街中でよく見かけるようになった軽SUVは、コンパクトなボディに力強いスタイリングが特徴的で、アクティブな印象を与える軽自動車のひとつです。その魅力に引かれて、軽SUVに乗りたいと思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、軽SUVとは具体的にどのような車を指し、どのような点を意識して選ぶと良いのか分からないこともあるでしょう。この記事では、軽SUV選びに役立つ情報と、おすすめの車種を5つピックアップしてご紹介します。
①軽SUVとはどのような車?
②軽SUVには2種類のタイプがある
③軽SUVに乗るメリットとデメリット
④軽SUVが向いている人や不向きな人
⑤軽SUVを選ぶときのポイント
⑥軽SUVのおすすめ車種5選
⑦リバティで希望に合う軽SUVを探そう
⑧まとめ
軽SUVとはどのような車?
軽SUVは、軽自動車の中でもSUVの特徴を持つ特別なモデルです。まずは、軽SUVがどのような車であるか、その基本的な定義について詳しく見ていきましょう。軽SUVが持つ魅力的なポイントも合わせて紹介します。
軽SUVの定義
軽SUVとは、軽自動車の中でもSUV(Sport Utility Vehicle)の特徴を持つ車種のことを指します。一般的な軽自動車に比べてタフな外観や汚れに強い内装を持ち、走行性能に力を入れているモデルが多い印象です。
また、SUVらしいワイルドなデザインも魅力のひとつです。アウトドア好きな方や、冒険心をくすぐられるデザインを求める方に人気があります。
軽SUVが持つ魅力
軽SUVの魅力は、なんといっても小さいボディに凝縮されたSUVの特徴にあります。例えば、アウトドアが好きな方ならキャンプ道具を詰め込んで山道を走り抜けるなど、冒険心をくすぐるドライブが楽しめるでしょう。
SUVは悪路の走破性や力強い走りを持つモデルが多く、さまざまな場面で安定感のある走りが可能です。軽SUVになるとそのような特徴を合わせ持ちながら、軽自動車特有のサイズ感から低燃費で小回りが利きやすい傾向があります。
また、普通車のSUVに比べて軽SUVは、車両価格や税金が安い点も魅力と言えるでしょう。
軽SUVには2種類のタイプがある
SUVにはクロスオーバーSUVとクロスカントリーSUVがあり、軽自動車にラインアップしている軽SUVはクロスオーバーSUVが多い傾向です。ここでは、クロスオーバーSUVとクロスカントリーSUVが持つ特徴の違いを紹介します。
クロスオーバーSUVとは
クロスオーバーSUVとは、乗用車と同じモノコックボディ構造で開発されたSUVのことを指します。一般的な乗用車と比べると車高が高く、ボディサイズも大きめですが、SUVらしいタフなイメージを持ちつつも乗り心地や燃費性能は乗用車に近いのが魅力です。
オフロード走行への対応はクロスカントリーSUVに比べて劣りますが、街乗りから長距離ドライブまで幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。
クロスカントリーSUVとは
クロスカントリーSUVは、本格的なオフロード走行を想定して開発されたモデルです。悪路での走破性を高めるため、最低地上高も確保されています。山道や砂浜など、舗装路以外でも力強く走り抜ける頼もしいSUVで、ラダーフレーム構造を採用しているのが特徴です。
悪路走行を得意とするクロスカントリーSUVは走りに関しての魅力が多い一方で、クロスオーバーSUVに比べて燃費や乗り心地が劣る面もあります。
軽SUVに乗るメリットとデメリット
ここからは、軽SUVに乗ることで得られるメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。軽SUVの持つ魅力や利便性、そして考慮すべき注意点をしっかりと押さえることで、最適な車選びに役立ててください。
軽SUVのメリット
軽SUVに乗るメリットは、なんといっても小回りの利くサイズ感と、SUVならではの高い走行性能にあります。狭い路地や混雑した駐車場でも、軽自動車サイズなので取り回しが良いのが魅力です。
また、悪路走行ができる力強い走りができる軽SUVなら、キャンプや釣りなどのレジャーシーンで大活躍してくれるでしょう。軽自動車ならではの低燃費も見逃せないポイントです。普通車のSUVに比べて燃料代をグッと抑えられるため、経済的なSUVを探しているときの候補となるでしょう。
軽SUVのデメリット
