
SUVはそのスタイリッシュなデザインと多用途性から、多くのドライバーに愛されているボディタイプのひとつです。一方で、その走破性の高さやボディサイズから「維持費が高くつくのではないか」と不安に思われる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、5ナンバーサイズや1.5L以下のエンジンを搭載したSUVの中でもコスパに優れたおすすめ車種を紹介します。家計に優しいSUVに乗りたい方や、これからSUVの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
①【維持費が安いSUV選びのおすすめ車種】日産 エクストレイル
②【維持費が安いSUV選びのおすすめ車種】トヨタ ライズ
③【維持費が安いSUV選びのおすすめ車種】三菱 エクリプスクロス
④【維持費が安いSUV選びのおすすめ車種】ホンダ ZR-V
⑤【維持費が安いSUV選びのおすすめ車種】スズキ ジムニーシエラ
⑥維持費が安いSUV選びのおすすめ車種】スズキ クロスビー
⑦リバティで維持費が安いSUVを探してみよう
⑧まとめ
■POINT
・SUVには、比較的維持費が安い1.5L以下のエンジンや5ナンバーサイズのモデルがある。
・OEM車を選択肢に加えると、より多くの車両が候補車種になる。
・SUV選びは走破性の高さはもちろん、好みや使い勝手など、さまざまな面を考慮して選ぼう。
【維持費が安いSUV選びのおすすめ車種】日産 エクストレイル

日産 エクストレイルは、2000年に初代モデルが登場しました。2007年には2代目モデル、2013年には3代目モデルが発売開始となり、現行モデルは2022年に登場したモデルです。
この4代目モデルは第2世代「e-POWER」を採用した1.5Lのエンジンが設定されています。
エクストレイルの特徴
日産エクストレイルは、堅牢なデザインと洗練されたスタイルが特徴です。エクステリアはVモーショングリルを中心に据え、シャープなLEDヘッドライトと組み合わせた躍動感のあるフロントデザインが採用されています。
内装においては、快適さと先進技術を融合させた設計が特徴です。座席は人間工学に基づいてデザインされており、長時間のドライブでも快適に過ごせるようサポート性に優れています。
エクストレイルは四輪制御技術として、電動駆動システムを基盤にした「e-4ORCE」を搭載しています。このシステムは、電動モーターによる四輪駆動を実現し、高いトラクション性能と優れたコントロール性を提供します。
エクストレイルのスペック
エクストレイルのスペックは次の通りです。乗車定員は最大7人となっており、5人乗りの2列シート車と、7人乗りの3列シート車があります。
全長(mm) | 4,660 |
全幅(mm) | 1,840 |
全高(mm) | 1,720 |
室内長(mm) | 1,980 |
室内幅(mm) | 1,540 |
室内高(mm) | 1,255 |
ホイールベース(mm) | 2,705 |
最小回転半径(m) | 5.4 |
車両重量(kg) | 1,740 |
最低地上高(mm) | 200 |
総排気量(L) | 1.497 |
WLTCモード燃費(km/L) | 19.7 |
エンジン最高出力(kW(PS)/rpm) | 106(144)/4,400-5,000 |
エンジン最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm) | 250(25.5)/2,400-4,000 |
モーター 最高出力(kW(PS)/rpm) | 150(204)/4,739-5,623 |
モーター 最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm) | 330(33.7)/0-3,505 |
【維持費が安いSUV選びのおすすめ車種】トヨタ ライズ

