ガソリン価格の高騰が続く昨今、車選びの際になるべく燃費の良いモデルを選びたいと思う方は多いのではないでしょうか。特にコンパクトカーは数多くの車種がラインアップしているため、数多くの車種から自分に合った一台を見つけるのは大変かもしれません。
そこでこの記事では、燃費の良いコンパクトカーの選び方とおすすめ車種を国産車と輸入車から厳選してご紹介します。ガソリン車・ハイブリッド車・ディーゼル車の特徴も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
①燃費の良いコンパクトカーを探してみよう
②燃費の良いコンパクトカーの選び方
③燃費の良いコンパクトカーのおすすめ車種10選【国産車】
④燃費の良いコンパクトカーのおすすめ車種10選【輸入車】
⑤燃費の良いコンパクトカー探しはリバティにお任せ!
⑥まとめ
燃費の良いコンパクトカーを探してみよう
コンパクトカーとはどのような車で、軽自動車とはどう違うのでしょうか。また、燃費の良い車を探すときは、カタログ燃費と実燃費の違いについても理解しておきたいところです。まずは、コンパクトカーの基本的な定義と特徴について確認してみましょう。
コンパクトカーの定義と特徴
コンパクトカーは普通車の中でも小さなボディであり、5ナンバー規格の小型乗用車を指します。しかし規格について明確な定義が存在するわけではなく、一般的にこのような車両をコンパクトカーとして呼び分けているのです。
小さなボディは都会の狭い道や駐車場でも扱いやすく、小回りが利くことが大きな特徴となります。コンパクトカーは1L~1.5Lのエンジンを搭載したハッチバック型が主流です。
コンパクトカーと軽自動車の主な違い
小さなボディが特徴の車といえば、軽自動車を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。コンパクトカーと軽自動車は一見似ていますが、明確な違いがあります。
軽自動車は規格に定めがあり、ボディサイズは全長3,400mm未満・幅1,480mm未満・高さ2,000mm未満です。それに加えて、排気量660cc以下であるものが該当します。この制限を上回る車両は普通車扱いとなり、コンパクトカーや他のボディタイプへと呼び分けられるのです。
カタログ燃費と実燃費の違い
燃費の良いコンパクトカーを選ぶときには、「カタログ燃費」と「実燃費」の違いを理解しておきたいところです。燃費は1Lの燃料で走行できる距離を表し、km/Lという単位で表記します。
カタログ燃費は自動車メーカーが公表しているデータのひとつで、統一した測定方法で値を算出している燃費です。以前はJC08モードが主流でしたが、近年はより実際の燃費に近い値を算出できるWLTCモードが採用されています。
実燃費はドライバーが実際に車を走らせたときの燃費を指す言葉で、道路の状況やドライバーの運転操作、電装品の使用状況などの影響を受けるのが特徴です。同じドライバーが同じルートを運転したとしても、同じ燃費になるとは限りません。
この2つは燃費を数値で表すという共通点がありますが、自分の利用シーンによって変動するため、カタログ燃費と実燃費の差異を理解しておくことが大切です。
燃費の良いコンパクトカーの選び方
燃費の良いコンパクトカーを選ぶ際は、パワートレインの特徴を理解しておくことが大切です。それぞれの車種によって燃費性能や走行性能、車両価格の傾向が異なるため、自分のニーズに合った選択が求められます。
ここでは、燃費の良いコンパクトカーを選ぶポイントとして、各タイプの特徴を詳しく見ていきましょう。
ガソリン車の特徴
ガソリン車は、スパークプラグを利用して燃料を点火することにより動力を発生させるタイプです。このため、加速性能が良好で、運転の楽しさを感じやすいのが魅力です。また、ガソリン車は初期購入費用が比較的抑えられる点で、経済性も優れています。
一方で、走行距離あたりの燃費については、ディーゼル車やハイブリッド車に劣る傾向があります。燃費の良いコンパクトカーを探すときは、購入価格と走行する予定の距離を確認し、コストパフォーマンスに優れているかも確認しておくと良いでしょう。
ハイブリッド車の特徴
ハイブリッド車は、燃費性能の優れた特徴を持つタイプです。ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせることで燃料の消費を抑えるため、特に市街地の走行で大きな効果を発揮します。