一方で、軽SUVにはデメリットもあります。軽SUVは軽自動車の中でも比較的車高が高い傾向です。軽自動車規格に収まるサイズなのでそれほど心配はありませんが、中には立体駐車場の高さ制限を超えてしまうこともあるでしょう。アウトドア仕様にカスタマイズして、屋根にルーフボックスを設置することがあるかもしれません。
また、軽SUVは軽自動車の中で比較すると車両価格が高く設定されている傾向があります。普通車のSUVより安く買える可能性がありますが、安さ重視で軽自動車を探しているときには高く感じてしまうこともあるでしょう。
軽SUVが向いている人や不向きな人
軽SUVの購入を検討しているときに、他の軽自動車や普通車のSUVが候補となることもあるでしょう。ここでは、軽SUVがどのような人に向いているのか、または向いていないのかを詳しく見ていきます。軽SUVを選ぶべきかどうかの判断材料として、自分の求める要素と照らし合わせてみましょう。
軽SUVが向いている人
軽SUVが向いているのは、アクティブに使える車に魅力を感じている人や普通車SUVの運転に不安がある人です。キャンプや釣りなどのレジャーを楽しむなら、大容量の荷室と悪路走破性が魅力の軽SUVが向いています。
防水シートなどを採用した内装なら、汚れへの不安を軽減しながらアウトドアを楽しめるでしょう。シートアレンジなどを工夫して、車中泊用のセカンドカーにするなど、自分好みの楽しみ方ができます。
軽SUVが向いていない人
軽SUVが向いていないのは、大人数での利用が多く軽自動車の定員人数を超える場合や、軽自動車の規格を超える性能を求める場合です。例えば座席数が足りている場合でも、キャンプなどの荷物を全員分積み込むとなると、窮屈に感じてしまうことがあるでしょう。
そのようなときは軽自動車にこだわらず、普通車のSUVを選んだほうがゆとりのある室内空間で移動できます。また、軽自動車は排気量に制限があるため、より高い走行性能を求めるときも普通車のSUVが適しているでしょう。
軽SUVを選ぶときのポイント
軽SUVを選ぶ際には、まず使い道をしっかり確認することがおすすめです。どのような場面で使うのかを想像すると、使い勝手の良い車種やグレードが見えてくることでしょう。また、費用面も忘れずに確認し、無理のない予算設定を行うことが大切です。
使い道を確認する
軽SUVを選ぶ際は、まず自分の使い道をしっかりと確認することが大切です。通勤や買い物など日常的な用途なのか、アウトドアやレジャーなど趣味の用途なのかによって、求められる性能や装備が変わってきます。
例えば、山道を走ることが多いなら、高い走破性を持つクロスカントリーSUVがおすすめです。一方、街乗りがメインなら、燃費の良いクロスオーバーSUVが適しているでしょう。
また、家族構成や荷物の量なども考慮に入れましょう。子どもが小さい場合は、チャイルドシートの取り付けのしやすさなども重要なポイントです。自分のライフスタイルに合った軽SUVを選ぶことで、快適なカーライフを送ることができるでしょう。
費用を確認する
軽SUVを選ぶ際には、費用面についても確認しておきましょう。車両価格はもちろん、燃費や税金、保険料なども含めたトータルコストを把握することがポイントです。購入にかかる費用と維持にかかる費用の予算によって、選べる車種やグレードも変わってくるでしょう。
軽SUVを比較したときに、悪路走破性が高くても燃費がやや劣るなど、選ぶ車種によって個性が異なります。そのため、事前にさまざまな費用をシミュレーションし、自分の予算内で最適な軽SUVを選ぶことが大切です。購入後の維持費も考慮し、無理のないカーライフを送りましょう。
軽SUVのおすすめ車種5選
ここからは軽SUVを選ぶときの候補として、現在発売中のモデルから生産終了を迎えたモデルまで、全5車種を紹介します。車種ごとに異なる魅力と機能を備えているため、自分のライフスタイルに合う一台を探しましょう。それでは、順番に紹介していきます。
スズキ ハスラー
スズキ ハスラーは、多彩なカラーバリエーションと個性的なデザインが特徴の軽SUVです。室内空間も快適装備が充実し、長時間のドライブも快適に過ごせます。シートアレンジは自由自在で、例えば自転車やキャンプ道具といったかさばる荷物も楽々収納できるでしょう。
安全性能では、アダプティブクルーズコントロールやデュアルカメラブレーキサポートが搭載されており、事故リスクを低減します。また、スズキコネクトのサービスにより、24時間365日つながる安心感の中でドライブできる一台です。
