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動かない車でも買取が可能?売るときの注意点や買取相場を解説

投稿日 2024.5.12
2024.9.26
libertynet

両手でミニカーを持つ笑顔の若い女性動かない車は買取に出せるのか、売却時の注意点と買取相場を解説

車は長期間放置すると、バッテリー上がりや部品の劣化によって動かそうとしても動かせないときがあります。コストがかかることや保管場所の確保が難しいことを理由に手放したい場合、通常の車のように買取してもらえるのでしょうか。

この記事では、動かない車を所有し続けるデメリット、動かない車の買取相場、買取する場合の注意点などを紹介します。この記事を読むことで、動かない車の処分方法が理解できるでしょう。

目次はコチラ

買取が可能な動かない車とは?

自宅駐車場に止められた車買取できる動かない車の種類と特徴を解説

故障や事故などさまざまな理由で動かない、動かせない車のことを不動車と呼びます。動かせても、車検切れで公道を走行できない状態であれば同じ不動車です。
ここでは、不動車とはどのような車を指すのかチェックしましょう。

故障車

事故に遭った車は、損傷具合によっては車の機能が果たせず、動かせない車「不動車」です。

事故が原因で動かせなくなったのであれば、不動車であると同時に事故車にも該当します。骨格部分まで損傷しているようであれば、修理しても修復歴車と評価され、高価買取は難しいでしょう。

年式が古く経年劣化が進むと、エンジンやバッテリーなどさまざまな部分に不具合が生じます。経年劣化、部品故障などを理由に動かなくなった車も故障車です。

車検切れの車

公道を走行するには、車検を受けて保安基準を満たしている車の証明が必要です。車検に合格しても有効期限が切れていれば、公道は走行できません。車検切れの状態で公道を走行すると、罰則が科されます。

車検の有効期限が切れただけであれば、再度車検に合格すれば問題はありません。しかし、車検を受けるために公道を走行するには、仮ナンバーの取得や積載車の手配が必要です。

水没車

水没車は、大雨などによって室内フロアを超えて浸水した車のことです。室内フロアまで浸水していると、マフラーからエンジンへと水が浸入する可能性が高まります。この状態でエンジンをかけると深刻なダメージがかかり、再始動できなくなることもあるため注意が必要です。

車は走行に電気系部品を使用します。浸水によって電気系統が故障すると走行不能に陥るだけでなく、修理が困難で動かせなくなることもあるでしょう。

動かない車の買取相場は?

動かない車であっても、買取価格が付く場合があります。ここでは、動かない車の買取相場をチェックしましょう。どの程度の価格が付けられるかは、車の状態や買取業者によっても異なるため、以下で紹介するのは目安の金額です。

・比較的状態が良好な車
車検切れなど、少しの整備だけで走行できる状態であれば状態が良い車と判断されます。査定額の目安は約10万円です。

・走行距離10万km超えの車、低年式車
車は走行距離が長いほど、また年式が古くなるほど買取相場が下がる傾向にあります。査定額の目安は0円~数万円です。

・走行不可能な車
まったく動かせない車でも、資源としての利用価値があれば買取価格が付けられます。査定額の目安は、5,000円~1,0000円です。

動かない車を所有するデメリット

Demeritと書かれたノート動かない車を所有する4つのデメリットを紹介

「動かない車を買取に出すには手間がかかりそう」という理由で、廃車や買取依頼もせず放置していると、自動車税や駐車場代などの金銭的な負担が続きます。放置車両は車上荒らし、放火などの犯罪にもつながることから、早々に手放すのがおすすめです。

ここでは、動かない車を放置するデメリットを紹介します。

毎年来る自動車税の支払い

動かない車であっても、ナンバーを取り付けた車である以上、毎年4月1日に自動車税の納税義務が発生します。

自動車税は、新車登録(初期検査)から13年を経過すると税率がアップします。自動車税の支払いを避けるのであれば、13年経過前かつ3月31日までに車を手放しましょう。

無駄な保管場所の確保

どのような車でも、自宅のガレージや賃貸駐車場などの保管場所が必要です。自宅のガレージなど敷地内であれば、無駄なスペースが発生するだけで済みますが、有料の賃貸駐車場に保管する際は利用料を支払い続ける必要があります。

駐車場代を浮かすために路上に放置するのは避けましょう。路上に放置すると違法投棄と見なされ、罰則が科される可能性があります。

車上荒らしなどの被害に遭いやすい

長期間放置された車は誰も管理していないと判断され、犯罪者のターゲットになる可能性があります。施錠していたとしても、窓を割って車内が荒らされることもあるでしょう。貴重品を置いてない場合でも、放火には注意が必要です。
また、放火の被害は車そのものだけでなく周囲にも影響が及ぶため、放置するのは避けましょう。

