
突然ですが皆様はコンパクトSUVと聞くとどの車種が思い浮かぶでしょうか?
コンパクトSUVの代表格と言えばやはりライズやロッキー、それより少し大きくなるとWR-VやCX-3などが有名です。
いずれもSUVとしての機能性の高さや小回りの利きやすさ、スタイリッシュなデザインが人気ですがそんなコンパクトSUV界に新星が誕生していることをご存知でしょうか!
今回は2024年10月に発売されたばかりのSUV『フロンクス』について解説していきますので是非最後までご覧ください。
1.スズキ フロンクスとは

フロンクスは2024年10月16日に日本で発売されたスズキのコンパクトSUVです。
ちなみにスズキとは言っても開発はインドに拠点を置くスズキの子会社『マルチ・スズキ・インディア・リミテッド』が行っています。
つまりフロンクスはホンダ『WR-V』と同様にインドで開発、販売されたモデルを日本向けに仕様変更して販売されている車種なのです。
↓↓WR-Vの解説はコチラ!!↓↓
そんなWR-Vのライバルとも言えるフロンクスですがさっそく基礎スペックを確認していきましょう。
フロンクスの基礎スペック
項目 | スペック(2WD) | スペック(4WD) |
---|---|---|
全長 | 3,995mm | 3,995mm |
全幅 | 1,765mm | 1,765mm |
全高 | 1,550mm | 1,550mm |
室内長 | 1,975mm | 1,975mm |
室内幅 | 1,425mm | 1,425mm |
室内高 | 1,200mm | 1,200mm |
車両重量 | 1,070kg | 1,130kg |
燃料タンク容量 | 37L | 37L |
燃費(WLTCモード) | 19.0~21.3km/L | 17.8~20.2km/L |
総排気量 | 1,460cc | 1,460cc |
フロンクスはマイルドハイブリッドでの駆動を採用しているため平均的なガソリンで動くSUVよりも少し燃費が良いことが特徴です。
2.人気の理由は?

フロンクスはこのブログの投稿時点では発売からまだ1年も経過していないため、街中で見かける確率はあまり高くありません。しかし、SUV好きからはかなり注目されておりその結果として開発地のインドだけでなく日本でも発売されることになりました。
折角なのでフロンクスが人気の理由も確認していきましょう。
人気の理由①:洗練された『他にないデザイン』と実用性
フロンクスが選ばれる一番の理由は、そのおしゃれな見た目です。スポーツカーのように流れるような屋根のラインと、SUVらしい力強いタイヤ周りのデザインが組み合わさって、街中でもひときわ目を引きます。特に、特徴的なヘッドライトやグリル回りのデザインは自慢したくなるような仕上がりです。
また、見た目だけじゃないのがフロンクスの人気な理由です。
毎日の買い物から、週末のちょっとしたレジャーやキャンプまで、どんなシーンでも困らない使いやすさも兼ね備えています。
ソリオやスペーシア、ワゴンRといったような普段使いに特化した軽自動車のノウハウを持ったスズキが開発しているので「デザインが良いけど、使いにくいのはちょっと…」といったような心配は必要ありません。
人気の理由②:日本の道路に『ちょうどいい』コンパクトサイズ
最近のSUVはどんどん大きくなる傾向がありますが、フロンクスは「これくらいがちょうどいい!」と思えるサイズ感が特徴です。
コンパクトSUVなので日本の狭い道や、スーパーの駐車場でもスイスイと運転できます。
安心して乗れるというシンプルでとても重要なポイントをしっかり押さえているのです。
コンパクトSUVとしてのメリットを活かしつつ運転席からの見晴らしも良いため、初めてSUVに乗る方でもすぐに運転に慣れて快適なドライブを楽しめるでしょう。
人気の理由③世界基準で設計された『堅牢性』と『個性』
始めに少し解説しましたが、フロンクスはインドで開発されたという経緯を持つ少し特殊なSUVです。
これはフロンクスがグローバル戦略車としての活躍を想定して設計されているからなのです。
スズキの人気コンパクトカーであるスイフトと同じ、軽量かつ耐久力の高い土台をベースにしたスズキならではの個性的なコンパクトSUVです。
世界基準で設計された頑丈さや、他にはないスタイリッシュな存在感を求める方にとって、フロンクスはまさに「唯一無二」の選択肢となるでしょう。
気になる費用は…

