
車を買うとき、そして乗り続けるうえで必ず関わってくるのが税金です。
自動車税?重量税?環境性能割?と、名前だけ聞くと少し難しく感じますよね。
車に関わる税金は、いつ・どんな場面で支払うのかを知っておくことが大切です。
車は購入したら終わりではなく、所有している間ずっと税金が発生するものだからです。
特に初めて車を購入される方は、思っていたより維持費がかかると感じるケースも少なくありません。
あらかじめ税金の仕組みを理解しておくことで、無理のない車選びや支払い計画が立てやすくなります。
この記事では、車に関わる主な税金をできるだけわかりやすく解説します。
これから車を購入する方、車検を控えている方はぜひ参考にしてください。
※このほか、燃料代に含まれる税金(ガソリン税など)もありますが、この記事では“車の購入・保有・車検で発生する税金”に絞って解説します。
① 車にかかる税金って何があるの?
② 購入時にかかる「環境性能割」
③ 毎年支払う「自動車税・軽自動車税」
④ 車検時にかかる「自動車重量税」
⑤ エコカー減税とは?
⑥ 税金を安く抑えるポイント
⑦ まとめ:税金を知って賢く車選び
車にかかる税金って何があるの?
まずは全体像から見ていきましょう。
車に関わる税金は、主に以下の3つです。
- 購入時にかかる税金
- 毎年かかる税金
- 車検時にかかる税金
それぞれタイミングと内容が異なります。

購入時にかかる「環境性能割」
環境性能割とは?
環境性能割は、車を購入したときにかかる税金です。
以前は「自動車取得税」と呼ばれていましたが、現在は環境性能に応じて税率が決まる仕組みに変わっています。
環境性能割は、車を買うタイミングで一度だけ支払う税金です。
また、同じ車種でもグレードや駆動方式の違いで税率が変わることがあります。
購入前に見積書を確認し、「環境性能割がいくら含まれているか」をチェックしておくと安心です。
燃費が良い車ほど税率が低く、条件によっては非課税になります。
ハイブリッド車や電気自動車は優遇されるケースが多いです。
【重要なニュース:2026年3月末で廃止へ】
令和8年度税制改正により、この環境性能割は「2026年3月31日」をもって廃止されることが決定しました。
これにより、2026年4月1日以降の取得分から燃費基準に関わらず環境性能割がかからなくなります(0円)。
これからお車の購入を検討されている方にとっては、初期費用が抑えられる嬉しいニュースです。
中古車でもかかる?
はい、中古車でも条件によっては環境性能割がかかります。
また、車の取得価額が50万円以下の場合は課税されません。そのため、年式の古い中古車やお買い得な中古車では、環境性能割がかからないケースも多くあります。
毎年支払う「自動車税・軽自動車税」
自動車税(種別割)とは?
自動車税(種別割)は、車を所有しているだけで毎年かかる固定費です。
そのため、車の維持費を考えるうえで最も影響が大きい税金とも言えます。
普通車と軽自動車で名称や金額が異なります。
– 普通車:自動車税(種別割)
– 軽自動車:軽自動車税(種別割)
なお、普通車の場合は年度の途中で購入・売却すると月割り計算が発生しますが、軽自動車税(種別割)には月割り制度がありません(4月2日以降に購入すればその年度は0円ですが、売却時の「還付」は軽自動車にはありません。このニュアンスを少し整理します)
【普通車の税額】
普通車は排気量によって税額が決まります。
排気量が大きいほど税金も高くなります。
例としては、
– 1,000cc以下
– 1,500cc以下
– 2,000cc以下
といった区分です。
【軽自動車の税額】
軽自動車は排気量に関係なく、一律の金額です。
普通車と比べると、維持費が安い理由のひとつですね。
【支払う時期】
毎年 4月1日時点の所有者に対して課税され、
5月頃に納付書が届くのが一般的です。
【※注意:月割りの仕組みの違い】
なお、普通車と軽自動車では「月割り計算」の有無に違いがあります。
普通車:年度の途中で購入すると月割りで課税され、車を廃車(手放す)際には残りの期間分が月割りで還付(返金)されます。
軽自動車:月割り制度がありません。そのため「4月2日以降に購入すれば、その年度の税金は0円になる」というメリットがある反面、「年の途中で手放しても税金は戻ってこない」という違いがあります。

車検時にかかる「自動車重量税」
自動車重量税とは?
自動車重量税は、新車購入時と車検時に支払う税金です。
名前の通り、車の「重さ」によって金額が決まります。
大型ミニバンやSUVは軽自動車やコンパクトカーより負担が大きくなります。
【税額のポイント】
– 車両重量
– 新車登録からの年数
– エコカーかどうか
この3点が大きく影響します。
古い車は高くなる?
はい、新車登録から13年・18年を超えると税額が上がる仕組みになっています。
これは環境負荷を考慮した制度です。
エコカー減税とは?
エコカー減税って何?
エコカー減税は、「環境にやさしい車を選ぶと税金が安くなる」制度です。
重量税や環境性能割が対象となり、条件を満たせば大きな節税につながります。
対象になると、
– 環境性能割
– 自動車重量税
などが減税または免税されます。
【どんな車が対象?】
– ハイブリッド車
– 電気自動車
– 燃費基準を大きくクリアしたガソリン車
などが対象になりやすいです。
環境性能割が2026年3月末で廃止された後は、この「重量税の減免」がエコカー減税の主なメリットとなります。
※ただし、この制度は恒久的なものではなく、内容が定期的に見直されます。
「今は減税対象でも、次のモデルでは対象外」というケースもあるため、購入時の確認が重要です。

税金を安く抑えるポイント
① 燃費の良い車を選ぶ
燃費性能が良い車は、
– 環境性能割
– 重量税
の両方で優遇されやすくなります。
② 車検前に総額を把握する
車検時は、
– 重量税
– 自賠責保険
– 車検整備費用
上記がまとめて必要になります。
事前に総額を確認しておくと安心です。
③ 乗り換えのタイミングを考える
古くなるほど税金が上がる車もあります。
維持費が気になり始めたら、乗り換えの検討もひとつの選択肢です。

まとめ:税金を知って賢く車選び
車にかかる税金は複雑に感じますが、
「購入時・毎年・車検時」の3つに分けて考えると理解しやすくなります。
– 購入時:環境性能割
– 毎年:自動車税(種別割)、軽自動車税(種別割)
– 車検時:自動車重量税
この3つを押さえておけば大丈夫です。
税金を知ることは、節約のためだけでなく、
自分に合った車を選ぶための大切な判断材料になります。
「なんとなく高い」ではなく、
理由を知っておくことで、車選びや維持がグッと楽になります。
リバティでは、
– 車両価格だけでなく
– 税金や維持費も含めたご相談
を承っております。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。





















