買取価格が下がる

車は、新車登録から時間がたつほど価値が下がるのが一般的です。買取してもらうのであれば、思い立ったタイミングほど高価買取が期待できます。

動かせない車もそのまま放置すると、タイヤやバッテリー、エンジンなど正常な部分も劣化が進み買取価格が下がるため、早い段階で買取してもらうことが大切です。

動かない車の買取が可能な業者

ミニカーと丸の書かれたプレートを持つビジネスマン動かない車の買取ができる業者を紹介

「車が動かないのであれば廃車にするしかないのでは」と思う方もいるでしょう。単に廃車するだけでは処分費用だけがかかり、負担が増えますが、動かない車でも買取は可能です。

ここでは、動かない車の買取が可能な業者を3つ紹介します。自分に合った業者を見つけましょう。

廃車業者

廃車業者は車として再販しないため、動かない車でも買取が可能です。買取した車を分解し、パーツとして販売する廃車業者もいます。不具合箇所が少ないほど再利用できるパーツ類も多いことから、高価買取が期待できるでしょう。

動かない車でも、国産車は海外で人気です。少しの修理で走行可能であれば、海外への販路を持つ廃車業者により高い買取額で引き取ってもらえる可能性があります。

解体業者

解体業者は、廃車業者とは異なり、部品取りなどをせずに処分する業者です。車の多くは鉄でできています。鉄は資源としての価値があることから、引き取った車は解体後、そのまま捨てずにリサイクルするのが特徴です。

解体業者によっては、鉄くずの価格で買取してもらえることがあります。解体業者に動かない車を引き取ってもらうには、引き取るためのレッカー費用と処分費用がかかることを承知の上で依頼しましょう。

中古車買取店

中古車販売店の中には、中古車の販売だけでなく買取や下取りを行っている店舗もあります。下取りは、これまで使っていた車を引き取って査定し、新しい車の購入費用へ充当する方法です。

下取りは買取と違って査定基準が厳しいことから、動かない車はあまり評価が期待できないことも考えられます。廃車にする可能性があれば、そのための費用がかかることもあるでしょう。

動かない車を買取査定してもらうための準備

木製の車のおもちゃと見積書と計算機動かない車を買取査定に出す際の事前準備を紹介

動かない車であっても、通常の買取と同じく査定前の準備が大切です。まずは、車の付属品をそろえましょう。付属品の有無で車の評価は変わります。カスタマイズなどで外していた付属品があれば、用意するのがおすすめです。

ここでは、付属品の他、買取査定前の準備を紹介します。

付属品を確認

中古車買取業者に買取してもらうのであれば、査定前に付属品を準備しましょう。付属品があれば、部品取りや資源として評価してもらえる可能性があるためです。

査定時にあるとよい付属品には、エアロパーツ、ヘッドライトなどの外装品、カーナビやドライブレコーダーなどの電装品があります。社外品でも人気メーカーであれば高く評価されますが、純正品のほうが高く評価される傾向です。

付属品をそろえたら「車検証」「自動車リサイクル券」「自動車納税証明書」「自賠責保険証明書」「実印」「印鑑登録証明書」を用意します。譲渡証明書や委任状も必要ですが、買取業者側が用意するのが一般的です。

複数業者の査定額を比較

動かない車も、少しでも高く買取してもらいたいと思う方が多いでしょう。車を少しでも高く買取してもらうには、複数の買取業者に査定依頼することが大切です。

相場を基に査定額を決めますが、買取業者によって査定額に差があります。買取業者も、部品取り用として買取を目的としている買取業者、輸出を目的にしている買取業者などさまざまです。

買取業者の需要があれば、その分高い査定額が提示されるでしょう。

あらかじめ相場を確認

動かない車とはいえ、車種によっては古くとも新車当時よりも価値が高くなっている車も存在します。買取査定してもらう前に、相場を調査しましょう。動かない車を廃車にする場合、5,000円~1,0000円程度の価格が付けられます。

車検が切れているだけなど車のコンディションが良い場合は、不動車であっても高価買取されることもあるでしょう。少し費用をかけるだけで、車の価値が変わることもあります。中古車市場での価値をリサーチすると、査定額の妥当性も判断が可能です。