ライズは2019年に発売を開始したSUVで、5ナンバーサイズに収まるボディサイズです。ダイハツ ロッキーのOEM車であり、スバル レックスを含む3兄弟となっています。
ライズの特徴
ライズは全長4m以下のコンパクトさと5ナンバーサイズによる取り回しの良さが特徴で、コンパクトなボディサイズながらも、室内は広々としており、運転者と乗客に快適な空間を提供しています。
その小ささによって走行性能を妥協することなく、1.0Lターボエンジンによる力強い走りと優れた燃費を両立しました。ハイブリッド車の選択も可能で、よりエコな選択が行えます。
快適な室内空間と広大なラゲージスペースは荷室のアレンジが自由自在で、日常の使い勝手を向上させる工夫が詰まっているのも魅力のひとつです。
ライズのスペック
ライズは1.0Lターボと1.2Lのガソリン車に加え、1.2Lのハイブリッド車があります。乗車人数はどのグレードも5名です。カタログ燃費はターボ車が17.4km/Lなのに対してハイブリッド車は28.0km/Lと、その差は約10km/Lも変わります。
全長(mm) | 3,995 |
全幅(mm) | 1,695 |
全高(mm) | 1,620 |
室内長(mm) | 1,955 |
室内幅(mm) | 1,420 |
室内高(mm) | 1,250 |
ホイールベース(mm) | 2,525 |
最小回転半径(m) | 5.0 |
車両重量(kg) | 1,070 |
最低地上高(mm) | 185 |
総排気量(L) | 1.196 |
WLTCモード燃費(km/L) | 28.0 |
エンジン最高出力(kW(PS)/rpm) | 60(82) / 5,600 |
エンジン最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm) | 105(10.7) / 3,200-5,200 |
モーター最高出力(kW(PS)) | 78(106) |
モーター最大トルク(N・m(kgf・m)) | 170(17.3) |
【維持費が安いSUV選びのおすすめ車種】三菱 エクリプスクロス

エクリプスクロスは2018年に発売開始となったコンパクトSUVであり、クーペフォルムとSUVを融合したモデルです。2020年には大幅改良が行われ、PHEVモデルが登場しました。
エクリプスクロスの特徴
エクリプスクロスは「Daring Grace(大胆にして、優雅)」をコンセプトとした、流麗で上質なフォルムが特徴です。
実用性とデザイン性を両立した室内空間は、運転席周りではドライバーにとって直感的に操作が可能な配置がなされており、インストルメントパネルやセンターコンソールは操作性を重視したレイアウトになっています。
PHEVモデルはバッテリー容量が十分なときはモーター走行ができ、残量が少ないときは2.4Lエンジンで発電を行いながらモーター走行が可能です。
エクリプスクロスのスペック
エクリプスクロスはガソリン車に2WDと4WDが設定されており、PHEV車は4WDのみの設定です。乗車人数はグレードにかかわらず、5名となっています。
全長(mm) | 4,545 |
全幅(mm) | 1,805 |
全高(mm) | 1,685 |
室内長(mm) | 1,890 |
室内幅(mm) | 1,490 |
室内高(mm) | 1,190 |
ホイールベース(mm) | 2,670 |
最小回転半径(m) | 5.4 |
車両重量(kg) | 1,920 |
最低地上高(mm) | 185 |
総排気量(L) | 1.498 |
WLTCモード燃費(km/L) | 16.4 |
エンジン最高出力(kW(PS)/rpm) | 94(128)4,500 |
エンジン最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm) | 199(20.3)/4,500 |
モーター最高出力(kW(PS)) | 60(82)/70(95) |
モーター最大トルク(N・m(kgf・m)) | 137(14.0)/195(19.9) |
【維持費が安いSUV選びのおすすめ車種】ホンダ ZR-V

5代目CR-Vの実質的な後継車種として登場したZR-Vは、2023年に発売開始となったSUVです。1.5Lエンジンのガソリン車と2Lエンジンのハイブリッド車がラインアップしています。
ZR-Vの特徴
ZR-Vは、美しいデザインと高い実用性を併せ持つSUVです。流れるような曲面のエクステリアは、精悍なフロントヘッドライトと存在感あるグリルで豪華さを演出し、ワイドトレッドを強調したリアデザインが力強さも兼ね備えています。
車内は開放感ある空間を提供しつつ荷室も実用性があり、フラットな床面でサイドは傷が目立ちにくいデザインを採用しているのが特徴です。
ZR-VはリアルタイムAWDを全タイプに設定している他、ドライブシーンに合わせてモード選択ができる4つのドライブモードを搭載しています。
ZR-Vのスペック
ZR-Vは全グレードにFFと4WDが設定されており、乗車人数は全タイプ共通で5名です。ガソリンモデルはWLTCモード燃費が13.9km/L~14.6km/L、ハイブリッドモデルは21.5km/L~22.1km/Lとなっています。
全長(mm) | 4.570 |
全幅(mm) | 1.840 |
全高(mm) | 1.620 |
室内長(mm) | 1.930 |
室内幅(mm) | 1.530 |
室内高(mm) | 1.195 |
ホイールベース(mm) | 2.655 |
最小回転半径(m) | 5.5 |
車両重量(kg) | 1,560 |
最低地上高(mm) | 190 |
総排気量(L) | 1.993 |
WLTCモード燃費(km/L) | 22.1 |
エンジン最高出力(kW(PS)/rpm) | 104[141]/6,000 |
エンジン最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm) | 182[18.6]/4,500 |
モーター最高出力(kW(PS)/rpm) | 135[184]/5,000-6,000 |
モーター最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm) | 315[32.1]/0-2,000 |
【維持費が安いSUV選びのおすすめ車種】スズキ ジムニーシエラ