さまざまなメーカーが発売しているハイブリッド車ですが、採用しているシステムによって異なる特徴があるでしょう。ハイブリッド車を選ぶ際は、走行シーンや用途に応じたシステムの繊細な違いを理解することが大切です。
ディーゼル車の特徴
ディーゼル車は、燃費の良さと力強いトルクが特徴の車種です。軽油を燃料とするため、ガソリンよりも燃料費が抑えられ、特に長距離走行でその効果が顕著に表れます。ディーゼルエンジンは自然発火で燃料を燃やすため、燃費効率が優れているのが特徴です。
低回転から大きなトルクを発生しますので、発進や坂道での走行もスムーズに行えます。一方で、ディーゼル車はガソリン車よりも車両価格が高くなることが一般的です。
燃費の良いコンパクトカーのおすすめ車種10選【国産車】
それでは、燃費の良いコンパクトカーをチェックしていきましょう。カタログ燃費(WLTCモード)を比較すると、特に燃費の良い国産車のコンパクトカーは次の10車種です。
トヨタ ヤリス | 36.0km/L |
トヨタ アクア | 25.8km/L |
ホンダ フィット | 30.2km/L |
トヨタ カローラスポーツ | 30.0km/L |
日産 ノート | 29.5km/L |
日産 オーラ | 27.2km/L |
スズキ スイフト | 25.4km/L |
マツダ MAZDA2 | 25.2km/L |
ホンダ シビック | 24.2km/L |
レクサス CT | 23.9km/L |
2024年8月時点の情報です)
ここでは、この中から5車種をピックアップして紹介します。
トヨタ ヤリス
トヨタ ヤリスは、スタイリッシュなデザインと高い燃費性能を兼ね備えたコンパクトカーです。ヤリスは優れた操縦安定性と軽快なレスポンスを提供し、都市部での走行にも適しています。
ハイブリッド車のXグレードは、WLTCモード36.0km/Lという低燃費なモデルです。個性を求める方には、さまざまなカスタマイズカーも選べるため、自分だけの一台を作り上げられるでしょう。日常の通勤や週末のドライブにぴったりの選択肢です。
トヨタ アクア
トヨタ アクアはハイブリッドシステムを搭載しており、ガソリンと電気を効率的に使用することで、驚異的な燃費性能を実現している一台です。コンパクトなボディでありながら内部は広々としており、快適に過ごせる空間が確保されています。
運転のしやすさはもちろん、乗り降りの便利さも際立っており、運転席と助手席にターンチルトシートを採用しているのも特徴です。最新の安全技術を搭載しているため、安全性も重視されています。
ホンダ フィット
ホンダ フィットは、シンプルかつスタイリッシュなデザインが特徴で、快適な室内空間を提供します。走行性能にも優れ、安定した運転とキビキビとしたハンドリングが楽しめる一台です。
e:HEV BASIC FFの燃費はWLTCモードで30.2km/Lとなっています。燃費効率に優れたe:HEVパワートレインは、なめらかな走りと低燃費を実現しており、コストパフォーマンスも抜群です。その上、広々とした室内空間と使い勝手の良い荷室は、どの席に座っても快適であり、家族での長距離ドライブにも向いています。
日産ノート
日産ノートは、日産独自の電動パワートレイン「e-POWER」を採用しています。これはガソリンエンジンで発電し、大出力モーターのみで車を駆動する仕組みで、モーター駆動による力強い加速と静粛性が特徴です。
また、ノートは都市部の細かな取り回しから、長距離ドライブまで快適にこなせる洗練されたデザインと広いインテリア空間を提供します。3つのドライブモードから場面に合わせて設定できるのも魅力です。
スズキ スイフト
スズキ スイフトは、魅力的なデザインと優れた燃費性能を両立させたコンパクトカーです。最新モデルのスイフトは1.2L 3気筒エンジン「Z12E型」を搭載し、低速から高トルクを発揮するため、街中での運転で軽快感が味わえます。
また、マイルドハイブリッドモデルは、減速時のエネルギーを活用して発電を行うのが特徴です。加速時にはモーターがエンジンをアシストし、一層の燃費向上を実現しています。
燃費の良いコンパクトカーのおすすめ車種10選【輸入車】
