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車の陸送費の相場はどの程度?適正化のコツと業者の選び方も紹介

投稿日 2025.6.9
2025.6.9
libertynet

積載車に乗っている3台の車
車を陸路で輸送する場合、陸送費を支払う必要がある

購入した車を納車場所に運んだり、マイカーを引っ越し先に運んだりするなど、何らかの理由で車両を陸路で輸送する際にかかる費用を「陸送費」と呼びます。車の陸上輸送が必要になり、どの程度の費用がかかるのか不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、車の陸送費がどの程度かかるのか、削減するにはどのようにすればよいのかを紹介します。適正な費用負担で車を輸送するためにも、距離別の相場や削減のコツをこの機会にチェックしておきましょう。

目次はコチラ

■POINT

・陸送費は積載車やレッカー車の利用、自走などの方法で車を陸路で輸送するのにかかる費用である。

・陸送費の金額は発着地の距離や車種、依頼先の業者などのさまざまな要素に影響される。

・離島や国外への輸送などで海上輸送・航空輸送が必要な場合は、陸送費ではなく輸送費と呼ばれる。

車の陸送費とはどのような費用?

赤い車を運んでいるキャリアカー
指定の場所まで陸路で車を輸送するためにかかる運賃とその他の経費を合わせて陸送費と呼ぶ

車を輸送するときにかかる陸送費とはどのような費用なのかを見ていきましょう。一言で車の輸送といっても、状況や発着地によっては陸送費以外の費用が発生するケースがあります。ここでは、陸送費の定義と混同しやすい納車費用との違いを紹介するため、正しく理解しておきましょう。

陸送費とは

積載車やレッカー車などを利用し、車を陸路で目的地まで運ぶ際にかかる費用の総称を陸送費と呼びます。陸送費には運賃以外に関連する経費も含むのが一般的です。また、積載車やレッカー車を利用せず、指定した場所まで自走する場合もあり、この場合の費用も陸送費と呼びます。

ただし、陸送費はあくまでも陸上輸送にかかる費用の名称です。陸路でつながっていない離島や国外に輸送するために海上輸送や航空輸送を使用する場合は、陸送費ではなく輸送費などと呼びます。

納車費用との違い

車を購入した場合にかかる納車費用は、陸送費と混同しやすい項目です。陸送費は運賃や経費といった陸上輸送にかかる費用のみを指します。一方で納車費用は、輸送費だけでなく登録にかかる費用や洗車費用などを含むのが一般的です。

また、販売業者によっては納車費用に陸送費・輸送費を含んでおらず、納車費用と輸送費・陸送費が別に掲載されていることもあります。もし、見積書を確認していてそれぞれの項目にどのような費用が含まれているのか分からない場合は、問い合わせて確認しましょう。

車の陸送費の相場は?

机の上に置いてある見積書と電卓
陸送費の相場は距離や車種などによって異なるため、見積もりを取って確認しよう

実際にどの程度の陸送費がかかるかは、発地から着地までの距離や輸送する車の車種をはじめとしたさまざまな要素によって異なります。

ここでは、ひとつの参考として普通乗用車の陸送費を距離別に見ていきましょう。具体的な陸送費は依頼する業者によっても異なるため、目安を参考にしつつ見積もりを取って確認することをおすすめします。

近隣の場合

近距離輸送であれば、陸送費の相場はおおむね3万円~5万円程度です。同一都道府県内程度のごく短い距離なら、2万円~3万円程度で輸送できることもあります。近隣都道府県に輸送する場合は、5万円前後かかると考えておきましょう。

陸送にかかる時間は数日~1週間程度です。業者によっては一定期間車両を保管して、指定した日に着地で車両を引き渡してくれるところもあるため、日程の調整が必要な場合は交渉してみることをおすすめします。

遠方の場合

長距離輸送では、10万円もしくはそれ以上かかるケースもあります。業者によっては同一地方内程度の輸送であれば5万円以内で依頼できるところもあるため、比較・検討してみるとよいでしょう。

また、長距離輸送では陸送に限らず海上輸送や航空輸送を使用するケースもあります。離島や沖縄県などに輸送する場合は輸送費もかさみ、場合によっては20万円を超えることもあるでしょう。

輸送にかかる日数は1週間~10日程度が一般的です。距離が長くなればなるほど輸送に時間がかかり、場合によっては2週間以上かかるケースもあります。

車の陸送費が発生する主なシーン

レッカー車で輸送されているシルバーの車
引っ越しや売買など、車の陸送が必要になるシーンはさまざまである

専門業者に依頼して車を陸送しなければならない状況は多種多様です。ここでは、陸送が必要になる代表的な3つのシーンを紹介します。以下で紹介する状況を含めて車を移動させなければならない場合は、専門業者からきちんと見積もりを取って依頼先を決めましょう。

購入した車を納車する

遠方の店舗にある車を購入し、近くの店舗や自宅まで輸送しなければならない場合、陸送費を負担する必要があります。この場合、自動車販売業者が指定した場所まで運んでくれるケースもあれば、別途陸送業者を手配して運んでもらわなければいけないケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

販売業者が輸送してくれる場合は、そのまま依頼するのがスムーズです。一方で指定場所まで輸送するサービスを実施していない場合は陸送業者を手配して販売業者から車を引き取ってもらい、輸送する必要があります。この場合は一手間かかるため、納車時期が決まったら早めに手配するとよいでしょう。