おしゃれなデザインと普段使いの良さが特徴的なフロンクスですがここでライバル車との金額の差を比べてみましょう。
車種名 | メーカー希望小売価格(最安グレード) |
ヴェゼル | 2,648,800~ |
フロンクス | 2,541,000~ |
WR-V | 2,398,000~ |
ヤリスクロス | 2,046,000~ |
ライズ | 1,800,700~ |
ロッキー | 1,761,100~ |
※2025年6月現在のメーカー希望小売価格
フロンクスですがコンパクトSUVの中では比較的高額な部類ともいえるでしょう。
ですがフロンクスには他のスズキ車の最上位グレードと同等の機能が標準装備されているため価格は意外と妥当な範囲なのです。
3.どういう人にオススメ?

「おしゃれなSUVに乗りたいけど、大きすぎるのは困る」という方
全長4mを切るコンパクトなサイズ感と、小回りの利く設計は、狭い道や駐車場が多い都市部での日常使いに最適です。
「大きいクルマは運転が不安…」という方でも、安心して乗れるでしょう。
Uターンや車庫入れが苦手な方でもストレスを感じにくいサイズ感がありがたいですね。
充実した装備を求める方
9インチナビやヘッドアップディスプレイ、シートヒーターなど、上位グレード並みの内装が標準で付いてくるため、コスパ良く快適なカーライフを手に入れたい方に最適です。
また、電動パーキングブレーキやブレーキホールドなど、街乗りでの利便性に特化した機能も惜しみなく詰め込まれているのも特徴です。
欠点はある?
スタイリッシュでクールなイメージのフロンクスですがもちろん他の車種と同じように完璧というわけではありません。
フロンクスは外装や内装のスタイリッシュさを求めて設計されているため、同サイズの車種と比べると意外と狭いと感じることもあるかもしれません。
特に後部座席は長時間のドライブや大量の荷物を詰め込んだ状態では窮屈に感じる瞬間は多いでしょう。
4.フロンクスのおすすめグレード

フロンクスのグレードはなんと1種類しか存在しません。
正確には2WDと4WDの2種類が存在しますが、グレードによって搭載されている装備や内装の豪華さが違うといったことはありません。
車選びはせっかく車種を決めても、そこからさらに予算と相談してどのグレードにするかを迷う必要があるのですが、フロンクスにはその手間が必要ないのです。
そのためここでは簡単にフロンクスの装備についてご紹介します。
フロンクスの各種装備 | ベースグレード |
動力 | ガソリン(マイルドハイブリッド) |
内装 | 本革巻ステアリング・9インチ全方位モニター付ナビ・カラー表示HUD・前席シートヒーター |
シート表皮 | レザー調とファブリックのコンビネーションシート |
主な運転支援機能 | スズキセーフティサポート標準搭載・電動パーキングブレーキ・ブレーキホールド |
オススメのグレード(2WDと4WDはどちらにすべき?)

フロンクスのグレードは1種類しか存在しないため悩むのは車体カラーと2WDにするか4WDにするかということだけです。
しかしこれに関してもほぼ答えは出ており、フロンクスは今回ご紹介した通り都会での街乗りに特化したコンパクトSUVのためどうしてもフロンクスでアウトドアを楽しみたい方や降雪地帯のような悪路走行性能が必要になる地域にお住いの方以外は予算を抑えられる2WDがオススメです。
リバティで取り扱っている車両はメーカーホームページの本体車両価格に含まれない諸費用も含んだ金額で表示しているため気になった方は是非下のボタンからご覧ください!
5.まとめ

いかがでしたか?
今回は最近発売されたばかりの大注目のSUV、フロンクスについて解説してきました。
同じインドで生まれたWR-Vは四角いシルエットとタフな外装、一方のフロンクスはWR-Vより一回り小さくスタイリッシュで流麗なデザインが特徴です。
どちらも近年の都会に馴染むコンパクトSUVとしての需要を満たすぴったりの1台ですので参考にしてみてください。
リバティには経験豊富なスタッフが多数在籍しており、お客様のご希望に寄り添い最適な一台をご提案させていただきます。
このブログでフロンクスが気になってきた方も他のSUVとの違いで迷っている方も是非お気軽にお問い合わせください!