方法を選ぶ第一歩となるでしょう。

浅い傷(クリア層までの傷)

車の擦り傷の中でも、浅い傷は比較的修理がしやすい傷です。浅い傷とは、クリア層までの傷のことを指し、比較的難易度が低く自分でも直せる可能性があります。

ボディカラーは下地層・カラー層・クリア層の3層となっており、クリア層は表面にある層です。傷を爪で触れたときに引っかかるような感覚が無い場合は、カラー層まで到達していない浅い擦り傷の可能性があります。

深い傷(カラー層までの傷)

深い傷は、カラー層まで達している傷のことを指します。このような傷は、ボディカラーが失われ、白い下地などが見えている状態です。浅い傷に比べて修理の難易度が上がるため、自分で直すのは難しいことも多い状態と言えます。

壁や縁石にボディを擦って出来た擦り傷は、傷付いた範囲が広いことも少なくありません。修理に自信が無いときは、業者へ依頼したい傷のひとつです。

板金が必要な傷

擦り傷に加えてボディにへこみがある場合など、板金が必要な傷を負っているケースもあります。このようなときは、へこみやゆがみを伴うため、パテ埋めや塗装だけでは修復できません。

加えて擦り傷が深く下地層にまで達している場合は、ボディの金属がむき出しになっているため、さびが発生する可能性が高まります。自分での修理は難易度が高いため、修理業者へ依頼したい傷と言えるでしょう。

車の擦り傷の修理費用の目安

電卓の横に置かれた赤い車と円マークの積み木
車の擦り傷の修理費用の目安を確認しよう

車の擦り傷を修理する際、気になるのは費用面ではないでしょうか。車の擦り傷の修理費用は、自分で行うか業者に依頼するかで大きく異なるのが特徴です。ここでは、自分で行う場合と業者に依頼する場合の費用の目安について詳しく解説します。

自分で行う場合

自分で車の擦り傷を修理する際に必要な道具は、コンパウンドやタッチペン、シールやパテ、ワックスなどです。これらの道具を用意するのにかかる費用は、おおよそ1アイテムで1,000円から5,000円程度が目安となります。

もちろん、傷の大きさや深さによって必要な材料が変わってくるので、多めに見積もっておくのがおすすめです。また、自分で修理する場合は、時間と手間がかかることを覚悟しておきましょう。

業者へ依頼する場合

業者に修理を依頼する場合は、高い技術力と専門の設備で美しく仕上げてもらえます。しかし、費用は自分で行うよりも高くなるでしょう。擦り傷の修理は傷の付いた位置や依頼する業者によって異なります。

例えば簡易補修が可能な傷を修理に出す際、ボディに付いた傷なら1万円~5万円くらいが目安です。ドアミラーの場合は5,000円~1万5,000円くらいで直せることもありますし、バンパーなら1万円~3万5,000円くらいがひとつの目安となります。

しかし簡易補修が難しい場合やパーツ交換を行う場合など、より高額な修理費用がかかることも少なくありません。

車の擦り傷を自分で修理する方法

タッチペンで傷を修理する様子
車の擦り傷を自分で修理する方法を確認しよう

車の擦り傷を自分で修理するには、傷の種類や程度に合わせて適切な道具と材料を選ぶ必要があります。傷の状態と照らし合わせながら、使用する道具を用意しましょう。ここでは、車の擦り傷を自分で直すために必要な道具や材料、そして浅い擦り傷と深い擦り傷の修理手順をケース別に解説します。

必要な道具と材料

車の擦り傷を自分で修理するには、傷の状態や範囲などに合わせていくつかの道具と材料を使用します。

例えば比較的浅い傷の補修を目的として、研磨剤のコンパウンドを使用するときは、磨くときに使う布やスポンジも用意しましょう。塗装が剥がれた傷のときは、ボディカラーに合うタッチペンやスプレーを使用します。ぼかし剤やクリアスプレーを重ねて仕上げましょう。

傷に深さがあるときは、耐水ペーパーで削り、パテを塗ります。耐水ペーパーは目の粗さによって用途が異なるため、いくつかの種類を用意しておくと良いでしょう。パテを塗るときはヘラやウエスなどを用意しておくことがおすすめです。また、マスキングテープなどがあると、擦り傷周辺の保護に役立ちます。

浅い擦り傷の修理手順

浅い擦り傷の修理は、以下の手順で行います。

1. 車体の汚れを落とす
2. 傷周辺をマスキングテープで保護する
3. 目の粗いコンパウンドで磨く
4. 目の細かいコンパウンドで磨く
5. 液体コンパウンドで磨く

慣れないうちは、目立たない場所で練習してみることをおすすめします。コツをつかめば、きれいに修理できますよ。

深い擦り傷の修理手順

深い擦り傷の修理手順は以下の通りです。

1. 車体の汚れを落とす
2. 傷周辺をマスキングテープで保護する
3. タッチペンを使って塗装する
4. 耐水ペーパーで盛り上がった塗装を削る
5. 液体コンパウンドで磨く

