車の売却を検討する際、少しでも高く買い取ってくれる業者を探します。効率的に買取業者へアプローチするために、一括査定サービスの利用を考えている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、一括査定サービスを利用する際のメリットとデメリットを解説します。また、悪質な買取業者によるトラブル事例やその対処法も解説しますので、不要なトラブルや損失を避けて納得のいく売却を実現できるでしょう。
①車の買取で一括査定を選択するデメリット
②車の買取で一括査定を選択するメリット
③車の買取で一括査定を利用する流れ
④車の買取で一括査定をした後によくあるトラブル
⑤車の買取で一括査定による営業電話を減らす方法
⑥車の買取で一括査定によるデメリットやリスクへの対処法
⑦車の買い替えは「リバティ」がおすすめ!
⑧まとめ
車の買取で一括査定を選択するデメリット
一括査定サービスを利用して車を売却する際には、気を付けたいデメリットがあります。
複数の買取業者に効率的にアプローチできる一括査定では、そのメリットだけに注目しがちです。しかし、実際には面倒な作業や業者とのトラブルも発生する場合もあります。ここでは、一括査定サービスのデメリットを5つチェックしてみましょう。
個人情報を登録する必要がある
一括査定で正確な査定を受けるには、氏名や自宅住所、電話番号などの個人情報の登録が必須です。
買取業者による車の査定は、一般的に自宅への出張により行われます。個人情報の入力がなければ、依頼者の意向確認や査定の日程調整は不可能です。実際の車の状況を把握できなければ、買取業者も正確な金額を提示できません。
複数業者との電話対応に追われる
一括査定を依頼すると、依頼者の査定希望と個人情報が登録業者に一斉に届きます。買取業者は情報を受け取ると、チャンスを逃さないようにすぐに電話をかけてきて、出張査定のアポイントを取ろうとするでしょう。
2社~3社であれば対応も短時間で済みますが、多数の業者から短期間に着信があると回答や調整に時間がかかります。不在着信や留守番電話が数十件あると、確認するのも面倒になるでしょう。
強引な営業がある
一括査定では、多数の業者が取引成立を狙って競争しています。契約を勝ち取るために強引な営業を行う業者もあり、注意が必要です。
一般な一括査定では、複数の業者に査定を依頼し、その中から最適な価格で買い取ってくれる業者を選びます。
査定後に他社と比較する時間や検討する時間を与えず、その場で買取即決を求めるなどの強引な業者には、明確な意思表示が重要です。
地域による業者数の違いがある
地域によって対応可能な買取業者の数が異なります。都心部や郊外の住宅街では、店舗から依頼者の自宅までの距離が近いことから多数の買取業者が査定に応じてくれるでしょう。
一方、人口が少ない地域では近隣に買取業者の店舗が少なく、対応できる業者の数は限られます。一括査定の対象外の地域もあるため、自宅が対応エリアかどうか確認しましょう。
買取されないケースがある
一括査定に登録している買取業者は、一般的に買取った中古車の再販で利益を得ています。オークションなどで高値が付かないと予想できる車は、買取不可と判断される場合があるかもしれません。
事故による破損や水没、古いなどの理由で価値が低い車は、複数の業者に依頼しても高値を期待するのは難しいでしょう。その場合は再販ではなく、廃車専門買取業者への相談がおすすめです。
車の買取で一括査定を選択するメリット
デメリットに注意して一括査定サービスを利用すれば、効率的に車を売却できます。車の売却には時間や移動などの費用もかかりますが、一括査定で買取業者に査定を依頼すればその手間や費用もかかりません。
ここでは、一括査定を活用する4つの主なメリットを詳しく解説します。
複数業者の査定を比較できる
一括査定最大のメリットは、複数の買取業者に査定を一括で依頼できる点です。1社だけに査定を依頼すると相場が分からず、適正価格かどうか判断できません。複数業者の査定額を比較すれば、適正価格を判断しやすくなります。
一括査定サイトでは、必要情報を一度入力するだけで複数の業者に一斉に情報の伝達が可能です。1件ずつ個別に依頼をする手間が省けます。