動かない車を買取に出すときの注意点

レッカー車で運ばれる車動かない車を買取に出すときの注意点を4つ紹介

自走可能な車であれば、公道を走行して買取業者の店舗まで行けます。動かない車の場合、どのような方法で買取に出せばよいのでしょうか。レッカー費用・税金・保険料など、動かない車を買取に出す際に注意したいポイントを3つ紹介します。

レッカーにかかる費用

バッテリー上がりなどの故障、車検切れを起こした車は公道を走行できないため、買取業者の店舗に自分で持ち込めません。自走できない車を買取業者に引き取ってもらうには、レッカーや積載車が必要です。

買取業者が用意したレッカーや積載車で車を運んでもらう場合、買取業者によっては「レッカー費用」を査定額から差し引くケースがあります。タイヤがないような不動車の場合、別途つり上げ作業が必要となることから、費用は高くなる傾向です。あらかじめ、レッカー費用の有無を確認することをおすすめします。

所有名義の抹消

車を売却する際には、車検証に記載される所有者名義が変更されます。この名義変更手続きは、買取業者に車を売却する場合は代行手続きを依頼するのが一般的です。しかし、知人同士など個人間で売買するのであれば、期限内に手続きを済ませる必要があります。

名義変更(移転登録)の有効期限は「15日以内」です。有効期限まで手続きすることに加え、3月末までに済ませるよう注意しましょう。15日以内であっても4月1日以降の手続きになると、自動車税の納税義務が発生するからです。

自動車税などの還付金

動かない車を買取に出し、廃車(永久抹消登録)されるのであれば、支払い済みの自動車税と自賠責保険料の還付を受けられます。

自動車税は、毎年4月1日時点のユーザーへ納税義務が発生する税金で、翌年3月31日までの1年分を前払いする税金です。廃車にすると納税義務が生じないことから、未経過分を月割りで受け取れます。

普通車のみ該当する制度であり、軽自動車税は該当しない点に注意が必要です。

自賠責保険料は、一般的に車検の際に2年分をまとめて支払います。自賠責保険の有効期間が1か月以上残っていると、還付対象です。

傷や破損部分の修理

へこみ・さび・傷などは、なければその分高く査定されます。メーカーによっては、ボディ表面に発生したさび、穴空きなどをメーカー保証で修理が可能です。メーカー保証が受けられるのであれば、修理した上で買取に出すことで、査定額アップが期待できます。

メーカー保証が受けられない場合、外観からは分からない骨格部分が損傷している場合は、修理せずに買取に出しましょう。骨格部分の修理は多額の費用が必要です。修理費用分がプラスされないだけでなく、減額される可能性もあります。

車を売るなら「リバティ」がおすすめ!

リバティ 堺大泉緑地前店動かない車の買取は大型総合店の「リバティ」にご相談ください

車の売却先に悩む方は、ぜひリバティへお任せください。リバティは京都府・愛媛県など関西地方と四国地方に展開する自動車販売の総合店です。

軽自動車・ミニバン・SUVなどオールメーカー全車種の販売と、買取専門店では出せない相場に近い価格での買取を行います。

大型専門店のリバティだからできる高い買取価格

リバティは京都府・愛媛県など関西地方と四国地方で展開する、車の大型専門店です。各メーカーの車を取り扱うリバティグループの総在庫数は、4,000台に上ります。

リバティの販売方式は、大量仕入れ、大量販売する薄利多売方式です。そのため、買取での利益を追求していません。

買取専門店は買取で利益を出さなくてはならず、市場相場よりも低い価格で買取る傾向にあります。買取での利益を追求していないことから、市場相場に近い価格で買取できるのがリバティの強みです。

車が動かないときのサポートも万全

新車・中古車問わず、何らかのトラブルで車が動かなくなることがあります。車が突然動かなくなれば、不安になる方もいるでしょう。リバティは購入後のサポートが充実していることも特徴です。

リバティの店舗には、車検整備を行う国土交通省指定工場、傷・へこみ修理を行う鈑金工場が併設されています。「車の調子が悪い」「定期点検をお願いしたい」「事故を起こしてしまった」など、購入後も車のことはリバティへお任せください。

まとめ

車を運転する笑顔の男性動かない車でも買取はできるが、時間がたつにつれ価値が下がるため早めの売却が望ましい

動かない車は、そのまま放置していても無駄な保管場所が必要なだけでなく、自動車税などの維持費もかかります。買取を依頼しようとしても、経年劣化によって思ったような買取価格で引き取ってもらえないこともあるでしょう。

車の売却、乗り換えを検討している方は、リバティをご利用ください。リバティは、関西地方と四国地方に展開する車の大型専門店です。薄利多売方式のため、下取り価格・販売価格どちらにも自信があります。

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