ジムニーは1970年に登場したラダーフレーム構造の本格オフロード車が始まりで、1977年に発売されたジムニー8がジムニーシエラの原点になります。現行モデルは2018年に発売開始となった4代目モデルです。
ジムニーシエラの特徴
ジムニーシエラはその頑丈な構造と高い走破性能が魅力の本格的な四輪駆動車で、特徴的なラダーフレーム構造は伝統の頑強な構造を継承し、さらに進化した新開発ラダーフレームが採用されています。
エンジンには軽量で燃費性能に優れたK15B型を搭載し、力強い走りを実現しました。エクステリアにはスクエアボディを採用し、車両の姿勢が把握しやすくなっています。
オフロード走行を想定したインテリアは、運転時に状況を把握しやすい設計となっており、水平基調のインストルメントパネルなどが採用されました。
ジムニーシエラのスペック
ジムニーシエラはJLとJCという2つのグレードが展開されており、どちらも5MTと4ATが設定されています。乗車人数は4名の3ドアという仕様です。
全長(mm) | 3,550 |
全幅(mm) | 1,645 |
全高(mm) | 1,730 |
室内長(mm) | 1,795 |
室内幅(mm) | 1,300 |
室内高(mm) | 1,200 |
ホイールベース(mm) | 2,250 |
最小回転半径(m) | 4.9 |
車両重量(kg) | 1,080 |
最低地上高(mm) | 210 |
総排気量(L) | 1,460 |
WLTCモード燃費(km/L) | 15.4 |
エンジン最高出力(kW(PS)/rpm) | 75(102)6,000 |
エンジン最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm) | 130(13.3)4,000 |
【維持費が安いSUV選びのおすすめ車種】スズキ クロスビー

クロスビーは2017年に発売開始となったモデルで、ワゴンとSUVを融合させたクロスオーバーワゴンです。広く使い勝手の良いワゴンと力強い走破性を持つSUVの特徴を組み合わせた新しいジャンルとして登場しました。
クロスビーの特徴
コンパクトなボディサイズで取り回しの良いクロスビーは、室内のゆとりを確保しています。頭上空間や足元空間にゆとりがあり、大人5人がしっかり乗れる設計です。
「一緒に毎日の楽しさを広げていきたくなる愛すべき相棒」をコンセプトとした外観は、SUVらしい力強さに加えて強いキャラクター性を感じる親しみやすいデザインが採用されています。
1.0L直噴ターボエンジン全車にマイルドハイブリッドを搭載しており、余裕のある走りと環境性能を両立しました。
クロスビーのスペック
クロスビーはハイブリッドのMZ・MV・MXがあり、全グレードに2WDとフルタイム4WDが設定されています。
全長(mm) | 3,760 |
全幅(mm) | 1,670 |
全高(mm) | 1,705 |
室内長(mm) | 2,175 |
室内幅(mm) | 1,355 |
室内高(mm) | 1,280 |
ホイールベース(mm) | 2,435 |
最小回転半径(m) | 4.7 |
車両重量(kg) | 960 |
最低地上高(mm) | 180 |
総排気量(L) | 0.996 |
WLTCモード燃費(km/L) | 18.2 |
エンジン最高出力(kW(PS)/rpm) | 73(99)/5,500 |
エンジン最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm) | 150(15.3)/1,700-4,000 |
モーター最高出力(kW(PS)/rpm) | 2.3(3.1PS)/1,000 |
モーター最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm) | 50(5.1kg・m)/100 |
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まとめ

SUVはその高い視点や広い空間、そして多用途性が魅力ですが、ライフスタイルや予算に合わせて選ぶことが大切です。ランニングコストの低さは長期的な満足度につながりますので、今回紹介した車種を参考に、納得のいく1台を見つけましょう。
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