高い査定額の業者を選択できる
一括査定で複数の買取業者に査定を依頼すれば、買取価格の見積もりが容易に比較できます。そして、最も高い査定額を提示した業者を選択すれば、好条件での売却が可能です。
複数社に同時に査定を依頼するため、競争に勝ちたい業者は可能な範囲で他社よりも査定額を高くしようとするでしょう。個別に買取を依頼するより、高値での取引が期待できます。
高値で買取してもらえる
新しい車に乗り換える場合、今乗っている車を販売店に下取りで売却する方法もあります。下取りは売却手続きと新車購入手続きが同時にできるため、手間は省けるものの査定額は買取より低いことが一般的です。
一括査定での買取は査定項目が細かく、プラス査定によって下取りよりも査定額が高くなる可能性が高いです。
店舗に足を運ぶ手間が省ける
一括査定サービスを利用すると、買取業者の店舗から担当者が自宅まで来て車を査定してくれます。
一括査定を利用せずに複数の買取業者に査定依頼する場合、自ら車を店舗まで運ぶ必要があります。依頼する業者が多ければ、各業者の店舗に移動する手間がかかります。一括査定では、移動時間や移動費をかけずに査定可能です。
車の買取で一括査定を利用する流れ
一括査定で効率的に車の売却手続きを進めるために、申し込みから売買契約締結までの全体の流れを確認し、主要な項目とポイントを把握しておきましょう。
・一括査定サイトで必要事項を入力して送信
・買取業者による詳細確認(電話もしくはメール)
・業者の担当者による出張査定
・買取金額や条件の提示(複数社実施)
・取引したい業者を決定
・契約の締結
住所や連絡先、車の情報を入力して送信し、買取業者からの連絡を待ちましょう。連絡を受けて出張査定を希望する場合は、業者ごとに日程を調整して査定を行います。
複数の業者による査定を終えたら、最適な条件で売却できる業者と契約を締結して完了です。
車の買取で一括査定をした後によくあるトラブル
一括査定では、買取業者と直接交渉しなければなりません。申し込み直後やその後の過程で業者との間にトラブルが生じるケースもあり、注意が必要です。よくあるトラブル事例を事前に把握しておけば、実際の業者との折衝時に役に立つでしょう。
ここでは、代表的な買取業者とのトラブル事例を3つ紹介します。
電話が大量にかかってきた
買取業者が多い地域やサイトでは、一括査定の申し込み直後から大量の電話がかかってくることがあります。一括査定の連絡を受けた買取業者は、他社に先駆けて査定の予約を取ろうとするため、依頼者は短期間に膨大な量の電話に対応しなければなりません。
多数の業者からの電話にひとつずつ対応していると時間も手間もかかり、面倒に感じるでしょう。
強引な営業に流されて契約してしまった
一括査定を利用すると、強引に契約を迫る買取業者に出くわすことがあります。査定日を一方的に設定する、他社と比較ができないように査定当日に契約を迫るなど強引な手段です。
複数の業者間で競争意識が働くため、依頼者に考える時間を与えずにその場で契約を迫ります。「全ての業者による査定が終わるまで契約はしない」とはっきり伝えましょう。
査定の後に減額された
査定後に売買契約を締結したものの、後になって買取金額が減額されるトラブルも発生しています。査定で発見できなかった傷などが明らかになって減額になる場合は、担当者の見落としと判断できるため応じる必要はありません。
悪質な事例では、査定時に他社よりもわざと高い金額で査定額を提示して契約し、後で無理やり理由を付けて減額するケースがあります。
車の買取で一括査定による営業電話を減らす方法
一括査定では申し込み後に多数の電話がかかってくるなど、面倒な部分もあります。少しでも効率的に売却を進められるよう、以下の方法を検討してください。
・業者との連絡手段にメールを指定する
・査定を依頼する業者の数を絞る
・21時以降に申し込む
一部の一括査定サービスでは、業者との連絡手段にメールを指定できます。また、買取業者を申込時に選択できるサービスを利用すれば数社に絞って査定依頼ができるため、多数の電話に悩むことはなくなるでしょう。
主要な自動車買取業者が加盟するJPUC(日本自動車購入協会)では、21時~翌朝8時まで勧誘してはならないとする行動基準を定めています。21時以降に申し込めば、翌朝余裕を持って対応できるでしょう。