売却する車を買取業者の施設に運ぶ

車を売却する場合において、車検切れや故障などの理由で自走できないときは陸送業者に依頼して買取業者の店舗に運ぶ必要があり、陸送費が発生します。

ただし、訪問査定を利用すれば、売却先の業者が駐車場所から車両を引き取ってくれるケースも多いため、一度交渉するのもおすすめです。自分で運ばなければならないときは、陸送業者に依頼して積載車を手配する必要があります。

引っ越しなどで車を移動する

引っ越しで車を移動させる場合で、自分で運転して運ぶのが難しい場合も陸送業者に依頼する必要があります。なお、この場合は引っ越し業者が車を輸送してくれるケースもあるため、まずは依頼する引っ越し業者に車の輸送サービスがないか聞いてみましょう。

引っ越し業者が車を運べない場合は、専門の陸送業者に依頼して新居に輸送します。家財の輸送とは別に業者を選定して契約する必要があり、見積もりの取得や契約、車両の引き渡しなどの手間が必要です。

車の陸送費を削減するコツは?

公道を走行中のレッカー車と運ばれている乗用車
一工夫するだけで車の陸送費を節約できる

専門業者に依頼して車を目的地まで輸送する場合、一定の費用負担は避けられません。しかし、いくつかのコツを押さえておけば、陸送費を削減できます。ここでは、陸送費を削減するために意識したいコツを見ていきましょう。「車を移動するとき」「車を購入・売却するとき」の2つに分けて紹介します。

車を移動するとき

引っ越しやイベントなどで所有している車を移動させるときは、陸送業者の営業所で車を引き渡し、着地近くの営業所で引き取ると陸送費を削減できます。陸送業者の営業所が発着地の近くにあるなら、この方法を検討してみましょう。

また、時間に融通が利くのであれば、陸送業者の繁忙期を避けるのがおすすめです。繁忙期には運賃が高くなるため、時期をずらすだけで大幅に陸送費を削減できるケースもあります。毎年2月~4月が陸送業者の繁忙期であるため、意識しておきましょう。

さらに、そこまで距離が長くないのであれば、自分で運転して運ぶのもひとつの方法です。燃料費や有料道路の通行料金がかかるものの、陸送業者に依頼するよりは費用負担を軽減できるでしょう。

車を購入・売却するとき

マイカーの購入や売却では、車両の引き渡し場所を買取業者や販売業者の店舗に指定するのがおすすめです。専門業者に店舗までの輸送を依頼すると陸送費が発生するため、自分で持ち込んだり引き取ったりすればその分の費用を削減できます。

利用する業者の店舗が近隣にあり、車が自走できる状態であれば自分で移動させることを検討しましょう。

店舗が遠く持ち込むのが難しい場合や、購入した車両を取りに行くのが難しいときは、まとめて業者に任せるのもひとつの方法です。手続きが1か所で済んでスムーズになるため、手間を削減できます。

車の売却や買い替えを検討しているならリバティへ!

リバティ松原天美店の車両展示場
車の買い替えはリバティへご相談ください

これからマイカーの売却・買い替えを検討していて陸送費の負担を不安に感じている方は、ぜひリバティのご利用をご検討ください。

リバティは関西と四国に店舗を展開しており、バリエーション豊かな車両を扱っているのが特徴です。ここでは、リバティで車を売却・買い替えする2つのメリットをご紹介します。

無料査定は出張査定に対応

リバティに車を売却する場合、持ち込み査定だけでなく出張査定も利用可能です。出張査定を利用すれば、査定士が指定場所に出向いて車を査定します。車検切れなどの理由で公道を自走できない場合でも、出張査定であれば輸送費用がかかりません。

査定は無料で対応しており、名義変更手続きの費用なども頂いておりませんので、ぜひリバティに査定をご依頼ください。リバティの公式Webサイトには査定依頼フォームがあり、必要事項を入力すれば約30秒で申し込めます。

自社買取・直接販売で高価買取を実現

リバティでは、ユーザーから買取した中古車を自社店舗で直接販売することを基本としています。そのため、オークション業者や流通業者に支払う手数料を削減でき、その分を買取価格に反映できる体制です。

リバティの公式Webサイト上の「車買取」ページでは、買取の流れや必要なもの、買取実績などを公開してます。車をできるだけ高く売却したいと考えている方は、ぜひリバティの無料査定をお試しください。

まとめ

高速道路を走行している積載車と載っている白い乗用車
車を長距離移動させるときは陸送費を考慮しておこう

車の売買や引っ越しなどで車両を陸上輸送する場合、陸送費が発生します。近距離であれば数万円程度、遠距離であれば10万円以上かかることもあるため、陸送費が決まる仕組みを理解した上で適切な業者を選ぶことが大切です。

マイカーを売却するために輸送することを検討しているのであれば、出張査定に対応した買取業者を選ぶのもひとつの方法です。別途陸送業者に依頼する必要がなく、陸送費を抑えられるでしょう。

どの買取業者を利用するかで悩んでいる方は、高値査定が可能な環境を整えているリバティをご検討ください。リバティは出張査定にも対応しており、査定は金額算出や交渉を含めて1時間程度で終えられる内容です。

専門業者に委託して車を陸路で輸送する場合、陸送費が発生します。引っ越しや売買で陸送サービスを使う場合、陸送費の目安が気になるでしょう。この記事では、陸送費の相場や削減のコツを紹介します。