スズキ ジムニー
スズキ ジムニーは、軽SUVでは数少ない本格的なオフロード性能を備えたモデルです。ラダーフレーム構造とFRレイアウトは、険しい道でも高い走破性を実現します。室内空間はオフロード特化の機能性を追求したデザインが特徴です。
シンプルながら操作性に優れたメーターパネルやスイッチ、握りやすいドアグリップなど、細部まで使いやすさが考慮されています。ラゲージスペースは大容量で、リヤシートを倒せばさらに広くなるため、アウトドア用品や大型の荷物も楽々積み込めるでしょう。
ダイハツ タフト
ダイハツ タフトは、その軽快で機能的なデザインが魅力の軽SUVです。特徴的なスクエアデザインは、大自然や街中に溶け込みます。室内空間は驚くほど開放的で、アクティブなライフスタイルに合う空間です。
スカイフィールトップが採用されているためシェードを開くと頭上の視界も確保でき、圧倒的な解放感が得られます。大きな荷物や自転車を積み込むことにも対応したラゲージスペースや便利な収納スペースがあり、使い勝手の良い一台です。
ダイハツ ウェイク
ダイハツ ウェイクは2022年に生産終了となった軽SUVです。外観は特徴的なスクエアデザインで、都会でも自然でも映えます。広大な室内空間を持ち、後部座席の左右独立スライド機能が採用されており、ロングソファモードでの仮眠にも対応が可能です。
アウトドア利用に適した撥水加工のフルファブリックシートのため、水ぬれや汚れも拭き取れます。自転車やキャンプ道具など、大きな荷物も収納できるラゲージスペースがあり、二段積みモードなどを活用して積み込むことも可能です。
スズキ スペーシアギア
スズキ スペーシアギアは2024年4月に生産終了となった軽SUVです。スペーシアをタフでアクティブなSUVデザインにしたモデルとして登場し、丸型のヘッドランプやフロントグリルなどの専用装備を採用しています。
撥水加工のファブリックシートや防汚ラゲッジフロアは、泥や水を気にせず使えるので、自然派ライフスタイルにぴったりです。日常の便利機能も充実しており、マイルドハイブリッドシステムも搭載しています。スリムサーキュレーターや後席両側パワースライドドアを装備している使い勝手の良い一台です。
リバティで希望に合う軽SUVを探そう
軽SUVのラインアップは普通車のSUVに比べてそれほど多くありません。そのため、より多くの選択肢から車両選びをしたいときは、生産終了車も候補に含めると良いでしょう。
リバティは新車・登録(届出)済未使用車・中古車を多数取り扱っているため、豊富な選択肢から車探しが行えます。
安さと品質にこだわった車両を多数ご用意
リバティは関西と四国に18店舗を展開している自動車の大型専門店です。グループ総在庫は5,000台であり、豊富な在庫からご希望に合う車をお探しいただけます。安く商品を提供できるよう、コストの削減と薄利多売方式に力を入れているのがリバティの特徴です。
大型店の強みを生かし、一台当たりの利益を減らして多くの商品を売ることで、お客さまにお喜びいただきながら販売を続けています。年間販売実績は1万2,000台を超え、2万台を目指しているのでぜひご利用ください。
購入後のサポート体制も整っている
リバティでは、購入後のサポート体制も充実しています。困ったことがあれば、お気軽にご相談ください。リバティでは車検の速太郎やカーコンビニ倶楽部、自動車保険の代理店を行っているため、ご相談いただいた内容に合わせてサポートが可能です。
車検の速太郎では国土交通省指定の自社工場を完備し、国家資格整備士による車検整備が受けられる体制です。カーコンビニ倶楽部は板金や修理に対応し、無料で見積もりや代車の用意を行っており、大手損害保険会社の指定修理工場でもあります。
自動車保険は「損保ジャパン」「三井住友海上」「あいおいニッセイ同和損保」「東京海上日動」の代理店です。各保険会社の自動車保険から、お客さまの状況に合うご提案ができるためお気軽にご相談ください。
まとめ
クロスオーバーとクロスカントリーの2種類がラインアップしている軽SUVは、アウトドアや街乗りなど、さまざまな目的に合わせて車種が選べる軽自動車です。どのような場面での利用を考えているのかを整理し、最低地上高やスライドドアの有無などの求める要素を確認しながら選びましょう。
自動車の大型専門店リバティは、豊富な在庫を用意してご利用をお待ちしています。在庫車は店舗へ足をお運びいただく他、公式Webサイト上での閲覧やお問い合わせにも対応していますので、お気軽にご利用ください。