続いて、輸入車のコンパクトカーを見てみましょう。カタログ燃費(WLTCモード)を比較すると、特に次の10車種が低燃費なコンパクトカーでした。
ルノー ルーテシア | 25.2km/L |
シトロエン C4 | 22.6km/L |
プジョー 308 | 21.6km/L |
ルノー トゥインゴ | 20.7km/L |
フォルクスワーゲン ゴルフ | 20.1km/L |
フィアット 500 | 19.5km/L |
MINI MINI | 19.5km/L |
BMW 2シリーズ | 19.5km/L |
フィアット 500C | 19.2km/L |
メルセデス・ベンツ Aクラス | 19.2km/L |
ここでは、この中から5車種をピックアップして紹介します。
ルノー ルーテシア
ルノー ルーテシアは、エレガントなデザインと先進的な技術を兼ね備えたコンパクトカーです。外観はブラックのエンブレムや独特のCシェイプのLEDヘッドライトが目を引きます。
内装もウォームチタニウムのステッチが施されたブラックを基調としたデザインで、スポーティーかつ上質な空間を提供します。燃費性能では、ルノー独自のフルハイブリッドシステム「E-TECH FULL HYBRID」を採用しています。
シトロエン C4
シトロエン C4は、そのユニークでモダンなデザインが際立つコンパクトカーで、ボディはクーペのようなルーフラインが印象的です。内装もハイクオリティな素材が使われており、乗るたびにぜいたく感を感じられるでしょう。
パワートレインでは、EVとディーゼルエンジンの両方を用意しています。シトロエンの高度なサスペンション技術により、悪路でもスムーズな乗り心地が感じられるでしょう。
プジョー 308
プジョー 308は、美しいデザインと高性能が融合した輸入コンパクトカーです。エクステリアにはライオンの牙をモチーフにしたLEDライトを採用し、スポーティーな外観が印象的です。
また、パワートレインはプラグインハイブリッド・ディーゼルエンジン・ガソリンエンジンと、3種類をラインアップしています。燃費も優れていますので、長距離ドライブや日常使いにも最適です。
ルノー トゥインゴ
ルノー トゥインゴは、コンパクトながらも個性と実用性を併せ持つ一台です。最も特徴的なのは、RRレイアウトにより実現した4.3mという小回り性能です。これにより、都心の狭い路地や駐車スペースでもストレスなく運転できます。
また、0.9Lターボエンジンと電子制御6速ATの組み合わせにより、軽快な加速を可能にしています。パリを意識したデザインは独特で、CシェイプのLEDヘッドライトが印象的です。
フォルクスワーゲン ゴルフ
フォルクスワーゲン ゴルフは、ドイツの高速道路で鍛えられた足回りを持つコンパクトカーです。シンプルながらも魅力的なデザインや無駄のない機能美にこだわったインテリアなどが採用されています。
快適な走りと低燃費を両立したゴルフは、全車に48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載しました。長い歴史を持つこの車は、時代のニーズに合わせた進化を続けています。
燃費の良いコンパクトカー探しはリバティにお任せ!
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販売中の車両は公式Webサイト上でご覧いただけますので、気になる車両があればお気軽にご相談ください。ここでは、リバティで燃費の良いコンパクトカーをお探しいただく2つの魅力を紹介します。
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リバティではグループ総在庫は約5,000台の在庫を確保し、豊富な選択肢の中で車両選びをお楽しみいただける環境を整えています。リバティの大きな強みは、その価格の安さです。
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まとめ
燃費の良いコンパクトカーを探すときは、燃費性能やパワートレインの種類に注目し、利用目的に合った車両を選びましょう。
リバティでは豊富な在庫を用意し、購入後のアフターサポートの体制も整えています。販売中の車両は公式Webサイト上からも確認できますので、燃費の良いコンパクトカーをお探しの際にぜひご活用ください。