車の買取で一括査定によるデメリットやリスクへの対処法
一括査定を利用して車の査定を依頼すると、デメリットや損をするリスクもあります。複数の業者に査定を依頼して最適な業者と契約するには、以下の3つのポイントが重要です。事前の準備があれば不要な損失を回避し、納得した上で契約に臨めるでしょう。
信頼できる業者に査定を依頼する
安心して車の売却を行うには、強引な契約を迫る業者に査定を依頼せず信頼できる業者を選んで交渉するのがおすすめです。業者の信頼性をチェックするポイントは、次の2つです。
・JPUCの適正買取店認定を受けている
・インターネット上の口コミが良い
JPUCの基準を満たし、かつ適正買取店研修の修了者が在籍する買取業者は、JPUCから適正買取店として認定を受けています。しつこい勧誘や強引な営業行為を受けることはないでしょう。
一括査定サービスでは、過去に利用したユーザーによる買取業者の口コミが信頼性評価の参考になります。事前にチェックしておくと安心です。
無理のないスケジュールで対応する
複数の買取業者とのやりとりには手間がかかり、想像以上に大変です。信頼できる業者を調査する、電話やメールで査定の日時を調整する、最適な業者を検討して決定するなど、実際には多くの要素を考慮しなければなりません。
売却成功には、無理のない日程を選び余裕を持ったスケジュールで対応するのがおすすめです。仕事の繁忙期など、慌ただしい状況で一括査定を進めると十分に準備や検討する時間がなく、適切な判断ができません。
事前に買取相場を調べておく
買取業者が提示する査定額が適正かどうかを判断するために、あらかじめ買取相場を把握しておきましょう。相場を知らないと、低い査定額を提示された場合も気づかないままになります。
後に減額するのを前提に高い買取金額を提示してきた場合にも、相場価格は重要な判断材料になるでしょう。相場を調べるには、一括査定サイトの簡易査定やディーラーの下取りシミュレーションなどの方法があります。
車の買い替えは「リバティ」がおすすめ!
車を少しでも高く売却したい方におすすめなのが、リバティでの下取りです。
ディーラーなどでの下取りは買取よりも価格が低いのが一般的ですが、新車・中古車販売を手がけるリバティでは高い金額で下取りできます。また、メンテナンスやアフターサポート面も充実しており、乗り換え後も安心です。
価格に自信あり
リバティの下取りは、買取業者に売却するよりも高値が付く可能性があります。
買取専門業者は、売り上げは、中古車の流通相場(オークション相場)と買取価格の差分です。買取価格を高く設定してしまうとその分だけ利益が減るため、流通相場からある程度低い価格で買取らなければなりません。
リバティでは買取った中古車を自社で販売するため買取で利益を得る必要がなく、相場価格ぎりぎりの高値で買取りができます。
保有する車の在庫数は約4,000台、車種も軽自動車からSUVまで豊富です。1店舗当たりの月間販売台数が300台と大型の販売店で、大量仕入れ大量販売により車の販売価格を低く設定しています。車の買い替えをお考えの方におすすめです。
購入後のサポートで安心
車は、購入後も車検や修理などのメンテナンスが必要です。
事故などのトラブルが生じた場合、リバティの自社整備工場で修理できます。また、リバティが関西と四国で展開する車検の速太郎では低価格・高品質な車検が可能で、年間車検台数は2万台と実績が豊富です。
リバティは保険の代理店でもあり、保険内容を熟知するスペシャリストが在籍しているので買い替え時の保険見直しもサポートします。新しい車と自分のライフスタイルに適した保険に切り替えが可能です。
まとめ
一括査定サービスを利用すれば、多くの買取業者に車の売却意向を伝達できます。しかし、直後から多数買取業者から一斉に電話連絡が入り、その対応で疲弊してしまうでしょう。
業者と交渉する負担を減らし、高価な買取を狙うならリバティがおすすめです。中古車販売も行うリバティの下取りでは、中古車相場価格ぎりぎりまで買取価格を高く設定できます。
複雑な手続きや価格交渉がなく、アフターサービスも充実しているため、安心して相談できるのが強みです。