タッチペンは塗るだけのイメージがあるかもしれませんが、その後の工程までやり遂げるとより一層きれいな仕上がりが期待できます。

車の擦り傷を業者に修理依頼する方法

電卓を持って顎に手を当てる女性
車の擦り傷の依頼先や特徴の違いを見てみよう

車の擦り傷の修理を業者に依頼する際の選択肢として、ディーラー・板金塗装業者・カー用品店の3つが挙げられます。それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分の状況に合った最適な方法を選びましょう。ここでは、各業者に修理を依頼する際の特徴や注意点について詳しく解説します。

ディーラーに依頼する

ディーラーに擦り傷の修理を依頼するメリットは、専門的な知識と技術を持つスタッフが対応してくれることです。メーカー純正の塗料や部品を使用するため、仕上がりの質が高いのが特徴です。

一方で、ディーラーは他の業者と比べて修理費用が高くなる傾向にあります。また、予約が必要なことが多く、修理完了までに時間がかかるケースもあるでしょう。

板金塗装業者に依頼する

板金塗装業者に擦り傷の修理を依頼するのもひとつの選択肢です。板金塗装のプロフェッショナルが、適切な方法で修理を行ってくれるでしょう。ディーラーに比べて安く対応してくれる可能性があります。

ただし、業者によって技術力や使用する塗料の質にばらつきがあるため、事前に評判や実績を確認することが大切です。

カー用品店に依頼する

カー用品店に擦り傷の修理を依頼するのも、手軽で費用を抑えられる方法のひとつです。カー用品店では、自分で修理するための道具や材料が豊富にそろっています。店舗によっては修理を代行してくれるサービスを提供している場合があるため、コストを抑えながら修理を任せられるでしょう。

ただし、カー用品店のスタッフは修理のプロフェッショナルが対応するとは限らないため、仕上がりの質はディーラーや板金塗装業者に比べると劣る可能性があります。

車の擦り傷を放置するリスク

車に向かって頭を抱える男性
車の擦り傷を放置するリスクを考えてみよう

車の擦り傷を放置すると、大きなリスクが伴うため、なるべく早くに対処することがおすすめです。ここでは、さびの発生・拡大と車の価値下落という2つの観点から、そのリスクについて詳しく解説します。愛車を守るためにも、擦り傷は早めの修理が肝心です。

さびの発生と拡大

さびは車の大敵です。擦り傷を放置すると、そこから水分や空気が入り込み、さびが発生します。最初は小さな点から始まりますが、時間とともに広がっていくでしょう。さびは塗装の下の金属部分を侵食し、穴を開けてしまうこともあるのです。

放置すればするほど、修理費用も高くなってしまいます。小さな傷だから問題ないと思わずに、早めの対処が肝心です。愛車を長く大切に乗るためにも、擦り傷を見つけたときはすぐに修理しましょう。

車の価値の下落

車の価値は、見た目が大きく影響します。擦り傷があると、査定時の減点対象です。減点の度合いは傷の大きさや状態によって異なるため、傷は少ない方が査定額への影響も押さえられます。

愛車の価値を維持するためにも、擦り傷は早めに修理することをおすすめします。ただし、自分で対処する場合は対応が不十分で、さびを発生させるリスクなどがあることも考慮しておきましょう。

擦り傷が気になるときはリバティで乗り換えを検討しよう

リバティ津店の車両展示場
傷が付いた車の乗り換えはリバティにお任せください

車の擦り傷の修理費用が高くつきそうで悩んでいる方におすすめなのが、リバティの下取りサービスと安い車両販売価格を活用した乗り換えです。ここでは、リバティが高い下取り価格を提示できる理由と、販売価格の安さの秘訣について解説します。

リバティは下取り価格が高い

車の乗り換えを検討するときは、手離す車をなるべく高い価格で売りたいと思うところです。リバティは車の買取で利益を生み出す買取専門店と異なり、オークション相場ぎりぎりの価格が提示できます。

そのため、擦り傷の修理費用が高くつきそうで、乗り換えを検討されている方にもおすすめです。ぜひ一度、リバティの下取りサービスをご利用ください。

リバティは車両販売価格が安い

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これには数多くの車両を販売する力が必要なため、自動車の大型店だからできる強みです。リバティは軽自動車からミニバンやSUVまで幅広くの車種を扱っています。各グループ店舗在庫総数5,000台の豊富な在庫から、お好みに合う1台を探しましょう。

まとめ

車を運転する女性
車に付いた擦り傷は早めの対処を意識しよう

車に擦り傷が付いたときは、傷の種類と程度を見極めて修理方法や費用の確認を行いましょう。自分で修理する場合は、必要な道具の用意が必要です。業者に依頼する際は、費用や期間を確認しましょう。

修理せずにそのまま放置すると、さびや塗装の劣化が進行するリスクがあります。修理費用が高い場合は、リバティでの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

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